おこぼれ姫と円卓の騎士 伯爵の切札 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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本棚登録 : 200
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047293847

作品紹介・あらすじ

デュークがキルフ帝国でこぼした台詞が忘れられないレティだが、一旦頭を切り替え、次の王の専属騎士勧誘に動き出す。候補は、若くして未亡人となった女伯爵マリアンネと、流行には敏感だが幼女趣味の伯爵子息ウィラード。しかしマリアンネには"個人的な事情"であっさり断られ、ウィラードは多忙でつかまらない。ようやく交渉できたと思いきや、ある条件が出され…!?最強女王伝説、第8弾!

感想・レビュー・書評

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  • レティーツアは立派過ぎるよ。凛々しくて可愛くて、王としての力量も着々とつけ、人柄も温かみがある。完璧!!でもねえ、こうなると本人も苦しいし、作者も苦しいね。後世、愛人王と言われるということで、無理やり恋愛を持ってこようとしているけど、今の感じじゃ、恋愛体質じゃないなあ。どっかで、転換したいところかな。いや、今のままでも、小説自体は立派な政治的な要素をしっかり持った王国物だ。今回も、人身売買の組織を、とんでもない方法で追い詰める。しかも、第6,7の円卓の騎士まで手に入れる。恋愛の雰囲気はないよ。レティが恋愛でめろめろになるなんて想像できないから。

  • 実は女王となるべくして生まれたレティの奮闘。今回は、「騎士」を求めてある危険な任務に取りかかるレティです。毎回楽しませてくれるなー。今回は、お待ちかねの○○候補が登場してくれてやったー!かしこそうな子だけど、年上としてレティを見守ってくれるのは、やっぱり伯爵夫人かなー。最近レティが一人ががんばっているような気がするので、もう少し王たち&騎士たち&王子たちにも活躍してほしいわ!安定して面白いシリーズです。おすすめ。

  • 今までは騎士らしい騎士が多かったけど、今回は毛色の違う人たちが騎士になりましたねー

    それにしてもこの終わり方。。。
    そっちじゃないよー!と教えてあげたくなりますね笑

    2017.1021

  • 面白かったー!!
    この人!と定めてナイツオブラウンドに勧誘する流れ楽しいね。マリアンネもウィラードも良いキャラー(*´∀`*)
    後世で愛人王と呼ばれるからには、残りの騎士みんな男性かと思ってたけど、女性もアリだよね、そうだよね。
    喪服の美女×王女様の禁断の恋ってオイシイもんね!
    すごいなあ、誰とかけてもオイシイなあ。
    こうして歴史は作られるのですな。

    気にしていたレティとデュークの恋の行方は、新たな二人の騎士の言葉に背中を押されて、良い方へ転がるかと思いきや、「違う!違う!そうじゃないーーーーーー!!!」な方向に転がりだしてしまった。
    まだ前途多難っぽい……。

  • 新たに、頭の切れる騎士二人と、未来のメイドを手に入れることになるレティー様。

    メイド姿のレティ様が、デュークにボタンつけてますよ。
    なんて情けない口説き… 
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3663.html

  • 6番めの騎士が決定?
    しかし王女もどうしてこう不器用なんだか。
    まだまだ道は険しそうですが次巻がとても待ち遠しいです。

  • メンバー加入と次回への伏線のための小休止紛いの回。
    前回の話における結論というか、そこに関する騒動は次巻となってます。
    新規の騎士が増えるんですが、一人は予想通りでもう一人は新メンバー。相変わらず個性豊かな面々が増えるたびににやにやします。

  • 前回よりは面白さ回復。
    やっぱり恋愛に重きをおくよりも
    王になるための過程が、いい。

    冒頭の振り返り部分で、レティが
    王様に指名されて驚いた的な事が
    書かれてるけれども
    元々知っていて準備していた設定は
    どこいった???
    一番重要な部分を適当にするのはやめて欲しい。


    王の間が、ほとんど意味を成さなくなってしまって
    なんだか物足りない。
    現実の人達にその分シフトしているのは
    わかるのだが…。

    騎士を集める事だけに集中してしまうのも
    物語を単調にしてしまうような気がするし、
    人が増えることによって
    キャラをいかせないのもつらい。
    12人もいらないかも。

    個人的に最後の騎士二人は
    兄ちゃんズであってほしいので。

  • シリーズ8巻目。

    今回は新しいナイツオブラウンドが2人加わります。ただし、2人とも一筋縄ではいかない。そんな2人(ロリコン伯爵と美貌の未亡人)を騎士に迎えるために、2人が条件としてレティに提示したのは、ある少女を救うために変装してあるオークションに参加することで・・・。

    新しい騎士は今までも登場してきたあのロリコン伯爵(笑)と、若き美貌の未亡人ですか!!そんな面白い2人が仲間になるのかとワクワクして読み始めました。けれど、2人とも個性豊かな分、騎士になるのにも一筋縄にはいきませんね(笑)
    今巻の見どころはメイドと人形に変装したレティと大王イカでしょうかww
    レティにボタンをつけ直してもらっている所とかちょっとキュンキュンしたのに、ラストではレティが何やら決意を決めてるし、この先どうなるのか気になります。恋愛要素は増えていくのかなぁ・・・

  • おお^^一挙両得+アルファ。12人まであと5人か~。色んなスペック取り揃ってきましたなぁ。と、感心していたらラストのレティの決断、は?なにそれ?もしかして大いに間違った方向性じゃない?誰かレティに恋愛指南してやって!

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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