神抱く凪の姫 ~キレ神様、お目覚めにございます~ (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047289246

作品紹介・あらすじ

あまたの神が住まう八洲国。"神凪姫"の沙綾は、禍つ神をその身に抱き、微睡らせる役目ゆえにツライ・ダルい・身体が重いの毎日。しかし封印が解け、黒牙神・嵐嶺が復活!高笑いする嵐嶺…の前で、身体が軽い自分に大喜びの沙綾。青筋を浮かべる神に、すいません、登場からもう一度どうぞ-って本当に出直すんですか!?人間くさいキレ神様とのんびり姫巫女の、封じ愛・和風絵巻登場。

感想・レビュー・書評

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  • 途中で挫折、というカテゴリが欲しいね。
    面白いとか面白くないとかじゃなくて、キャラを受け付けないww あと、キャラ全体がうるさすぎて落ち着かない。

  • 期待していたストーリー展開はなく、自分には微妙な本となりました。
    ヒーローが邪神の割には終始軽いノリでストーリーが展開していきます。

    結局、三百年前に嵐嶺を封じたという天敵の生まれ変わりも偽物で、特に話が盛り上がる箇所もなく終わります。
    初代<神凪姫>の芙蓉と嵐嶺の関係も何かありそうで不明のままですし、皇子だった嵐嶺が無実の罪で陥れられた恨みとか、もっとシリアス展開があっても良いと思うのですが…。
    舞台は平安時代っぽいのに、やたらと登場人物達が「〜じゃね?」と最近の流行り口調を使うのも軽さを増長しているように思いました。
    きっと、深く考えずにさらっと読むお話なのだと思います。
    沙綾と嵐嶺の仲も恋愛未満で終わります。
    この点も自分には残念な部分だったのかもしれません。(^_^;)

  •  2014-05-04

  • 身の内に禍つ神を封印した主人公。
    ある日儀式中に、うっかり従者がやってしまったミスにより
    副作用から逃れられた喜びを、封印されて怒る神相手に
    心のままに語りまくっていく。

    いやでもこれ、この状態を3歳からやってると思うと
    神様<自分の幸せ、ですよね。
    それはもううっかりと、神様を放置して喜びまくる…。
    分かります分かります。
    神様は非常に残念状態、ですが。

    とにかく会話が面白すぎる。
    空気読まない、というよりは、自分正直主人公と
    突っ込まずにはいられない何かがあるのか状態神様。
    そして妹大事なお兄ちゃん…シスコン通り過ぎて
    将来嫁さんもらえますか? と聞きたくなります。
    それを言ったら帝もいい性格です。
    彼が容易させた『お弁当』の中身がすごくしりたい…!

    あまりなぶっちゃけすぎる会話内容に
    すっかり薄くなりそうな本筋ですが
    きちんと(?)怖い所は怖いです。
    うっかり想像してしまうと、ぎゃ~になる事は確かです。
    別の意味で、ぎゃ~w と言いたい所もありますが。
    何だか最後の方、そう思ってしまうからなのか
    無意識に口説いてませんか、これ?w

    ところで…案外、主人公腹黒さん?

  • 黒牙神を封じているために、産まれてから日々ツライ・ダルい・身体が重いの毎日を送る“神凪姫”の沙綾。
    キレ神様は、封印が解けると沙綾の命を奪うと豪語するが、身体が軽いことに大喜びの沙綾は、空気がよめない…?

    野夏菜さんの本だと、楽しみにしていたのですが、どうもノレなかったナ。キャラの勢いについていけなかった。
    ところで、続刊あるが、今度こそラストまで書いて欲しい。切望
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3086.html

  • 表紙を見て買ったのですが、モノクロだと画力がガクッと下がって残念でした。

  • 一気読み。あっさり、さらっと。
    深く考えずに読んだ方が良いと思ふ。

  • 祟り神と神凪姫の掛合漫才で終始するオトボケコメディ。二人の会話はそれなりに軽妙で面白いのだが、なんか内容的には有耶無耶なところが結構あったような。…つーか、有耶無耶と言えば、これの前の作品はどーなったのか。おわってないよね、姫禁。出るよな?続き…。

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