魔法少女禁止法1

著者 :
  • エンターブレイン
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047291744

作品紹介・あらすじ

『魔法少女禁止法』制定から10年。異世界からの侵略者を倒し、強大な魔法少女の力は不要とされた世界。その世界でただ一人、「悪党」を退治し続ける最後の魔法少女がいた。彼女の名はおしゃれ天使スウィ〜ト☆ベリー。別名"フリル服の悪魔"。ベリーに惹かれた少年・佐倉真壱は、幼馴染から借りた魔法ステッキで変身し"魔法少女の弟子"となる。夜闇の活動の中で「魔法少女狩り」を察知した二人は、元魔法少女たちに警告してまわるが-。

感想・レビュー・書評

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  • 魔法少女達が地球の危機を救ったあと、その能力の高さが恐れられ魔法少女禁止法が発効された世界で、幼なじみの少女から元魔法少女であった少女の姉のスティックを借りて魔法少女に変身する少年(?!)の話。

    この訳のわからない世界観を作った作者には感心するのである。魔法少女ものアニメとアメコメをパロッた作り込みも面白い。表現がグロいと著者も語っているし書評などでそう書く人もいるが何せライトノベルなのでグロいと言ってもやはり軽い。これをグロいと言っていては大人の小説は読めません。

    元になる魔法少女が私の世代から2世代ぐらい若そうなのでこれはこういうのをパロッテいるというのは判らないがまあ、なんとなく雰囲気は判る。

    残念なのは、一巻とは書いてなかったのでてっきり1冊で完結かと思っていたらラノベ式だらだらシリーズ化であるらしい。2巻目以降もだらだら読むつもりは全くない。

  • 内容のバイオレンスさとちょっとしたアタマ悪さがぷりっちに似てる様な気がしましたが、たぶん気のせいなのでやっぱいいです

  • 魔法少女が悪の枢軸を倒したその後。ちょいちょい精神的な痛さやグロさを取り入れて、わざとゲスい感じ仕上がっている。こういう魔法少女ものが最近の流行なのだろうか。一番グロい(というか具体的な絵づらを思い浮かべたくない)のは、スウィ~トミルクだと思う。

  • 面白い…んだけど…。なんかなぁー。と言うのが感想。
    ストーリーも結構面白いとは思うんだけど、なんせ表現がひどい…グロすぎる…。もうすこし柔らかくは出来なかったのだろうか…。
    あと、ネタがわかってる分のやつはなかなか、あっ!この魔法少女はこのネタか!ってピンとくるのは良かったと思うんだ。そんで、核心に迫る部分も良かったと思うんだ。
    なんだけど…。残虐シーンはせめてもうすこし柔らかくしてほしかった…。ちょっと気持ち悪くなってしまったので…。まぁでも引きがすごく気になるような終わり方だったので続きは楽しみ。

  • 魔法少女禁止法 1  (けーた)
    http://blog.livedoor.jp/akinator/archives/33655939.html

  • いわゆる敵を倒したあとの魔法少女のその後の話。
    中盤が少々動きに乏しいのだが、魔法少女をやめた者、未だに戦い続ける者、強姦の末殺された者、精神病院に入れられている者など、様々な末路を描いていくるからか意外と退屈はしない。

    後半にかけて急激に話が動き、様々な情報が明かされ、意外な展開も示してくるので、次が楽しみではある。

    分厚く見えるが中身は文庫一冊分なので、値段が少々お高く感じるw

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著者プロフィール

ライトノベルにゲームにアニメと、マルチに活躍中の小説家兼フリーライター

「2016年 『ラスボスちゃんとの終末的な恋愛事情《ハーレム・ルート》2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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