シンデレラ伯爵家の靴箱館 恋する乙女は雨を待つ (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2014年5月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047296800
作品紹介・あらすじ
シンデレラの末裔であるディセント伯爵家はいわくつきの靴を蒐集している-そんな噂を聞いたエデルは、ひとりでに動く母の遺品"赤い靴"を鑑定してもらおうと、次期当主・アランの元を訪ねた。だが、彼が告げたのは…驚くべきシンデレラの真実!!靴を取り上げられたエデルは母の死の真相を知るため、極度な人見知りにもかかわらず、アランの靴店『ガラスドーム』で働くことにするが!?新米靴職人&強引令息で贈る、靴にまつわる恋物語。
感想・レビュー・書評
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シリーズ1作品目。
シンデレラをモチーフにした物語は数多くあるけど、この話しはその中でも珍しい設定で、シンデレラは家族の命と引き替えに王宮での生活を手に入れた悪女というもの。ファンタジー要素たっぷりで可愛らしい物語。面白かった。イラストもストーリーとぴったり。
雰囲気はクールビューティーなのに恋愛音痴なアランが良かった。エデルとのやりとりも可愛らしいのにズレてる。
ルーディーが男性だったら違った意味で面白いシンデレラ伯爵になったんじゃないかと思ったりもしたけど、エデルにはアランくらいじゃないと手に負えなくなるのかも。
次巻はもう少しエデルの生い立ち等々が出てくるのかな。楽しみです。
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いわくつきの靴を収集している伯爵家へ訪れた主人公。
母の形見である靴を取り上げられてしまって…。
人見知りで、声も小さければ引っ込み思案。
確実にいらいらする人種ですが
思わず頑張れ、と思ってしまいます。
ここまでそろうと、誰しもどこかが
共感しそうな主人公です。
当然のことながら、靴がやたらに出てきます。
形や名前、呼び方などなど。
あの靴はそう呼ぶのか、という知識が増えていくような?
伯爵の妹が一番面白い…いや、腹黒い?w
しかしこれほどまでに『相手』が近くにいるとは。
何だか、今後の展開が分かりやすそうです。 -
4巻目まで読了。
一生懸命な靴職人の主人公と、恋に不器用なアランの掛け合いが可愛い。
主人公は大人しすぎるようにも思えるけど、頑張ってるので応援したくなる。
奥手すぎてはちゃめちゃになってしまう恋愛模様も楽しいです。 -
アラン様超面倒くさい…好き…笑
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シンデレラをベースにでも赤い靴もあってとおとぎ話と靴のお話
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ビーズログ文庫なので、ノリつっこみの軽いテンションを想像しておりましたが、予想以上に面白かったッ!
”赤い靴”を持ち込んだヒロイン・エデルや、靴にまつわる事情は重いものの、アランの予想外のデレっぷりと、それに気がつかないブルブル震えるエデルとのやり取りがかなり楽しい。
イラストは”あき”さんです。
内気なエデルと、色気のあるアランのイラストが素敵です。
近寄りがたいイラストアランに反して、マニュアル本を片手に一所懸命に保護者ぶる辺りが、たまならく萌えでありますッ!
頑張る職人さんは好きです。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4055.html -
シンデレラがいた国。
実は。
アランも妹も良いキャラで、次が楽しみです。
靴と魔術と。