- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047305069
作品紹介・あらすじ
卒業しても『輪月症候群』を継続する方法がある。その情報を掴んだ浩人は、柳沼とともに"スタンプ"の能力を持つ卒業生に会いに行く…予定が、葵やまひる、美帆も参加を申し出て、大所帯の旅行に発展!男女で海、バーベキューに宿泊と一度目の人生では考えられない夏休みを過ごすことになった浩人。メンバーの誰もがハメを外して旅を満喫していたはずだったのだが-「お前が、世界をやり直したのか?」オールデイズ青春グラフィティ、再生の第三巻。
感想・レビュー・書評
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最後の最後まで足掻くべし。
なかったことにしたいなら、全て消してしまえるなら、片っ端から消してしまえるはずなのにそうしないのは、何か残しておく理由があるからなんだろうな。
そして「もう1人」。
わかりやすく存在している人がその1人なのか、そんなに単純な話ではないのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
卒業しても…が何故なのかを探るため
夏休みを利用して尋ねる予定が、何故か5人旅行。
主人公の乗り物酔いにちょっと笑いましたが
辛いですから…仕方がないです。
それに便乗しまくる女の子達。
もてもてだな、と思っていたら、な展開でした。
でもそれって、弱みになる? と聞きたい理由でしたが
人によっては、なので、何ともいえないです。
生徒会は生徒会ですごい行動力ですが
女の子と男の子の感じ方は違います。
彼女の家族もそうですが、言わなくても、ではなく
言わないといけないのです。
軽く言い続けているわけではないので
言われた側もきちんと受け止めます。
それをしていないからこそこうなった、というのも…。
あちらも、自業自得、です。
が、否定するくせにそれを使うのはどうでしょう?
否定しているなら否定しているで
最後まで使わずに行ってほしいですが。
武器を否定するのに、相手が持ってるから
使わなくっちゃ、ないいわけです。
とはいえ、最初に疑わしきものは罰せよ、の
理屈を使わねば、と言っているので
暴力も権力も圧力も、使えるものは
使う方向のようですが。 -
追い込まれた時に何しでかすかわらかない、という主人公の特性が今回もよく出ていて面白かった。肝心な時にヘタレでも、最後の最後でちゃんと体を張れるっていうのは、なんだかんだ信頼に値するのかもしれない。全シリーズで描かれていたような、濃ゆい恋愛パートもそろそろ来そうで、次巻も期待。
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文化祭後の夏休み合宿&追跡。面白い。
葵さん…なるほど辛いやろなぁ~。