ダンジョン飯 1巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
4.30
  • (505)
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  • (18)
  • (3)
本棚登録 : 3639
レビュー : 309
  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047301535

作品紹介・あらすじ

待ってろドラゴン、ステーキにしてやる!

九井諒子、初の長編連載。待望の単行本化!
ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、
金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。
再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。
そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう! 」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!!
襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、
ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!

感想・レビュー・書評

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  • …実はセンシに認めてもらえてないライオスに涙。

    ついにグルメ漫画はファンタジー世界のダンジョン探索にまで波及。地下迷宮では何が美味しいのか。それ以前に何が食べれるのかを面白おかしく描いています。

    というか、正しく言うとこれはグルメ漫画ではないのですよね(当然だ)。スポットは食に当たっていますが、もっと広く地下迷宮という異質な空間内での冒険者の生活を考察・描写している漫画です。

    個人的には罠を使って料理、っていうのが実にダンジョンらしくていいなぁと。…罠なめんな、って感じではありますがw

    あと、確かに動く鎧の生態は驚きでしたが、それよりびっくり&納得したのはバジリスクが実は○○、って話。これは誤解してたわー。てっきり○○だとばかり…(そもそも空想上の生物です)。

    というわけで、そういうファンタジー(非実在)の生物や設定をあーでもないこーでもないと妄想しているのがホントに楽しい。
    それからマルシルやチルチャックの巻き込まれっぷりもw


    ところでセンシさん。微妙に炭水化物が足りない気がするのですが…?(小麦粉は迷宮外から持参だろうし)

  • ロールプレイングゲームのような設定の中で、怪物達を材料に料理をする。という、意外と難しく、微妙な設定なのだが、すこぶる面白い。

    筆者が、ゲーム、ファンタジーの世界と料理の世界どちらもとんでもなく好きだからなんだろう。

    エルフの女性が、筆者の分身で、それ以外の登場人物がある意味変人だらけで、キャラが立っている。

  • 確かにRPGって本当はこういうことがあるんだよなーと思う。
    多くの冒険者が挑んで全滅したら死体は転がっているだろうし、ダンジョンの中でもご飯は食べないといけないし、お金も必要だし。
    ファンタジーの中にあるリアリティが面白い。

  • こら凄い。発想が凄い。よお、こんな事を、漫画にしようと思い立ったものだ。いや、思い立つ事は、ファンタジーRPG好きな人なら、思い立つだろうけど、実際に漫画にしよう、と行動に移す、その事実が素晴らしい。いやもう、発想の妙、着眼の妙、実行の妙、ですね。「こんな漫画、あったら面白いよね~」で終わらせず、実際に漫画化する、というその行動力に感動です。めちゃんこニッチな場所を狙って、見事に成功させた実例ではないでしょうか?いや、お見事です。

    作者の九井諒子さん、年齢はおいくつかは存じ上げないのですが、おそらく、ファミコン、スーパーファミコン、初代プレステ、その辺りの家庭用ゲームをモロに楽しんだ世代ではないでしょうか?1975年~1985年辺りの生まれのかたなのでは?家庭用ゲーム機で、ファンタジーRPGを、どハマりされた方っぽいイメージです。

    初代ドラクエ、初代FF、女神転生、ウィザードリイ、ウルティマ、ダンジョンマスター、天外魔境ジライア、シャイニング&ザダクネス、このあたりから、もうプレイされ倒してたんではないかなあ?で、

    こうしたファンタジーRPGをトコトン楽しみつつ、「でも、これらのゲームの主人公たちって、冒険中の食事、どうしてるんだろうなあ?」って、素朴に疑問抱きつつ妄想しつつ、で、遂に宿願叶って、こんな漫画描いちゃいました!って流れではないだろうか。いやもう、勝手に自分の想像だけで書いてますが。

    ファンタジーRPGで、敵であるモンスターを食べる、って発想が、ゲームとして存在するものって、ダンジョンマスターのインパクトが、個人的には凄く大きいですね。あれはもう、名作中の名作だと思うのですが、良いゲームだったよなあ、、、

    で、この作品のモンスターの調理、現実社会では一切、役に立たないですよね。でも、ファンタジーRPG好きとしては、「あのモンスターは、こう食うことができるのか!?」というマニアックなツッコミ、楽しみ方が、こうも出来る作品はそうないぜ、って感じですね。「動く鎧」の正体が、魔法で動かされているんではなく、なんだか変な軟体動物の住居的な物体だった、なんて、マジでメカラウロコの発想ですよ。マンドレイク(マンドラゴラ)を引き抜いたら悲鳴で死ぬ、とかも、ああ定番、って感じで、ホッとしますよね。

