“六条” ヒカルが地球にいたころ...... 9 (ファミ通文庫)
- KADOKAWA (2013年12月26日発売)
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感想 : 17件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784047293199
作品紹介・あらすじ
帆夏と葵の告白に返事ができないまま、夕雨と再会した是光。「わたし、笑い上戸になれた、かな?」朗らかな夕雨にドキドキしつつも、揺らぐ自分の心に戸惑うことに。そんな時、学園にまたもや不穏なメールが飛び交いはじめる。『ヒカルの君を巡る女たちは、赤城是光が虞美人の名のもとに断罪する』-。メールを気にするあまり、ぎくしゃくし、すれ違っていく是光たち。それを嗤うメールの送り主の、真の標的とは…!?大人気学園ロマンス、第9巻!!
みんなの感想まとめ
複雑な人間関係と感情が交錯する学園ロマンスの物語が展開され、登場人物たちの想いが絡み合っていく様子が描かれています。是光は、夕雨や帆夏、葵との関係に揺れ動きながら、告白の返事をすることができずに戸惑い...
感想・レビュー・書評
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想いを寄せる者たちに。
本心から発した言葉であっても、特別な一人ではなく他にも言っていたら軽い言葉に聞こえてしまうのかもな。
状況を常に把握していれば、一人で抱え込むように仕向けるのは簡単だろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらりと告白したり終盤格好良く登場したり前巻に続き朝衣が素敵。是光の選択は、振り回されていたけれどその押したり引いたりが良かったのかな。個人的にはちょっと残念。。一朱がほろほろと崩れるところが胸に迫って、一時的に嫌悪感も薄まって、良かった。六条の正体は意外。でも確かに伏線はあったかもと思わされた。
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今まで様々なヒロインに
精一杯の優しさや守ってやりたいという熱情を
傾けてきた是光くん。
ここに来てそれが、案外と残酷なのではなかったかと
気付かされます。
きっかけは以前からあった悪質な誹謗中傷のメールが
エスカレートしてきたこと。
夕顔=夕雨ちゃんが帰国し初恋が再燃するのを
感じる是光くんですが、
前の巻で葵ちゃんと帆夏にも告白されていて、
ただ優しいとか守りたいでは済まなくなってきます。
メールの内容に従って、すべてのヒロインに何らかの
具体的な被害が出てくる中
それぞれのヒロインたちは是光くんをめぐって
争い始めて、一見騒然とした感じ。
今まで個々の事件を解決するときの彼の優しさは、
どの女の子もある意味都合よく身を引いたり
自分の中だけで恋心を収めてくれていたから、
男として「守ってやる」と言って、
その時限りの擬似恋愛をして
話にケリがついてきたのだということが
露呈してきます。
もちろんこんなきついことは、
是光くんは考えていませんけれども…。
実際には、友達として守れる範囲と
彼女たちが欲する、本当の愛情から湧き上がる
「護りたい」
という行動は、全く違う深さの
ものだということを
是光くんは知ることになるのです。
真剣に相手を思っての行動は確かに真摯。
だけれど、女の子としての魅力に惹かれながら
その場限りの恋を無意識に紡いでも、
その後にはどうにもならない寂しさや恋しさを残す、
時に残酷なこと…だと思うのです。
救いのあと、が本当に大事なのですものね。
他方、ヒロインたちの清純な愛の対極にある女。
六条。
いろんな妄執の凝ったような、
どす黒い女の闇を纏った人物の正体が
明かされますが…。
夕雨ちゃんへの…というより…
性的な女という存在への、
この人物の憎しみの激烈さは…怖かったです。
ゆがんで壊れてしまった人の狂気を、
是光くんは友情で救おうとしますが、
おそらくあれは無理かな…。
愛されない人間ってああもダメになるものかしら。
そしてまさかの黒幕の存在が出てきていますね。
これは次の巻で全て明かされるでしょう。
ヒカルくんもただふわふわしてはいられません。
このお話を恋物語としてじゃなく友情の物語と見た時
ヒカルくんと是光くん・葵ちゃんと朝ちゃん・
月夜子さんと是光くん、
などの友情は見ててすごく気持ちがいいです。
これが、是光くん・帆夏・みちるになってくると
それこそ女の計算みたいなのも混じって
あまり好きじゃないの。
あのもたれあう感じがどうにも嫌いで…。
当人たちはそんなことないんでしょうね。うん。
個人的にはしーこちゃんが
ビシっとあんたは圏外って
言われてすっきりしました。
あの子が私は大人だの女にしろだの言ってるの
マジでうざかったので…。
それにしても原作の六条御息所は、もっと素敵で
悲しい女性です。確かに重くウザく、女ですが
源氏との訣別の場面は、せつなく美しいので
ぜひその魅力も知っていただきたいですね。 -
ふたを開けてみれば、
一朱もかわいそうな子だったんだね、っていう。
是光のヒーローっぷりもさらに磨きがかかって、「えぇい、ままよ!」(笑)
そして、事件の真相へと近づくように次巻へ話が流れていく。
しかし愛人とか愛人とか愛人とか
ラノベにしてはドロドロしてませんかね?
