オーバーロード5 王国の漢たち [上]

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 683
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047292598

作品紹介・あらすじ

リ・エスティーゼ王国は、裏社会を牛耳る巨大組織「八本指」の脅威にさらされていた。その時、この国で己を全うする男たちが躍動する。アインズの命をうけ、情報収集の目的で王国に潜入した鋼の執事・セバス。"黄金"王女に忠誠を誓うも、己の弱さに苛立つ日々をおくる熱き兵士・クライム。圧倒的強者を目にし、抜け殻状態で王都に戻ってきた武の求道者・ブレイン。崩壊寸前の王国を舞台に三人の男たちがそれぞれの信念を胸に裏組織と対峙する!

感想・レビュー・書評

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  • セバスの巻。
    八本指との本格的な闘いへ。
    タッチミーが作ったとはいえセバスはやけに人間くさい。6巻王国の漢たち下巻へ

  • へぇ〜、そういう流れだったんですね
    アニメ版を見ているので、ビジュアルをリンクさせつつ
    なんとなく見てた話がしっかりと内容入ってきました。
    セバスチャン、かっけえっす
    続きも(知ってるけど)気になるっすね

  • アニメ4期まで視聴済。

    うおー、面白い。
    セバスとツアレの出会い、そしてクライムとブレイン。
    蜥蜴人編以上に視点が切り替わりながら進みます。
    会話劇のないシーンで顕著ですが、各視点ごとにディティールに富んだ描写が、本作の特徴であり魅力だなと感じます。

    ◆今更の気づき
    文字は異なるのに言葉が通じる現象は、かつて誰かが使用した世界級アイテムの影響なのかと、今更気付きました。
    まさに世界級アイテムらしい効果。
    あくまで設定上のものなので今後明言されるかは不明ですが、こういった背景を色々考えるのも楽しいですね。

    ◆忠義
    至高の御方への忠義を貫き通すソリュシャンと、忠義を胸に生き抜くクライムと、忠義を踏まえつつも胸のうちから溢れる(セバス曰く)"呪い"との狭間で悩むセバス。
    様々な在り方が見えて興味深い。
    一見冷静で完璧に見えるセバスが、人間味溢れる苦悩に揺れているというのが、とても面白いです。
    また、表情や態度から真意の見えづらいソリュシャンですが、彼女の忠義に胸を打たれます。
    漫画版でもソリュシャンの掘り下げはあったのですが、いやー、原作素晴らしいですね。
    語彙力ない表現でアレですが、凄くたまらない感じがしました。

    ◆アニメの表現
    「クライム君、俺は右をやる。君は左だ」
    セバスを狙う暗殺者と対峙したブレインが言うこの台詞。
    アニメを観たときに「おや」と思っていたんですよね。
    左にいるブレインが、わざわざ立ち位置を変えて右の敵と戦うと言った理由は何だろうと。
    多分弱い方をクライムに向かせたんだろうなと思って観ていたんですが、原作を読んで予想が当たっていたことが確認できました。
    ブレインの判断をちゃんと映像に落とし込んでいる
    アニメスタッフに感謝と、そういう縁が成った喜びを感じました。

    ◆巻末のキャラ紹介
    セバスのパラメータ強すぎで笑いました。
    出来ればガゼフやブレインも何レベル相当か見たかったですね。
    本編だけでなくこのコーナーも好きなので、今後の巻も楽しみにしていきたいです。

  • アニメは視聴済みだけどすっかり忘れている。セバス、クライム、ブレインという3人の漢を軸に展開する。セバスは外から見れば、強くて優しくて紳士的で、あれ?いい人じゃんと思えてしまう。以前の巻でコキュートスに対しても思ったことだけど、アインズの命令に従いつつも、自分の中にある行動原理は抑えられないという点が感情移入しちゃう要因なのかも。下巻につながる最終章でのラナーの本心、ゼロたちの行動、これからアインズに怒られそうなセバスに興味津々。第6巻へ急げ。

  • オーディブルにて。

    前編後編に分かれる長編。
    描写が丁寧な分、やや冗長。

    これまでの巻は1.2〜1.5倍速くらいで聴いていたが、本作は2倍速にして聴いた。紙の本でいうところの読み飛ばす感じ。


    誤解が誤解を生みそうな展開でセバスがアインズに直接対面するまでヤキモキしていたので、無事に事が済んでホッとした。
    とはいえ、今度は知った顔ぶれが戦い出してヤキモキヤキモキ。4巻までテンポ良く進んでいただけに、このヤキモキ展開が面白くももどかしい。

  • アニメ2期の後編(の前半)。2巻だか3巻でシャルティアに天狗の鼻をへし折られたブレインが立ち直ってかっこいい。これだけの戦士?なのに初心に戻ったのかやたら素直で他者への敬意を持つってなかなかできないよね。こうでなければガゼフとの友情も芽生えなかったような気がする。
    王都に巣食う裏社会との戦いが中心だがツアレを拾うセバスのいい人感も半端ない。(人じゃないけど)
    次巻も期待。

  • 優秀な部下がいると、なんだか知らないうちに上手くいってしまう。サクセスストーリー?

  • 彼に与えられた任務からしたら、筋が違うのかもしれないけど、アインズさんが考えている目的からすると、最善の選択をしているセバスさん。
    ただ、他のメンバーの性質的に、なかなか分かってはもらえないのね。
    トップの理念がなかなか伝わらないのは困りものだけど、もともとの存在の性質が真逆なんだろうな。
    トップは頑張らないとね…。

  • (上下巻共通)
    セバス大活躍。
    バトラーネタ好き大喜びじゃないでしょうかね。(^^;
    主人公が自分の属していた世界ではないからとはいえ、結構エグいことを平気でするようなところが目立つシリーズですが、今回なんか、戦場になった街は本当に可哀想な感じですよね。(^^;
    ナザリックのレギュラーメンバーが出てくるのがちょっと遅めでしたが、冒険者のキャラクターが良かったので、それはそれで良しとしましょう。
    もっと、派手な活躍も見たいところではありましたが。

  • コーヒーブレイク本。

    大魔法使い「アインズ・ウール・ゴウン」の命をうけ、王国に潜入した鋼の執事・セバスと、リ・エスティーゼ王国の裏社会を牛耳る組織「八本指」謎の激闘(?)をつずった、ダークファンタジー小説の第5巻(2013/12発行)。

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