ワルキューレ (ビームコミックス)

制作 : (原作)土屋ガロン  (作画)和泉晴紀 

• KADOKAWA/エンターブレイン (2015年3月25日発売)

感想・レビュー・書評

[konnokunさんの感想 · 2015年4月13日]

これは絵柄とページ数で損していると思うわ。細かい人間描写と暗いタッチの絵であれば、傑作になってたんじゃないかという予感を持ちつつ盛大な予言実現型のオチで終わる。

映画を作ることの本質を描こうとして、私もいっしょに夢を見ながらページを読み進めていくと、あれよあれよというまに全てが上手くいく。

これがどうにもつまらないのに、気になるのは深刻さ以上に妙に抜けた絵柄がもつギャグ漫画的な空気のせいか。

長い不条理ギャグだと思えば満足。

[辺土名小次郎さんの感想 · 2015年3月27日]

帯表
映画は妖精に触発される
現代暗黒寓話
不穏に揺らぐ“今”に超重量級タッグが叩きつける
帯裏
ありふれたダメ青年ヒロシは、ある日、見知らぬ男に「映画に主演しろ」と言われ･･･。
“物語”は突然暴走を始める。
世界が注目する漫画界屈指の語り部・土屋ガロンと和泉晴紀、異色の超重量級タッグが、「映画」という大いなる“愚行”に肉迫する、魂のダークロマン。