異世界転生に感謝を 1

著者 :
制作 : 六七質 
  • KADOKAWA/エンターブレイン
3.57
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本棚登録 : 36
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047307148

作品紹介・あらすじ

幼き頃よりファンタジーRPG世界に焦がれていた少年《神宮寺真一》。
月日は巡り、少年が老人となったとき、VRゲーム《ニューワールド&ニューライフ》が世に放たれた。
その日、念願だった《仮想現実世界》に飛び込んだ老人は、プレイを始めると間もなくゲームから姿を消す。

圧倒的なリアリティ、見たこともないモンスター、存在しないはずのスキル……。
異世界《テッラ》に転生した老人は青年に姿を変え、冒険者《ジン》として第二の人生を歩み始める。
今までの人生と、新たなる旅路。すべてに感謝の念を抱いて。

感想・レビュー・書評

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  • ゲームのような異世界に転生.
    といってもやりこんだキャラと装備で,というのじゃなくて
    チュートリアル直後からなんだけど.
    チュートリアル後に寝た時に本体は死んだようですね.
    おそらく.
    あのチュートリアル担当さんがなんだか怪しいけど
    そのへんは明らかにならない気がするなぁ.
    犯人探しはせずに
    なんかよく分からないけど体も健康になって若返ったんで
    こっちに来たことを感謝しつつ楽しく過ごそう,的な.

    ギルドの受付嬢は美人さんで
    訓練所の親父だと思ってたら実はギルドマスターでした.
    って所はもう新鮮味は無いねぇ.

    彼の能力はゲームじみたメニュー画面と
    同じくゲームじみた非破壊オブジェクトな肉体.
    たぶんこの非破壊オブジェクトな肉体が最強じゃないかな.
    そして健康だそうだけど
    老化はバッドステータスになるんですか?
    まだ先の話だからわからないのかしら.
    てかソレなら不老不死だよな.
    流石にそれは,でもゲームキャラって基本的に年を取らないし….
    どうなんだ?

    ギルドの受付嬢と犬耳女戦士,彼はどっちと懇ろになるのか.

  • ファンタジーの世界に憧れたかつての少年も、今では体にガタがきた80過ぎの老人。
    もう長くない人生の中、老人は長年待ち続けたVRを手にする。
    VRの世界でジンという仮想の自分を作った彼は…


    といった具合に話が始まる。あとはタイトルの通り。
    老人は老人でも、心が清い、本当に好意の持てる老人。
    異世界転生を果たした彼は、多くの感謝とともに特別な力を持つ自分に驕らず、生活していこうとする。

    好青年という言葉がぴったりの主人公…ジンの行動は、模範的で型にハマりすぎと思う人もいるかもしれないが、ジンの「幸多き人生を歩めるように精進する」という誓いを安心して見られるので、これからの秋の夜長にゆったりと読むにはいいかもしれない。

    物語の序盤のチュートリアル部分は少々退屈。
    ただし、これがなければ転生後のメニューやスキルの変化や重要性が説明できないので、あとから思えばとても大事な部分なのだが、大事な部分だとはあまり思わないうちはやはり退屈である。

    その間もジンが気持ちの良いくらいの好青年(中は老人なのだが)でいてくれるので、気持ちよさは失われない。


    とにかくこの作品は「謝罪」の倍「感謝」する作品。
    誰かに感謝してしまいたくなるくらいに。

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