吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる (4) (ファミ通文庫)

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  • KADOKAWA (2015年4月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784047303836

作品紹介・あらすじ

「オレが、吸血鬼だからです」――ドラマチック青春ノベル、急展開の第4弾!!

みんなの感想まとめ

心の葛藤と成長が描かれる本作は、主人公たちの複雑な感情が織りなすドラマが魅力です。詩也と綾音の関係が進展し、お互いの気持ちを理解し合う姿は、読者に感動を与えます。特に、詩也が自分の正体を明かす場面や、...

感想・レビュー・書評

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  • すれ違う想いのせい。
    心の中に秘めた言葉を素直に口にすることができていれば、芝居に支障をきたすほどにならなかっただろう。
    驚くのは当たり前のことではあるが、今までに見てきたことを繋ぎ合わせれば答えに納得することはできただろう。

    「カレナ様式イブの計略 〜 うらやましくなんかありませんことよ」
    二人の距離を変える。
    目の前で明らかに空気が違っているというのに、ただの先輩後輩だと知ったら嫌でも手をかしたくなるだろ。
    自分ではわかっていない魅力や魅せ方をしていると知ったら、これまでの役柄の不満は少し和らぐかもしれない。

    「トップたちのイブ会談 〜 聖夜は誰と?」
    調子を取り戻した時。
    どれだけライバル意識を持っていたとしても、相手が本調子でなければ気になるだろうし不安にもなるだろ。
    互いのことを少なからず思いあっているからこそ、このような場で普通の会話を楽しみ語り合う事ができるのだろ。

    「理歌と凪乃のイブ 〜 今夜だけサンタクロース」
    一人でも大丈夫だと。
    あんな舞台を見せられたからこそ、余計に今は邪魔者になってはいけないと誘いを断って言い訳したのだろ。
    好きな人に特定の相手ができるなんて考えただけでも嫌だろうが、それよりも幸せを願ってしまうのかもしれない。

  • シリーズ4巻目はある意味一つのハイライト回。

    前巻では結局自分の気持ちしか考えられず、そうじゃないだろうと突っ込むしかなかった詩也。
    今巻では綾音の気持ちもちゃんと考えることが出来るように成長したのが嬉しいかぎり。

    今回も演じる劇の展開と二人の関係が実によく重なって、さすが作者と感心した。
    暗闇のなかで詩也が自分の正体を明かす場面から、その後のクリスマス劇の本番を経て、ラストの告白までの流れが、とてもよかった。
    息詰まるような緊張と切なさを経て解放される想い。
    うん、こういう場面を見たかったんだよ。
    涙を浮かべながら微笑む綾音の姿に胸がキュンとしてしまった。

    それにしても綾音のブラ姿といい、カレナ様とのキス場面といい、今回はなかなかエロチックだった(笑)
    もう、そこは押し倒してもいいんじゃないかな(爆)

    でもあれだね。
    カレナ様はほんとはとてもいい人だね。
    なんというか一本芯が通っている感じ。
    ステキだ。
    そうそうカレナ様、その台詞は漱石的には告白なんだけど、知らぬが仏だろうか。

    物語は一山越えて、さてどこへ向かっていくのか?
    ぜひこの先にハッピィエンドが待っていて欲しい。

  • フリーとなったカレナを客演として迎えた今回の演目『エロスとプシケー』新旧トップの対決する構図が面白かったな。
    この巻も何かとじれったい詩也と綾音の2人でしたが、カレナのおかげですっきり読めました。ようやく進展があって何よりだけど、もっといちゃいちゃが見たいぞ!

  • 順調にギクシャクして順調に仲直りするお話。
    今回はメインの2人よりも回りの人々の良さが際立っていたかも。
    次は短編らしい感じですが楽しみ。

  • プシケーから秘密を知られないように、けど一緒にいるために距離を置くエロスと詩也&綾音の関係がリンクしていて、倍増しで気になって仕方なかった。

    ラストに恋を始められてよかった。

    ここから、愛にどう変えていくのか凄く気になる。(始める相手も気になるし、、)

  • どうなることかと思ったけど、やっぱりふたりはいっしょの方がいい!舞台でも舞台の外でもいちゃいちゃの方がいい!カレナ様、残念様だけどGJ!いろんな意味でみんなのカレナ様だよ。役とそれぞれの想いのシンクロっぷりもすごかった。次はもっといちゃいちゃでお願いします(無理をなさらない程度に)

  • メインシリーズなのに、今回はイマイチだなぁ、と思っていこのシリーズですが、ごめんなさい。すっごい面白かったです。秘密を隠すために、プシケから少し距離を置こうとするエロスと、リアルでも綾音と距離を置こうとする詩也の心が重なり、大円談のラストとなりました。そしてもちろん、今回一番いいところを持っていったのはカレナ様。そして乃木阪ナイツに拉致されていった時はどうなるのだろうと思ったら、モブキャラにも人格がふきこまれ、益々世界観が広がりました。
    後は雫の思い出と、綾音も思い出になっていくところが描かれるのかな?

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著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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