レイデ夫妻のなれそめ 王宮に咲く君の花 (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2015年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047307056
作品紹介・あらすじ
互いに仮面を外し、遅い蜜月を過ごすレイデ夫妻。そんな折、妻リナ宛に王宮から招待状が! 愛しい妻との時間を邪魔された夫ザイラスは露骨に嫌な顔だが、王の呼び出しでは断れず……『完璧な夫婦』の仮面を被り直し、王宮へ。そこでは不可解な事件が起きており、再び魔物解放団の影が! 調べていくと、仮面を外したはずの夫の“まだ知らない過去”が垣間見え――!?
感想・レビュー・書評
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「完璧な夫婦」の仮面を外して甘い時間を過ごすレイデ伯爵夫妻。そんな中で妻・リナ宛に王宮から招待状が届く。不機嫌さを隠さない夫・ザイラスと、リナを溺愛しつつザイラスをいじることを忘れない王・ヘンリックと、リナの兄・ヴァルター。夫婦は魔物騒ぎに巻き込まれてなかなかバタつくものの、リナのほわほわっぷりは拍車がかかっている感じがするくらい。爛漫って罪(笑)
最後は、これまたリナを溺愛する姉(王の想い人。出戻り)がリナの元へやってきそうな感じがして終わり。次はまた、周囲のリナへの過保護・溺愛ぶりが爆発するかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いちゃいちゃ蜜月を過ごしていた夫妻のもとへ
王宮からの招待状が。
面白いぐらい、嫉妬大全開、です。
それに対して、妻はのんびりとしながら
無意識であおりまくってます。
傍からみたら、面白い方へと加速している夫婦w
主人公なので当然なのですが、遭遇率が高い!
そして厄介事もやってくる率高い!
再び出てきた彼女の過去もちらり、ですが
気になる(?)のは商人。
おだてられて…とかいう系でしょうか?
教訓としては、権力者であろうとも
人の忠告は聴きましょう??w -
すでに相思相愛状態な事もあって、一巻と比べると内容が薄くなってしまたかな。
でもその分糖度は高いです。
ほわほわとした態度はそのままにレナレーアはだいぶしっかりした印象。 -
仮面夫婦だったレイデ夫妻の2巻目でございます。
ザイラスの口の悪さが読者の好みに差が出る所ですが、初めて恋と自ら冒険の道を切り開く楽しさというものを知ったリナレーアらしい初々しい思考が可愛いお話。
そして、溺愛兄の一人ヴァルターと王ヘンリックの登場でリナを愛する人々の過保護っぷりがさらに混迷を極めております。ザイラス、兄と王にいじられて楽しい男になってきました。
ビーズログ文庫らしいノリツッコミの軽いお話で、魔物退治に関しては描写をそこで切るのかと(ヒロイン意識ぶっとびで次の展開にしてしまう手法を何度も使うこと)思わなくもないが、リナの”夫のすべてを知りたい”と思う気持ちと恋の成長がしっかりと描かれるので、乙女ノベルとして安定のクオリティを感じる。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5030.html -
二冊同時に購入したので、一巻から続けて読みました。
ザイラスがまったく自制しない人になっていて、一巻以上に糖度は高め。楽しかったです。
続き物のようですし、次巻はリナの長姉が出てくるのかな。
気軽に楽しく読めるのですが、やはり状況説明が物足りないのが惜しいです。