    主人公たち、モンスターに襲われたり迷宮のトラップに引っかかって死んでも、他の冒険者に回収されて教会?的な所で生き返らせてもらえる、とか、もうロープレあるあるで、そこを逆手にとってコメディー安心感たっぷりにしているところとか、ホンマ素敵。ファンタジーですね。こんなに安心してどっぷり世界観に浸らせてくれるの、良いですやん。ある意味予定調和。それでオッケーな作品です。ヒリヒリするところはなにもない、って感じで。

    なんか、変な感想ですけれども、こんな漫画が出現するほどに、日本のファンタジーRPG文化は成熟したんだなあ、と思うと、微笑ましいです。初期の、ファミコン時代のウィザードリイとかの、今から思うとショボいショボ過ぎるグラフィックの世界にどっぶり浸かって、ゲームにそれこそ人生賭けるくらいにハマり倒して、その世界に憧れまくった想像力と創造力と妄想力が、ああ、ここまで至ったんだなあ。人間の食に対する欲望と欲求と追求力って、こんなに凄いんだなあ。だってホンマ、このマンガに登場する調理知識って、この現実の世界では、完全に全く役に立たないやないですか。でも、これほどに面白く人の心をドキドキさせる漫画は、成立するのだ。いやもう、凄いですねえ。

  • ダンジョンのモンスターを食料にという発想が面白かった。モンスターを食べることに抵抗がありながらも、空腹ゆえに食べてるマルシルがかわいい!美味しい時の素直な表情もまたいいです。
    九井諒子さんの世界が溢れた漫画でした…!

  • 昨今の食をテーマとした漫画のブームは抑圧された性的欲求の代替行為である、とかなんとか適当な評論を言い出す人がでそうなくらい食を扱った作品は濫作されている。そのなかで確固とたオリジナリティを持つのがこの作品だ。
    ダンジョンRPGな世界で飯を食う、だけならまだしもこの主人公は敵となる魔物の巣窟であるダンジョン内で自給自足をはじめようとする。食料は魔物やダンジョン内に生息するもの、作品世界でも普通の人間はしない所詮はゲテモノ食いである。しかし、ただ荒唐無稽に奇をてらったテーマを設定している訳ではなく主人公がダンジョン内で自給自足をはじめようとするのにはきちんとした理由がある。
    この作品の面白さは徹底した設定により空想世界を現実に落とし込んでいるところだ。描かれる食をメインとしたダンジョン内での生活や魔物の生態のディティールの細かさが読者に歩き茸やスライム、バジリスクという現実ではあり得ないものの味を説得力を持って想像させる。出来上がった料理が実在の料理と大差ないのが余計に味の想像を七色のものから「◯◯に似た味なのだろうか?」と現実味を帯びさせる。まさか動く鎧の味を想像することになるとは、発想に一番驚いた食材だ。
    そして主人公たちがダンジョン内で自給自足をする理由となったストーリーも少しずつ進行してゆき、2巻では怪しげな伏線も登場し始める。彼らの“冒険”の中での生活も非常に面白いのだが”冒険”自体もこれからどうなるのか興味深い。
    個人的に絵柄とキャラクターの表情の豊かさがとても好み。特にマルシルがオーバーリアクションで表情がコロコロ変わりとても可愛い。グルメ漫画にありがちな女性の発情したような表情の食事シーンが好きじゃないのでマルシルの素直な「おいしい」表情が非常に好ましい。
    これからどんな生物をどのように理屈付けして料理してくれるのかワクワクする。
    ダンジョン飯できるものなら再現したい。

    本編とは別の雑感としては、スライムやゴーレム、ミミック、動く鎧などRPGにでてくる定番の生物がある程度共通概念として伝わることが凄いなと思った。一番の功績はやはりゲームだろうか?偉大さを感じる。

  • もともと九井諒子さんの短編集が大好きだったが、人気が集まるとなかなか読む気にならない天邪鬼病が発動してなかなか読まなかったが、このたびようやくきちんと読めた。かなり丁寧なダンジョンモンスターの生体とその調理法はさるものながら、九井さんならではの脱力するような不条理が随所にちりばめられていて、やっぱり好き。あと、かわいい絵柄とはミスマッチなほど、人の命が軽い作品でもある。

