家めしの王道家庭料理はシンプルが美味しい (角川SSC新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川マガジンズ
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本棚登録 : 84
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047313750

作品紹介・あらすじ

毎日、夫婦二人のすべての食事を作り続けている著者。厨房での地道な努力を積み重ねて、たどり着いたのが「わが家めし五箇条のご誓文」。いわく「合理的に作る、手早く調理する、既成概念に囚われぬ発想、健康に留意する、ふつうの材料を使う」。これを心がければ、さらに簡単に楽しく美味しい料理を作れるようになること間違いなし。本書には、いますぐ真似したくなるコツと美味しいレシピを満載。さあ、男の料理も女の料理も超越した「リンボウ流クッキング」を始めましょう!

感想・レビュー・書評

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  • いわゆる「男の料理」じゃなくて、フツーの毎日のご飯を作ろうの本である、と最初にあるけど、チョイチョイこだわりも見え隠れしているよう(笑)
    「加工肉とリンゴ炒め」「削り節の炊き込みご飯」「大根のホットサラダ」、台湾風の黒胡椒が効いた「甘煮芋」に林家累代の「芋玉」は美味そうだ。更にリンボウ先生オリジナルの「アンチョコ」!味が想像できない…いずれにしろ、毎日ご飯作ってくれる旦那様って、素敵★★★

  • この本の御蔭で50男でも糠漬けでけた。
    今晩のお酒の充てが一品増えました。
    他のレシピも参考に厨房でゴソゴソ、女房に怒られない程度に挑戦中。

  • リンボウ先生流、簡単クッキング。

  • 普通の材料と道具で健康によいものを手早く合理的に。
    リンボウ先生と自分は料理に対する心構えや姿勢それに味の好みが似ていると思った。そんなわけで、読んで教わるまでもなく実践しているようなアイデアも少なくはないけれど、既成概念にとらわれない発想の部分にはなるほどと思うものもある。とりあえず、鳥天を自分のレシピにしたいし、英国仕込みの甘味編があるのはさすが。

  • リンボウ先生はさすが食べ物描写がうまい。

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著者プロフィール

1949年東京生。作家・国文学者。

慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(Pコーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で、国際交流奨励賞。学術論文、エッセイ、小説の他、歌曲の詩作、能作・能評論等著書多数。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。2019年『(改訂新修)謹訳源氏物語』(祥伝社文庫)全十巻。ほかに、『往生の物語』(集英社新書)『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)等古典の評解書を多く執筆。『旬菜膳語』(岩波書店・文春文庫)『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)、『謹訳平家物語』全四巻(祥伝社)『謹訳世阿弥能楽集』(檜書店)『謹訳徒然草』(祥伝社)等著書多数。

「2021年 『古典の効能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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