乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA/エンターブレイン
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本棚登録 : 1478
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047307827

作品紹介・あらすじ

アミルの友人パリヤにとって、目下のところ気になるのは結婚相手。率直すぎる性格が災いしてか、なかなか縁談がまとまらない日々。そんなパリヤにも最近、気になる相手ができたようで……。第5の乙嫁(おとよめ)は人気の高いパリヤさんの物語! 果たしてパリヤは結婚できるのか!? 暗黒期から抜け出せるのか!? 悠久の大地・中央アジアを舞台に描くブライド・ストーリー『乙嫁語り』、抱腹絶倒の第8巻!

感想・レビュー・書評

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  • パリヤ編。後書きの題名に笑ったが、まさにそのとおりで、がんばれ、パリヤちゃん。早く春が来るといいね。
    結婚はしたいのに自分に自信が持てない状態から、ゆっくり本当にゆっくり脱しつつあるパリヤ。ただ結婚を焦っていた状態から、ウマルへの淡い恋心が生まれてきたことも、苦手な刺繍に少し興味と自信が持てたことも、新しい友達ができたことも、パリヤにとってとてもいいことだと思う。
    一番は、環境が変わったことじゃないかな。パリヤは、ダメ出し小言しか言わない両親と3人家族だったから、自己否定が固まってしまっているけれど、居候先は、威圧感のある曾祖母さまが刺繍の師匠になってタイムリーに叱ったり誉めたりしてくれるわ、小さい子は神出鬼没だわ、型にはまっていないアミル夫婦みたいなタイプも間近に見られるわ、いろいろ固定観念を壊されていい方向にいくと思う。
    あの悲惨な戦いの後を、こういう展開につなげる森薫はやはりストーリーテラーとしてもすばらしい!
    もちろん、絵は最高だし❗
    前巻があっさりだった反動か(笑)、すばらしく細かい刺繍&柄、野性動物のオンパレードで、本領発揮。この絵が見られただけで、発売が1ヶ月延期になったのも許せるぞ~。

    パリヤ編の印象が強烈だけど、姉妹妻続編もナイスな着地だった。前巻は、なんかダンナさんの立場は?という終わりかただったけれど、ラストのシーンは幻想的かつ暗示的に美しかった。3人の夫婦関係は、シーリーンの最後のセリフに決定付けられたなぁ。巧い!

  • ついに最も好きなキャラクターのひとりであるパリヤさん登場ということで大いに期待。表情の多彩さといったらないし、表紙からこの挙動不審さですよ。これを愛でる漫画。まあでも、ウマルくんは鷹揚なしっかり者に見えるので、もうちょっと接近すれば話もかみ合う気がする。
    ところで、番外編はちょうど編の切れ目ということもあって、いかにも描きたいものを描いたというのが伝わってきた。

  • パリヤさんの無器用さが微笑ましくてとても良いです(^。^)人の気持ちなんて分かる訳ないんだけど、分からないのは自分だけなんだろうなって自問して苦しんでいるのは読者としては可愛いんだけど、当の本人にとっては辛いよね〜でもちゃんと救いの手があって安心させてくれるのが良いですね。そんな彼女の心情を上手に見せてくれながら、酷い事にはならないだろう安心感があるのが読んでいて嬉しいです

  •  "つまりカモーラさんのようになるためには、"
     "我慢強くて 謙虚で 動物に優しく、"
     "礼儀正しくて かしこくて 値切るのが上手くなればいいんだ!!"

    パリヤさんの残念な感じ、見ててとても楽しい&微笑ましくて好き。
    表紙からして残念。

    相変わらずの書き込み、凄いなー。
    こんだけごちゃごちゃ描いて、綺麗なままっていうのがほんと、素晴らしい。

    ところで舞台がウズベキスタンだったことが明示されました。
    マージナル・オペレーションで触れていたところだったので、別の作品からも補完されて両方の理解が深まって嬉しいです。

  • 天地人の揃った、今最も脂の乗った作品。ため息が出るような描線、作者のノリノリの意気込み、異文化コミュニケーション・中央アジアという目の付け所。読みながらこれだけ没入できる作品は少ない。

  • アニスとシーリーンの姉妹妻その後。
    一夫多妻でも、この関係は素敵。

    アミルの話に戻るが、パリヤの嫁入り道具などが戦争の襲撃を受けてほぼout。
    傷心するパリヤ。
    そして、自分が女性として魅力がないのではと疑心暗鬼に。
    もちろん結婚相手 ウマル は待つつもりで。
    お相手のウマルにお転婆が見られて追い打ちの傷心。
    そんな時、
    パリヤに新しい友だち カモーラ 登場。
    正反対に見える二人は多分うまくいくのでしょうw

    やっぱり絵が繊細でキレイ。
    物語的にも好き。

  • 不器用なパリヤが、とってもかわいい!
    お相手にも、パリヤの良さが伝わるといいですね。

  • 楽しい。なかよしな妻同士って初めて見るし。お金持ちの余裕のある空間で暮らす幸せな二人ってねえ? 猫が嬉しそうに踏み踏みしてるの可愛い(^ω^)そんでもって新婚さんのピクニックも微笑ましいし、好きな人のこと思いながらの嫁入り仕度も可愛い。若い娘が集って針仕事、いいね♪( ´▽`)

  • アニスとシーリーンは最後まで甘々でした。永遠なれ。

    あっ…自分この地域じゃ確実に結婚できない…。ま、まぁ今はこの時代や地域じゃないし…、いっか、とか思った。
    ちょっとは進むかと思ったのに、やっと友達ができただけかい!とやきもき。じっくり読めて良い漫画だなぁ。

  •  がんばれパリヤ
     今回は表紙にあるようにパリヤ回ですが、アニスとシーリーンのその後、アミルとカルルクのお出かけ話など色々詰まっています。
     パリヤは現代でいうあがり症で人見知りでコミュ障。結構自虐の多い子ですが、段々と前向きになっていく様が微笑ましいというか応援してしまいます。
     アミルはいつもどおり楽しそう。カルルクとの遠出に張り切って大荷物を持っていく様が笑ってしまいました。
     そして、相変わらずこの作者の絵は細かい。パリヤは刺繍が苦手でお手本にゲンナリしていましたが、読者にもそれがどれ程細かくて大変な作業かが伝わります。同時に、一生懸命縫った刺繍がどれほど綺麗にできたかも伝わります。
     読み終わって本棚にしまった時、帯の背中部分に「がんばれパリヤ!」とあって笑いました。今までは詩的な文だったのに今回だけストレート。笑

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著者プロフィール

* 同名著者複数

1.漫画家
森薫(もり かおる)
1978年東京都出身の漫画家、同人作家。代表作に2005年第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、テレビアニメ化された『エマ』、マンガ大賞2014では大賞を受賞した『乙嫁語り』。

2.カウンセラー
森薫(もり かおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。2007年にはkTC総合教育研究所所長となる。元屋久島おおぞら高校副校長。2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。
現在は学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、年間百回以上の講演を行うなど、全国を駆け回っている。

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