  • マジ面白い。今のところ今年一番。続き早よ。

  • モンスターをオタク的に愛するあまり
    これを味わい、己の血肉にしたいと願う戦士ライオスが
    片足つっこんでるフェティシズムの深淵それは
    「他者」としての人間とモンスターの境界線をあいまいにし
    なおかつ「自己」と「他者」の境界線をあいまいにする
    まさにサイコパスの、狂気の世界なんだ
    だけど彼の人間らしさをかろうじてつなぎとめているようでもあるのが
    仲間たちと火を囲み、食事を囲むというその行為
    やはり人間を人間とするのは家庭的な関係性なんだなあ
    しかし、本当の身内である妹がパーティーに復帰したときどうなるか
    それはまだわからない

  • モンスターを食べる――しかも、おしいく料理して食べる――なんて!
    その発想はなかったwww

    フォーチュンクエストみたいな、かわいくておいしい話なのかなと思ってたら違った
    がっつりモンスター飯だったw

    ダンジョンのトラップを調理に使うって、きっと仕掛けた人は悔しがってるだろうなw

    これ、ちゃんとルールブックつくってTRPGにすればいいのに
    あったら遊びたい(笑)

  • カテゴリはファンタジーでいいのかな?
    とりあえず冒険はしているものの、まさかのモンスター調理漫画(笑)しかも美味しそうに見えるから恐ろしい。ストーリーを進めるごとに主人公のライオスがただのモンスターオタクと化していくのも笑える。しかしこのパーティー、本当に全力で戦ったら強いのかな…

  • ハルタで毎号読んでいるが、好きすぎて単行本も購入。
    ダンジョンで自給自足したら……普通の動植物を食べることはできないわけで……。
    当然、というか必然というか、モンスターを捕まえて食べることになるわけで……。
    グロになってしまいそうなのに、あれ? 寧ろ美味しそう……。
    九井さんは食べ物を描かせると、本当に美味そうに描くから困った。
    読むたびにちょっと食べてみたいかもと思わせる説得力がある。

  • 架空の料理!楽しい!魔女図鑑やらフォーチュンクエストやらのわくわく感を思い出す。

  • ダンジョン内で倒した魔物を美味しく料理してそれを食べる自給自足冒険ファンタジー。確かに戦ってたら腹も減るわな。魔物を料理する!という斬新な切り口で描かれた冒険モノで、笑って楽しく読めた。バジリスクのローストとか卵のオムレツとかは美味しそうだったな(笑)動く鎧すら食べてみたいと思っていたライオスは強者wwあとセンシがいないと話は進まんだろうね〜。料理人がいなくなるから。常識人マルシル頑張れ(笑)あとチルチャック、最初は女の子だと思ってたww

  • 期待の九井諒子さん!お得意のファンタジー×リアリズム!面白くないわけがない!
    ……とちょっとこの評価じゃ信者過ぎるかな。他の人の評価だと、生々しすぎてエグいとか、たまに挟まれるブラックジョークが苦手って人もいるみたい。
    個人的にはそこが面白いんだけどなぁ。スライムの生態とか生っぽくてギャグっぽいんだけどいちいちそれっぽいとことか。デスギャグも厳しさを直視しているようで好きだな。
    一番笑ったセリフは「アイツ魔物の話になると早口になるの気持ち悪いよな」これ互いに領分をこなして命を預けあう、かつ長い時間をともにするパーティーの距離感を絶妙に示しつつ笑いにするすげーセリフと思う。
    ちなこれ初版発行3日後に2刷。いわゆる発売前から重版決定!ってやつみたいだね。初版を意図的に減らすケースもあるかもだけど、注目されてきたようで嬉しい限り。

  • 料理風景はと似ているがその材料はダンジョン内で採れたピチピチの…モンスター!
    食材(?)の扱い方の丁寧な説明、細かな料理描写は「きのう何食べた?」の料理風景を思い出させる。そこに実際に世界の原理があって、役にたつ知識を吸収しているような気分になる。
    今、ちょっと出かけたら、ダンジョンに行って素材を調達して、料理できそうな気がしてくる。なのに実際にダンジョンは無い、モンスターも実在しない… 不思議……(´・ω・`)

