シュヴァルツェスマーケン 7 克肖導く熾天の大地へ (ファミ通文庫)

著者 : 吉宗鋼紀 内田弘樹

• KADOKAWA/エンターブレイン (2014年3月29日発売)

作品紹介・あらすじ

首都東ベルリン。東西ドイツ分裂の象徴で、アイリスディーナが囚われている国家保安省本部があるその街へ順調に進撃する第666戦術機中隊。だがそれはベアトリクスの罠-リィズにアイリスディーナの偽情報を流してテオドールたちを誘導し、反乱軍中枢を襲う作戦だった!一転して壊滅の危機に陥る反乱軍…だが、逆転の切り札、カティアが首都に辿り着く-!『マブラヴオルタネイティヴ』の物語より一八年前。欧州大戦を描く物語、激動の最終巻!

感想・レビュー・書評

[cometerougeさんの感想 · 2014年4月18日]

このシリーズは意外に面白かった。だらだら引っ張るラノベが多い中、全7巻とまずまずの長さで完結。売れ行きが好ましくなく、巻きで強制終了という気もなんとなくするけれど。
ただ、主人公の想い人で魅力的なヒロインのアイリスディーナが5巻の途中から登場しなくなり、登場したと思ったらあっさり退場。ファン的にはかなり残念な展開だった。他の６６６戦術機中隊メンバーも次々と戦死。こちらは盛り上げのためにはしょうがないとは思ったが、それだけに、アイリスディーナについてはもっとハッピーエンドが欲しかった。