幼女戦記 4 Dabit deus his quoque finem.

制作 : 篠月しのぶ 
  • KADOKAWA/エンターブレイン
3.69
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本棚登録 : 183
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (483ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047304741

作品紹介・あらすじ

愛くるしい外見ながら『悪魔』と忌避される、帝国軍のターニャ・デグレチャフ魔導少佐。南方戦線から帰還したターニャが、発令されたのは、うさん臭い『演習命令』。それは、連邦領への極秘裏の越境作戦。そこで目の当たりにしたのは、誰もが、予想だにしなかった連邦の参戦。列車砲の一弾が、開戦を告げる。帝国には、もはや勝ち続ける以外に道はない。

感想・レビュー・書評

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  • この世界へ堕とされて以来、彼女がこれほどまでに胸を躍らせた日はあったでしょうか?早期講和の可能性が潰えるほどコミュリスト共のプライドをズタズタに引き裂き、帝国国歌の熱唱に撮影を楽しむシーンは『絶対やりすぎだろ!』と思いつつも、その姿が脳内で鮮明に再生され笑ってしまいました。……そんなデグさんも遂に平和な後方勤務を獲得『適材適所バンザイ!!』と思いきや、自身の提出したレポートが認められ、その内容に沿った実践検証の為に三度前線へ送り込まれる彼女の後ろ姿は滑稽でたまりませんね。

  •  この巻は東の連邦だ。元ネタはソビエト連邦だろう。ターニャは連邦のロリコンに好かれた。この事がこの後にどんな波乱を巻き起こすのか。
     新たな戦闘団を作るが、これからキャラも増えるのだろうか。
     これからずっと先に、戦争は終わる事は、途中に挟まれる新聞記者の取材日誌で分かっているのだが、ターニャの扱いが後世でどうなっているのか。60年後だとターニャは生きているはずなので、最終巻には出てくるのかな。
     ターニャは前線から退きたいと願いながらも、あまりに優秀なので周りがそれを許してくれない。どんどん状況が悪くなって行くのが見ていて楽しい。

  • 南方大陸からはあっさり帰国して、今度は最大のイベント、東部戦線始まる!

    というか、東部戦線開幕を派手に演出したなwww
    開戦直後に首都を(政治的に)蹂躙するなw

    そして、「評価」に不満を持った事を明確に表現したが故の…
    まあ、それでも「自分で提出した新しいアプローチ」を「自分で実証する機会」を与えられるってのは評価の高さではある。(もはや人間扱いされてないのではないか問題はあるにせよだ(^^;

  • 今日は東へ明日は西へ、ではないが、南方戦線→東方戦線→西方戦線とこき使われて、またもや西方戦線に投入されるまでの話。第203増強魔道大隊が各地で著しい戦果を挙げる様は、読んでいて清々しい。話が長くてテンポが悪いのは、商業小説としてどうかと思わないでもないが、面白ければ許されるといったところか。

  • 相変わらずの面白さ。個人的には吉川英治の「三国志」や「宮本武蔵」に匹敵する各巻で見せ場を作るうまさがある。
    久々に土日の二日で読了してしまった。

  •  相変わらず、分厚い本だなあと思うところ。シリーズを通して各巻500ページ超というのは、なかなか骨の折れる本です。

     4巻は、南方戦線から首都へ帰還して、そのまま東方戦線に送られるところからスタート。
     今年の初めに上映していた映画は、ほぼこの4巻の内容をベースにしているんですね。

     東方戦線でのデグレチャフ少佐の恐ろしいまでの反共っぷりは、常軌を逸していますね。まあ、元々ですが(笑)
     合理主義者のデグレチャフ少佐としては、徹底的なまでに非合理的な共産主義が大嫌いなのだそう。最早、執念ですね。病的ですらあります。

     今回もデグレチャフ少佐の内心と、周りの受け止めがすれ違ってますね。デグレチャフは単純に後方勤務を希望したら、三者三様の受け取り方。ズレの箇所は巻を追う毎に少しずつ減っている気がしますが。

     メアリー・スーの登場、サラマンダー戦闘団の編成と、話の転換期の4巻。

  • 第一次二次大戦時のヨーロッパ的異世界へ「幼女」として転生させられちまった元エリートビジネスマンの物語、その第4弾。

    とうとう泥沼の東部戦線編がスタートということで、ターニャさんは開幕からやらかしてくれますね。相変わらず首から上を狙うのが得意のようでなによりです。それゆけフリーダムファイター。ガンボーイは今のところ手持ちにありませんが。

    しかし東方の赤い人たちはものっそい粘り強そうで。さすがは兵士が畑で採れる国ですねぇ。殲滅用にガンボーイが欲しくなるところですわー。

    3巻にてターニャが銃を拾ったところから分かっていた展開ですが、その銃が目印にメアリーさんから仇敵認定されてしまいましたねぇ。ターニャと違い素質十分の大器晩成型のようですから、これから色々と経験を積んで、いずれ強大なライバルとしてターニャの前にたちはだかるのでしょう。某天パのように。いやいや、厄介なことです。

  • 読了。

  • 今度は東で大活躍。コミーへの皮肉は一級品だった。4巻目ともなると、さすがに「小説」の体をなしていない文体にも慣れてきた。しかしターニャは過激のように見えて、割とまともな思考をしていると思っていしまうのは、だいぶ毒されているのだろうか。あ、昇進おめ。

  • これは、また一波乱ありそうな予感…?
    父の仇と燃える少女に、ロリコンを拗らせた共産主義者。
    後者の人物は色んな意味でアウトだと思いました。

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著者プロフィール

小説家。『幼女戦記』(エンターブレイン)にてデビュー。
Twitterアカウント @sonzaix

「2017年 『約束の国 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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