    と、現実に戻ってガッカリするくらい、再現性がありそうな調理をしているし、それによって引き込まれる世界観を構築している。すごく良い。はやく次が読みたい。

  • ダンジョンの深層でドラゴンと戦い、あわや全滅の危機。ファリンが魔法で仲間を脱出させるが自らはドラゴンに食われてしまう。
    兄のライオスはすぐにでも救いに行きたいが、パーティーからは2人が離脱。残ったのはエルフの魔法使いマルシルとハーフフットの鍵師チルチャック。
    しかし腹は減っているが金はない。ファリンが消化されてしまうまでに救い出したいので時間もない。
    仕方ない。とりあえず魔物を料理して食べてみることにするライオス。やけに嬉しそう。
    ドワーフの優しいおじさんセンシが親切にクッキング方法をアドバイスしてくれる。ダンジョン飯、レシピもあるよ。

  • ★★★★:そのジャンルが好きならオススメ

    ファンタジー世界におけるダンジョンにおいて、
    携帯食ではなく、その場のクリーチャーを食事とするマンガ。

    普通の食材ではないので、食材確保から調理法まで詳しい描写がされている。
    絵の丁寧さが、ファンタジーなんだけど妙なリアル感をかもしだしていて、うへぇ~→美味しそうへの変換をスムーズにしてくれる。
    でもやっぱり物によっては、人によっては無理!って思うものもあるよね。
    オイラは「動く鎧」の回のは、食べられないって思った……。

    登場人物もキワモノ揃いの中、読者は耳長女子に一番共感できるであろう。
    そしてそんな子が一番ひどい目にあうのも定番。
    このファンタジー世界、人の命も他と同様かなり軽いしね。

  • 真顔でボケている人のような本。

  • 待ちに待っていた九井諒子さんの新刊です。
    この方の作品は、どこか不思議な世界に落とし込まれるネタの数々が、何気ないことではあるのですが、はっとさせられることが多いです。

    今回はファンタジーの世界、ダンジョンでの「食」問題です。

    考えると当たり前のことなのですが、普段自分たちが何気なくプレイしてるRPGの世界においては、そういった食問題は効率的にプレイを進めるためにも省かれることが多いように感じます(風来のシレンなどの不思議なダンジョンシリーズはお腹が減るシステムだったと思いますが、ダンジョン内で拾ったおにぎりやパンを食べるというのは、考えると非常におかしいなあと思ってました)。

    そういった食問題を解決するために今回の主人公たちが挑むのは、ダンジョン内でモンスターを狩り、料理するというものです。
    メンバーはモンスターを愛するあまり食べてみたくなった主人公と、罠抜けが得意、メンバーの中では割としっかり者のハーフフットの男の子、ツッコミ役でダンジョン飯には否定的、体力はないけど知識はある魔法使いのエルフの少女、そして物語最初で出会うダンジョン飯の研究家であるドワーフの4名です。
    一行はファイヤードラゴンに食べられてしまった主人公の妹を救うために(消化されるまでに1か月ほどかかるらしい)、ダンジョン深く潜っていくのですが、次から次へモンスターを食材に変えて突き進んでいきます。

    料理の内容などは読んでからのお楽しみということで。

    「モンスター食べる」ということでなんだか気持ち悪いという風に感じる方もいるかもしれません。
    けれど、それで読まないというのはもったいないと思うぐらいに、面白い作品ですので是非読んでほしいなあと思います。

    個人的には、今年1番大好きな作品になりそうです(まだ今年が始まってすぐですが…)。

  • 控えめに言って、めちゃおもろい。とにかく読むべし。

  • ダンジョンの中で自炊するという、それだけの話なんだけど面白い!
    ただ、ゲームや漫画で「ダンジョン」に親しんでいる人じゃないと面白さは分かりにくいかも。

  • C12-05

  • あらすじの通り、ただひたすらダンジョン内でご飯を食べる話。と言っても食材はすべてモンスター。それを世の料理本のようにうんちくを交えながら作る、食べる。これはもうりっぱなグルメ漫画だなと。
    一つ心残りなのはドラゴンに食べられた妹を助けに行っているのに、当分助けられそうにないのですが、それって本当に大丈夫?

  • 素晴らしいの一言しかない。

  • コミック

  • 発売前から楽しみにしていたのに買い逃し、4刷をやっと入手。RPGの迷宮でモンスターを食べるレシピという、考えたことなかったけどその世界ではあるよね!という発想。絶対役に立たないけど面白い!

  • 最近見ない泥臭いファンタジーが好きな人にはたまらない世界観。
    で可愛い雰囲気に見せといて、案外シビア。そして出会った魔物をがっつり料理して食べる食べる。

  • ウィザードリイ世代としては何だかウレシイ。めっちゃ面白かった!

  • 2018/09/20:〜6巻

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