ここまで読んでいて今更なんだけれど。 -
どうやってまとめるのだろう?と思って読んでいたら、なるほどな展開。
少し弱いかな?と、思っていたら、意外な展開。
あなどれない。 -
ついに残すところあと1冊です。
実はこの巻は未所持だったのに最終巻をゲッツしているので、
早く読みたかったのですがやっと読めました。
対象の女性・表紙から覚悟して読め臭ぷんぷんですが、
起承転結の転なこの巻、この巻を読まずして最終巻に
進むなかれ!でした。
気になっていたことがほぼ吐き出してくれました。
私が1番応援していた子はその吐き出してくれたことを
体現してくれてる子だからこそ好きだったのもある。
なのであああ泣けました…が、
まだ最終巻じゃないので、どう着地するか楽しみ。
最終巻とは前後編的です。まぁ奴はイカレてるが
ラスボスってほどの力は到底ないもんなぁ…
クライマックス、楽しみ! -
オーストラリアから一時的に日本へ戻って来た、夕雨が中心のお話。
2巻 夕顔の頃と比べると見違える程に夕雨が成長していて驚いた。2巻の頃の夕雨も好きだったけど、今の夕雨も個人的には好きかな。 -
一朱の変態ぶりには相変わらずだった。(BLもありという面で)
是光の恋愛事情も最終回を前に一区切りしたし。
ただ、「琴吹ななせ」のような展開になりそうでちょっと不安。 -
是光ついに修羅場ルート突入、主人公だもん仕方ないね。9巻。
待ちかねた夕雨の再登場。暗躍する一朱と飛び交う怪メール。奔走の末の是光の選択、といった内容。
一朱兄さんがクレイジーすぎて笑えないが最終的に笑える。いわゆる守ってあげたい系のヒロインが成長するのはいい。
残り1巻、終わりは匂わせるがどう終わるのか想像がつかない。 -
おいい前回の感動を返せえええええ
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帰国した夕雨を中心とした、ヒロインたちに訪れる、六条の呪い。
そしてその騒動の中で、是光が出した一つの答えは―。
珍しく新キャラの登場しなかった今回は、これまで登場したヒロインたちによる一騒動。
こういう展開になってくると終わりが近づいてきたなという気がしますね。
赤城家での勢揃いの場面にはさすがに迫力があったな。
是光が名実ともにハーレムキングとなった瞬間といってもいいでしょうw
また、ちょこちょこ登場した頭条もいい感じのネタキャラと化していて。
なかなか楽しい場面の多かった今巻です。
さらに、帰ってきた夕雨の
「わたし、笑い上戸になれた、かな?」
というセリフには、圧倒的葵派な私も心が動かされかけました。
この子もいい子やね…。
メインとなるストーリーはややパワー不足なきらいもあるものの、
この巻はラストの展開や薄荷さんことミコトの一幕を入れるために書かれた、クライマックス前の準備の巻と捉えるべきでしょう。
最終巻は、原典でも源氏の最愛であった藤壺の宮をモチーフにした「藤壺」。
シリーズが終わってしまうのは寂しいけれど、是光やヒカルの出す結論を心待ちにしようと思います。
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著者プロフィール
野村美月の作品
