江戸・東京百景 広重と歩く 角川SSC新書 (角川新書)
- 角川SSコミュニケーションズ (2009年11月10日発売)
本棚登録 : 45人
感想 : 5件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784047315105
みんなの感想まとめ
江戸時代の風景を現代に蘇らせる魅力的な作品で、特に広重の「名所江戸百景」を深く掘り下げています。各作品がどのような風景を描いているのか、その背景や現在の位置を丁寧に解説しており、視覚的にも楽しめるオー...
感想・レビュー・書評
-
梶よう子さんの『広重ぶるう』を読んで、いろんな広重作品が観たくなり、古書で購入(新刊はもうなく、電書化もされていない)。
類書がいくつかあるのだが、これはとてもよくできていて、私はイチオシ。
広重の連作浮世絵名所絵「名所江戸百景」(といっても、119作品から成る)を一つずつ紹介したうえで、そこに描かれた風景が現在のどこに当たるのかが紹介されていく。オールカラーだし、解説文は過不足なく行き届いている。
新書なので、これを片手に名所めぐりをしてみたくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館本のため、すべては読みきれなかったのが残念、座右に置きたい。
-
●:引用
●広重の絵を見るときの理解の手助けになるのが、落語と歌舞伎。多くの名所が落語に取り上げられているし、歌舞伎にゆかりの地は名所になっている。名所は、景観が素晴らしい場所という意味だけでなく、人の記憶を呼び覚ます場であることを広重はよく分かっていた。 -
「名所江戸百景」はとても有名で、一度すべての絵を見たいと思っていた。この本は、そんな希望を低価格化で実現してくれた本である。専門家から見れば、絵が小さいことや解釈の間違いを指摘する人もいるようだが、わたしのように素人江戸ファンにとっては、とても重宝した本であることは間違いない。
