なりゆき斎王の入内 -この恋路、乱れがはしき- (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA (2014年12月15日発売)
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感想 : 11件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784047301061
作品紹介・あらすじ
私が恋した人は誰だったの!? 抱えきれない想いを胸に、舞台は熊野へ--。揺れ動く平安恋絵巻、第三宴!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
主人公の塔子の天然で自由な性格と、次の天皇に決まった斎院宮の縋子の無茶ぶりが織りなす、平安時代の恋愛模様が魅力的に描かれています。物語は、急に熊野へ行くことになった塔子と暁のぎこちないやり取りを中心に...
感想・レビュー・書評
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主人公の塔子の天然じゃじゃ馬ぶりと次の天皇に決まった斎院宮の縋子の無茶ぶりが楽しい。急に熊野に行きたいと言い出した縋子に塔子も暁もついていく。そこで、海賊に襲われたり、烏の死体を置かれたりと不審な動きがあるが、中心は塔子と暁(実は東宮の明槻親王)のぎこちないやり取り。塔子は熊野(橘貴哉)を取るのか都(東宮)を取るのか、まあ結果は明らかだろう。
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風呂乱入のイラストの暁の顔。
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熊野に行くので貴哉登場。塔子の直情行動だけみるとアホっぽいけど、ま、きゅんきゅんするためには必要です。
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【ネタばれ感想注意】
シリーズ3冊目。
今巻は表紙を含め、お姫様抱っこの回でした(笑)。
東宮である事が塔子に知られても、以前と変わらぬ低姿勢と敬語で話す明槻が良いです!
少女小説のヒーローがヒロインに敬語で接する姿は大変萌えます。
塔子に東宮の身分を明かした暁、もとい明槻でしたが、次期帝の縋子の発言で突然の熊野行きが決定してから政務に忙殺され、塔子とゆっくり話をする時間も取れず、ぎこちないままのすれ違い状態が続きます。
塔子の方も、少しぎこちないながらも熊野で以前のように直接顔を見ながら明槻と会話が出来るようになると、自分は「暁」を好きだったのだと自覚するのでした。
今回の熊野帰郷では、熊野水軍や熊野別当といった新キャラが登場します。
貴哉と幼馴染だという新熊野別当の範康は荒っぽく熊のような大男という設定のようですが、凪かすみ氏の美麗イラストのお陰で普通にイイ男に見えます(笑)!
更に、入浴中の明槻に塔子が突撃するという美味しい(?)シーンもあります。
互いに裸でお風呂でばったり…というシチュエーションでなかったのは残念でしたが、育ちの良い明槻にはかなり衝撃的な出来事だったのではないかと予想します。
塔子が絡むと、途端に表情が豊かになる明槻の挿絵が好きです。
…しかし。
平安時代の結婚観、しかも宮中で育ったヒーローが複数の妻を持つ事を当たり前のように発言するのは仕方ないと分かっていても、やっぱりモヤモヤします〜!
明槻と貴哉の恋の鞘当てを多少は期待していたのですが、明槻より1歳年上なだけの貴哉の方が大人で、明槻とは同じ舞台には上がらない保護者の立場で塔子を見守っています。
塔子と明槻は、相手を好きなだけではままならない現実に思い悩みますが、貴哉は塔子の保護者らしく、時には厳しく時には優しく2人を見守り助言してくれるのが彼の凄い所だなと思います。
明槻は自分の正直な気持ちに向き合い、「喪が明けたら妃になって欲しい。好きです」と告白してくれますが、そんな折、何者かに矢を射られ、貴哉が怪我を負った所で次巻に続きます!
巻末の小編は、明槻が塔子と出会う前の、ある日の宮中の出来事が描かれた番外編です。
いつも明槻に付き従う寡黙な乳兄弟、直霧の悪気のない毒舌ぶりと、塔子の父親である高槻との会話、相変わらずな縋子と女官達の会話が楽しめます。
女官達の何かと言うと明槻の幼少時代の可愛さを上げる姿には共感してしまいました(笑)。
暁の正体は明槻親王という東宮でしたが、もし仮にそのまま暁が下級武官で、塔子は変わらず東宮妃候補という立場での身分違いのお話でも面白そうだと、ふと思いました。 -
熊野編でごさいます。
彼が東宮であることを知った塔子は、今まで気さくに話ができた暁がいなくなってしまって、彼とどう対峙していいのかお悩み中。
一方、彼女に急に距離をとられてしまって、明槻としても落ち着かない。そのうえ、熊野でのびのびする塔子を前に…
というわけで、ぎこちないキュンな雰囲気の2人の間に叔父の貴哉の登場で、どんな展開になるのか楽しみな巻となっております。
もちろん、熊野行啓では怪しい雲行きも…
やっと塔子が恋を自覚してきた辺り、とっても嬉しい。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4518.html -
全巻からの名残というかお互いにぎくしゃくしていて。
周りに助けられつつ、邪魔されつついろいろ自分の気持ちにも気づいていくところが丁寧に書いてあってよかったです。
最後が最後なのでもう次が待ち遠しくて。
作者さん頃さないで、殺さないよねと今からどきどきしています。
著者プロフィール
小田菜摘の作品
