この世界がゲームだと俺だけが知っている 6

著者 : ウスバー

• KADOKAWA/エンターブレイン (2015年7月31日発売)

作品紹介・あらすじ

トレインちゃんを救うため、禁じ手の「結婚」イベントを発動させたソーマ。代償として、世界に時間停止の呪いが撤き散らされてしまう。混乱のるつぼと化した世界とトレインちゃんを元に戻すため、ソーマは十日以内に魔王を倒すことを決意する!ソーマの焦燥、ミツキの決意、リンゴの献身、真希の闘志、サザーンの混乱、クマの奔放、命を懸けた仲間が集い、想いが交差する、怒涛の決戦!

感想・レビュー・書評

[sheltedさんの感想 · 2015年10月4日]

本編で、魔王との最終決着がつきます。
ただ、倒し方はバグ技などではなく……。

あと、序盤で出てきた（半ば忘れていたが）マキの元に『隊長』として名乗った女性の正体も、エピローグで明らかになります。

[clamamusさんの感想 · 2015年8月3日]

　一巻丸々使っての打倒魔王編である。外伝としては今回は「闇狩人たちの宴」というタイトルで、以前購入特典に封入されていたある闇の組織が勢力を拡大していく様をまざまざと描いている。
　外伝の話はさておいて、本編としては特に重要なエピソードを消化したというところだろうか。このイベントの仕込みの長さと決戦のズッコケはシリーズでも屈指のものだろう。
　とても良い無駄シリアスだった。こういう雰囲気、良いものである。ようやくサザーンも参戦したことだし、ここからの展開に期待したいところだ。

　今回は星四つと評価したい。