継母ですが? もう1つのシンデレラストーリー

  • エンターブレイン
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047291775

感想・レビュー・書評

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  • 突如家に人が増える、自分のペースが守られない。
    互いに言いたい事はあるでしょうが
    これは継母からの言いたい事。

    所詮女は、生まれた時から女です。
    一番を争ったり、邪魔ものを排除しようとしたり、は
    当然というか、当たり前。
    どううまく回して行くか、という現実が
    山としてそびえ立つものです。

    その点、躾をするは実親、という選択はいいかと。
    何があろうとも、継母だから、と言われるわけですし。
    この本の継子は、自分をシンデレラにしたわけですし
    そうなっても仕方がない未来を選択しています。
    そうならないで済んだ事に気付いて、自分が吐いた嘘が
    どういう形で回ってくるのか、いつか気付くのでしょうか?

  • そっか。バツのついている人が多いってことは、ステップファミリーも増えてるってことなんだ!
    パラレルワールドでは私にもあり得たことなんだよねぇ。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    何によらず物事は一面だけで語れるものじゃない って気をつけてはいるんだけど
    物語では、ついつい語り手や主人公目線で見てしまう。
    「シンデレラの継母」だって、もしかこういうことだったのかなぁ。
    他人同士が家族になるって、少なくとも夫婦は自分達で選択したことだからまだしも、子ども達はたいへんなんだろうなぁ。
    そんな子ども達を抱えてさ、だましだましでもなんとか家庭を運営してく継母さんがたも実際に多いんだろうねぇ。
    世の中は偉いひとで満ちてるなぁ。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    でも、この本に共感はできないんだよね。
    バツライフの気儘さを謳歌しているからでしょか。
    ただ、3回も結婚しているというバイタリティに拍手です。

  • 継子は継子の問題があるけど、継母は継母の悩みがある上に理解されない!
    他人は他人と割り切るの大事。

    それにしても、実子も名字が3回かわってて、ほんと「結婚したら名字をどっちかに合わせる」って時代錯誤なんだなーと思う。別姓婚認められればいいのに。

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著者プロフィール

作家、家庭問題カウンセラー、NPO法人M-STEP理事長、国際ロマンス詐欺ジャーナリスト。1964年、東京都葛飾区生まれ、千葉県柏市育ち。10代でアイドルグループのメンバーとして芸能界にデビュー。1997年12月にインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を主宰。3度の結婚・離婚・再婚などの経験を生かし、家庭問題カウンセラーとして雑誌、テレビなどに多数出演。2014年、シングルマザーとステップファミリーを支援するNPO法人M-STEPを設立。2016年よりシングルマザー支援の一環として「ストップ! 国際ロマンス詐欺」サイトを立ち上げて注意喚起をおこない、ジャーナリストとして活躍中。

「2019年 『国際ロマンス詐欺被害者実態調査』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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