ギャグにもほどがある (ビームコミックス)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 43
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・マンガ (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047292093

感想・レビュー・書評

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  • これもBBの本屋さんでふと購入

    この漫画、ほんと何十年かぶりに、
    すごいのに出会った!
    「キャッ!!!」と心の底から喜んだ、
    面白い、面白い、漫画だ!

    これは高校時代の友Yに伝えなければ…!と
    思ったのだけれど、
    それをきっかけに
    「じゃぁ、久しぶりに会わない~?」となると、
    なんだか面倒じゃのう…と、
    心の準備とイメトレをしているところで
    まだ連絡してはいません。
    (よっぽどその方が面倒くさくはないのかい?)

    さて、色々な漫画のパロディ(題材は一休さん!)が
    もう、凄すぎて、
    心の中で正座して読んだ「日出処の天子」までもが!
    これには神罰が下るような気がして多少慄いた、
    けれど、笑った!

    また、同じ山岸涼子先生の「舞姫 テレプシコーラ」も!
    その他、江古田ちゃんや、エロイカ、ちはやふる、などなど…

    そして、赤穂浪士の「討ち入りのしおり」で笑い転げ、
    なんだか可愛いようにみえて、全然可愛くない
    あざらし「べんちゃん」で撃沈。
    (はたはたしたり、きゅっきゅっしたり)

    しばらく読んでいたら、またべんちゃんが出てきて、
    「もう!」と口に出して言ってしまった。
    (でも、私の家に来てくれても、良いよ)

    細かく、色々と描きこんであり、
    文字もたくさんあるところがあるので、
    読むのに時間がかかりますが、
    そこもまた、楽しい。

  • タイトルに虚飾、誤表示、誇張、一切無し
    私、好きですねぇ、この手の全力で馬鹿馬鹿しいギャグ漫画は
    小難しい教訓とか、作者が日頃、感じている事を伝えたい、みたいな立派な漫画家みたいな事を考えないで、ともかく、読み手を笑わせる、その一点だけに力を振り絞ってるって感じの内容です
    ちょっとした事で好きな人に誤解された、自動販売機にお金を入れても商品が出てこず、お金も戻ってこなかった、鳥の糞が頭に落ちてきた上に犬の糞を踏んだ、授業で五回連続で指された、程度の悩みや不安くらいなら、これを読んだら、一気に吹っ飛ぶハズ
    正統派なギャグ漫画としての“単純な腕力”で勝負してくるので、実に好感が持てます
    パロディ漫画を毛嫌いしている人は割りと多いですが、私はむしろ大歓迎ですね。もちろん、そのパロのレベルにもよりますが、この一冊は上の上なんで、無問題です
    パロディにされるだけ、その元ネタになった作品が愛されていて、別ジャンルの笑いや衝撃を読み手に与える事で、オリジナルの魅力が深い所から引っ張り出される、と私は思うんですよ
    上野先生の本来の画が上手いのか下手なのか、微妙なラインにあるからこそ、余計に○休シリーズに、私は笑い転げてしまいました
    シュールっつーより、もっと突き抜けた感のある漫画を描く漫画家の先生ですね、上野顕太郎先生は
    次回作が楽しみすぎるにもほどがある

  • 前半がちょい冗長だったのが玉に傷だが、そこはウエケン、安定した盤石の面白さ。これほど安心して読めるギャグマンガも珍しい。

  • 分厚くて、読み終えるのに2日かかった。
    (通勤の電車移動時間内)
    ほかの、本や話の知識があったほうが、
    おもしろいかも。

  • ギャグだが、大真面目にくだらないことをやっている。毎度のごとく見事だとしか言いようがない。
    重箱の隅をほじくりつつも漫画愛にあふれる国際漫画会議。
    一休さんパロディ「◯休祭り」で始まり終わる構成だけでも、とっても満足。

  • 中身がぎっしり詰まっていて、必然的にじっくり読むことを求められるのがうえけんの単行本。科学者の論文を読んでいる感じというか、研究結果がまとめられていると思っているので、そういう読み方をしないと楽しめないんだという姿勢で読んでます。実際そうだし。

  • 爆笑。画力が素晴らしすぎる。

  • ちょっwwこれヤバイwww。挑戦作!問題作!ある意味、踏み絵。短いページに名作のキャラとネームの特徴を投影する技と力に脱毛。

  • 漫画好きなら大爆笑必至だけど、漫画好きでないとわからないものも多い。

  • 「日出処の天子」「エロイカより愛をこめて」「ザワさん」「テレプシコーラ」「江古田ちゃん」などの名作が、なぜか全て一休さんになってしまう「○休」シリーズ。あの「鷹の爪団」が登場する映画パロディ。雑誌「ビーム」の主役たちが集結して宇宙の危機に立ち向かう「キャプテントラウマ」。作者の奇想と着眼点、すさまじい画力が炸裂した不条理の宝箱。この、全力でバカをやりつつも脱力っぷりが半端ない感じが好きである。

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著者プロフィール

心底しょうもないネタをあらゆる技法を駆使し圧倒的なクオリティで描く、非経済的なギャグ漫画家。1983年「週刊少年チャンピオン」からデビュー。以後各誌で『朝日のようにさわやかに』『帽子男は眠れない』『ひまあり』『五万節』などを発表。2011年『さよならもいわずに』が文化庁メディア芸術祭で推薦作品に選出。1998年から「月刊コミックビーム」で『夜は千の眼を持つ』を連載中。近著に『ギャグにもほどがある』『いちマルはち』『暇なマンガ家が「マンガの描き方本」を読んで考えた「俺がベストセラーを出せない理由」 』など。

「2016年 『夜の眼は千でございます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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