覇剣の皇姫アルティーナVIII (ファミ通文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047302303
作品紹介・あらすじ
皇帝の死後、第二皇子ラトレイユの即位が確実となり、失意に打ちひしがれるアルティーナ。さらには、帝都からの出頭命令でレジスが彼女の下から引き離されることに!だが、レジスは「戦争をなくしたい」というアルティーナの願いを諦めてはいなかった。皇帝の死を不審に思う彼はラトレイユの真意、そして彼の皇帝としての資質を見極めるため、たった一人で帝都へ赴く決意をする-。覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第八弾!
感想・レビュー・書評
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簒奪後の話。
次は、2人がばらけるんで泥棒猫が登場することを期待するわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この巻は戦闘がなく主人公の軍師としての活躍は全くなかったが、その分キャラクター同士の掛け合いが思う存分堪能できて楽しかった。これもキャラクターそのものの魅力に寄るところが大きいだろう。
皇帝の座を描けた政争や人物との交流の中で、成長の様子をもきちんと描いているから、キャラクターに人間味が出てきて共感しやすいのだと思う。 -
サブエピソードが交錯しつつあり、次巻への期待が持てる準備巻。「一度成功したら、成功し続けなければならない」のはその通りなんだけど、レジスの場合、自分の身を守ることを考えてないから、危うい感じ。しかし覚える気のなくすカタカナ名。
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自国での戦いなのに持久戦が有利に働かないというジレンマ(本当か?