おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
3.98
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本棚登録 : 154
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047297104

作品紹介・あらすじ

王の専属騎士集めも折り返しとなり、未来の女王に欠かせない"夫"を探すことに決めたレティーツィア。目を付けたのは"勇敢なる大艦隊"総司令官に就任したばかりのナパニア国第六王子・ソレス。彼に会うため騎士達とナパニアの客船に乗り込んだレティだが、そこには奔放な王子との"劇的な出逢い"が待っていて…!?人懐っこい王子サマにあのレティが振り回される(!?)最強女王伝説第9弾!

感想・レビュー・書評

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  • 優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの9作目。
    今回は、未来の女王の欠かせない「夫」を探すため、有力候補のナパニア国の王子・ソレスに会いにナパニアへ。レティは客船で奔放なソレスと「劇的な出会い」をするのだけど、珍しくレティが振り回されてるっぽい感じになってる。ソレスかわいいなー(笑)
    レティと騎士デュークは相変わらずで、他意なく「わたくしって、可愛い?」とデュークに聞くレティが可愛い。お互いが表に出さずに、似た場面を想像して同じこと考えてるのも微笑ましい。後半は人たらしが高じたかっこいいレティも見れる。
    今回も『王達の会議の間』の面々の出番は少なめ。夫探しは白紙に戻るが、展開としてはすごくいい感じに収まってると思う。

  • 初登場のソレスさんが
    かっこよくてとても素敵な方だったので、
    オスヴァルトさんの言葉で
    ずっとはらはら読み進めていたのですが、
    最後の展開でそういうことだったんだ
    と分かり安心しました。
    今回もとても楽しく読めました。
    ソレスさんの言動にときめきの巻でした。

  • レティは夫候補の若きナパニア国大艦隊総司令官ソレス王子に会いに行くが、太陽のように明るく天然の王子に振り回される。しかし、王子は麻薬密輸の疑いで拘束されて裁判に掛けられてしまう。さて、どうするというところで、圧巻の展開になる。自ら弁護士となって無罪を勝ち取るのだが、この行為も、自分では将来のためと言い聞かせているが、生来の人の好さから来ていて、それが相手にとっては「ひとたらし」になってしまうのだ。恋というのは「相手に自分を見て欲しいと思うこと」と定義ぽい言葉が出てくるが、そうなるとレティはまだまだだね。まあ、まだ17歳(なんと!)だから。

  • ソレス王子、ナイスキャラでした

    2017.10.22

  • このシリーズはずっと安定して★4つだと評価してたのですが、ソレル王子が素敵で★1つ追加しました。

  • 10月19日読了。図書館。

  • ソレス王子素敵ー!

    能天気で無能なように見せて、本当は誰よりも周りを見てる賢い人、好き…。
    レティの代わりに私がソレスと結婚したい。

  • ダラダラした男子からの甘い攻めの展開に期待と、そんなのレティ様じゃない!と反発半分。
    しかし、早々にもソレス退場で、後半は、やっぱり結局カッコいいレティ様
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3925.html

  • シリーズ9作目

  • 前回に引き続き王の生まれ変わりに
    まったく意味をなさなくなっていて、
    本当に残念。
    只優秀な姫な感じでもったいない。

    今回は力を使うこともなければ、
    苦悩してもない場面で夢が出てきてしまって
    設定ぶれてきてませんか??

    設定上しょうがないが、キャラを出しすぎたため
    主人公以外が意味をなさず、、。

    とりあえず冒頭の王に指名されて
    驚いたは、本当にやめて欲しい。
    そこの説明文は、王の部屋についての
    文言を増やしてくれないと…。

    面白く読んでいたのでどうにか復活して欲しい。

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著者プロフィール

第13回えんため大賞≪二期≫ガールズノベルズ部門にて、「おこぼれ姫と円卓の騎士」が優秀賞を受賞し、作家デビュー。

「2023年 『聖女と皇王の誓約結婚 2 恥ずかしいので聖女の自慢話はしないでくださいね…!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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