十二因縁 縁~神様君と願いの絵馬 (KCG文庫)

著者 :
制作 : (原案・イラスト)ネヲ 
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047307469

作品紹介・あらすじ

今日から神様――? でも、その手の話はさっぱり分かりません。リア充爆発しろ!!!! pixiv閲覧数合計93万超、独特の世界観で多くのユーザーを釘付けにしているオリジナルイラスト『十二因縁』が、絵師ネヲの原案・イラストによってついにノベル化! 「人ならざるもの」が見える瞳を持つ高校生の縁澤繋は、その体質の為に上手く人と接することができないでいた。ある日道ばたで拾ったあやかしの雛と共に、繋の瞳を狙う「鬼」から逃れ駆け込んだ神社。そこには、少女の姿をした神様“結”が棲んでいた。あやかしの雛を救うため、縁結びの神様『見習い』となった繋(対人恐怖症&恋愛経験ゼロ)と、神社に願いを託しにやって来る人間やあやかし達の、不思議な“縁”の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 高校一年生の縁澤繋(ふちざわかける)は、高校への進学を機に田舎町の湯遊井町(ゆゆいちょう)へと引っ越してきた。とある理由から父方の叔母のもとで居候することになったのだ。ある日同級生の誘いを受け、縁結びの神社「唯射(ゆい)神社」へと遊びに行った繋は、社の片隅にいた袴姿の少女に声をかけられ──。
    人ならざる者を視る少年が神様とあやかしに関わることになる、″縁″の物語。Pixivで公開しているオリジナルイラストをノベライズ。10枚ほどのイラストから小説にするって凄い。ただ、タイトルの「十二」要素は全くないので、おそらく人気が出れば続きが出版されるはず。お気に入りは猫又の話。扉絵を含め線など少々雑に感じた。Pixiv等は趣味の範囲なので雑でも構わないかもしれないが、商業本として刊行するものだから、もう少し丁寧に描くべきかと思う。続きが出れば読みたい。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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