もう体脂肪率なんて知らない (ビームコミックス)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年2月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047294653
感想・レビュー・書評
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この漫画も、いつものBBの本屋さんで購入。
なんとなくジャケ買い!…アハハハ…
(『ジャケ買い』と言う言葉を使いたくて、
そして思い切って使ってみたら、照れている)
題名もなんか面白いし…ね。
帰りの電車で読もう、と思って、
真ん中あたりパッと開いた時は、
絵がなんだか好みじゃないようにみえて
「あれれ?失敗だったかな?」なんて
一瞬思ってしまったけれど、
いやいや、とてもとても
不思議な味わいの面白い漫画でした。
同居しているけれど、恋人同士でも何でもない、
若い男女。
この二人の出会いとか、そんなのは全然説明が無いのだけど、
もしかしてこの作者の他の本を読むとわかるのかな?
でもその不思議もこみで、楽しめた。
二人それぞれのおかしな仕事。
部屋にいると、ラジオの声みたいなのが聞こえてくる…
(ちょっと静かに…!)
部屋にいると、へんてこりんな人が訪ねてくる…
(そんなものはいらない)
私は最後の方に出てきた「除霊女子」で完全にやられた。
「霊をとことんじらします…」そして儀式のセリフったら!
二の腕のくだりで、もう面白すぎて倒れた。
(それもゲラゲラとするのではなく、
お腹の底から湧いてくる不思議な笑い)
もう何回も読んじゃった。
そうだなあ、例えば、
お休みの日は
ひとけの無い道を通って、ひとけの無い場所に行って、
そこでなんやかんやと楽しく過ごしたいような人に
お勧め! -
生活や暮らしが「今しかない」っていうことを思い出させてくれる漫画。画面はどこも絵画的。まじまじと見てしまっていつも読むのに時間がかかる。
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生産性というものをまったく感じられない
奇妙な仕事で稼いでいるお兄さんがいて
ベビーシッターのお姉さんと同居しているのだけど
ふたりの関係はまったく深入りしないもので
性的な行為などちっともにおわせない
たいへん健全なものであり
まるで映画のセットみたいな町で
連続する劇場型軽犯罪と
たくさんの神童たちにふりまわされるという
そんな現代的?かつオシャレ?な生活を淡々とえがいた漫画なのである
僕はけっこう笑うけどなー