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Amazon.co.jp ・マンガ / ISBN・EAN: 9784047294141
みんなの感想まとめ
業界の厳しい現実を鮮明に描くこの作品は、出版やゲーム業界の構造的な問題を鋭く分析し、読者に考えさせる力を持っています。鈴木先生は、出版不況の背景や、マンガ家の二極化について辛辣に語り、特に「新刊を出さ...
感想・レビュー・書評
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わかりにくいことをわかりやすく(しかも辛辣に)表現することで定評がある鈴木先生の、出版業界への(ある種の)殴り込みをかけているマンガ。
1巻の冒頭で「出版不況」のカラクリを説明され激しく納得した。
1990年代のインターネットの出現来、深刻化する出版不況。
しかし、それでもマンガの新刊は1日33冊(年1.2万)も出版される。
それはなぜか?
つまりそれは「新刊をすらないと死んじゃう病」にかかっているせいであるしている。
つまり、出版業界では、売れ残りをお金ではなく「新刊」で補充する制度があり、どうせ補充するなら、すこしでも一発アタル「新刊」で補充しようとするギャンプル体質が骨の髄まで染みているせいである、と冒頭から喝破している。
ちなみにマンガ家は日本で7000-1万人いる。
だが、ここでも格差が広がり、一部の勝ち組(確実に稼げるグループ)と無数の底辺所得者(あてるための当て馬)の二極化が進み、鈴木先生自身のような中流漫画家が激減し、厳しい時代に。
つまり、鈴木先生が「食えない」のは「才能ではなく、構造の問題」とする。
そこを生き抜くためには、編集者に頼っていたスキルをある程度自分で代行し、セルフプロモーションをかまして、自らが自らを売り込むスキルも必要と説く。
また、2巻では出版業界と同様、すでに飽和してい久しい「ゲーム業界」が舞台に。
据え置き型ゲームで成功したの大御所を登場させ、昨今の課金で稼ぐスマホゲームに毒を吐かせる。
・ゲームは『最初に払った金で最後まで遊べなければいかん
・ゲームはいかに多くの「努力」をさせるかが大事。
・リアルマネーはその過程を飛ばしてしまう「麻薬」
など、かなり、職人魂炸裂でしびれたw
私はオッサンキャラ好きだが、それをさしい引いても「ゲームの本質」をついた発言に思う。
また、彼曰く、
・人を一番成功させることは何か、という問いに「先達がいないこと」と言っている人がいた。死ぬ気で試行錯誤を繰り返すようになるから。
だそうです。
ストーリー漫画的な情緒的な感動、というより、腑に落ちる爽快感を提供してくれた「社会の教科書」的なマンガだった。
そのへんの「もやもや」を的確についてくれる鈴木先生が、人気なのもわかるなーと思った作品だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
15/08/10、ブックオフで購入。
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みそ先生が実際に行った"電子書籍の個人出版"への道程を、フィクションの物語に乗せて展開する第1巻。とにかく、かなり詳細に書いてあるので、フツーに漫画として読むだけでなくて、それこそ自分も個人出版やってみようと思ってる人への参考にもなるんじゃないか…と。
個人的には、編集長による版権モノについての発言の部分がなかなか生々しく感じてね…。ちょうど某社のアレが勃発した時期に読んだもんで。 -
この作者の本は先に限界集落温泉を読んでいたが、取材がしっかりしているのかディテールが細かくて読み応えがある。マンガ業界に偏向した内容ではあるけれど、出版、電子書籍事情も実情に近いので業界動向入門としても読める。
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掛け値なしに面白い!出版境の現状から電子書籍出版の現場まで。天才コンサルタント仁五郎、そこへ職場体験にきた女子高生ナナ、貧窮した漫画家鈴木みそ吉を軸にすすむ物語。泥船にもチョコレートでコーティングして差し出します、だってクライアントに『希望』を差し出すのが仕事だから、って言葉が目に留まる。
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さすがパイオニア漫画家、鈴木みそ。
切れ味鋭い論評とモルモット並みの実験で電子書籍業界のタブーに切り込んでる。
CDじゃなくてライブで生活するインディーズバンドみたいなヒリヒリした感じが伝わってくるなぁ。
音楽や出版に関わる人は絶対読んだ方がいい! -
電子書籍についてのルポ漫画。
虚実が入り交じり、どこまでがフィクションなのか分からなくさせる。作品にエンターテイメント感を出す作者の意図でもあるが…。
作者自身を登場させ、出版業界の構造的欠陥や現状、電子書籍の将来性などについて描かれている。
なかなか面白かった。 -
ドキュメント(?)漫画。
出版業界と電子書籍の現在と未来が分かる!…かもしれない。 -
電子書籍なー
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ゲームに関係する漫画ではおなじみな漫画家 鈴木みそ。と、電子書籍。はて?
ご本人があとがきで記してますが、
『鈴木みそ吉はどこまで鈴木みそなのか』
読んでるこっちも分からなくなるー、うー。
「電子書籍の未来に明日があるのか」
「出版社の未来は」
内容は重い部分はあるけど比較的読みやすい。基本はギャグだし。仁五郎をリアルにやってたら確実に寿命は縮むので真似しないよーに。 -
本当に「売れた電子書籍」を出した人が描くんだからそりゃ説得力がある。話のわかる奥村編集長と、そうもわかりきれないクライアントが交互に描かれるのが上手くもキビシイですね。
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こんな電書の本を待っていた! 作者の鈴木みそさんの実体験を元に「いかにキンドルで電子書籍を売るか・売ったか」を虚実交えながら紹介しているのが、この1巻です。
作中でも触れられている鈴木みそさんのブログと合わせて読むと、さらにおもしろいです。
(ブログにあった出来事がマンガでドラマチックに再現され、マンガ内での出来事が時系列でブログに書かれている)
話はAmazonだけにとどまらず、日本の出版業界やマンガ家の境遇にも触れられています。
(鈴木みそさんの『銭』から、さらに歳月を経ての改訂版ともいえる)
ちなみに買ったのは紙の書籍版ですが。
本作を知ったのは、ネットに上がっている無料の試し読み版です。
著者プロフィール
鈴木みその作品
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