心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 角川SSC新書 (角川新書)
- 角川SSコミュニケーションズ (2010年5月10日発売)
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感想 : 108件
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Amazon.co.jp ・本 (196ページ) / ISBN・EAN: 9784047315211
作品紹介・あらすじ
閉塞感が増す今の日本で、うつに向かいそうな重い気分を切り替えて、前向きに生きるにはどうすればいいのか。瞬間、瞬間を大切にすることで、ネガティブ思考に陥らず、心がフッと軽くなる方法をアドバイスします。
みんなの感想まとめ
心を軽くするための具体的な方法が示されている本で、瞬間的な集中力を高めることの重要性が強調されています。著者は、私たちの心が未来への不安や過去への悔恨に引き裂かれやすいことを指摘し、内面的なイマジネー...
感想・レビュー・書評
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精神的に不調で休職していたときに読んだ。作者の考え方のいくつかは、すごく気持ちを楽にさせてくれた。備忘録として下記に記しておく。
・過ぎ去った過去やまだ来ていない未来にばかり気を取られず、今に集中すること
・心という部屋にはいくつものジャックがあって、どこにつなぐかで気分は全く変わる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メッセージの核心にあるのは、自分の心に対する観察力とそれに伴う集中力を高める訓練をしましょう、ということ。
「感情表現が豊かな人」というのを日本人は礼賛する傾向にあるけど、感情に振り回されることで人間の精神は容易に崩壊する。人間の心は、放っておくと未来への不安、過去への悔恨に引き裂かれ「心ここに在らず」になってしまう。
人間の心が、如何に無節操なイマジネーションを同時多発的に、そして絶え間なく生み出しているか、どれほどそれに振り回されエネルギーを徒らに消耗しているか、という指摘に首肯することしきり。
仏教にも通ずることだけど、結局のところ人間を苦しめてるのは外界の出来事というよりは、人間が心の中で暴走させてしまう内的なイマジネーションなんだという問題意識を、この本を読んで改めて強くした。
天国も地獄も、結局人間の心の中で作り出されるんだ。
心を今ここという一点に集中し、イマジネーションの野放図な暴走を抑制すること。その為の自己観察力と集中力を高めること。
今ここへ、24時間100パーセント集中するのはやはり難しい。しかし、歩くときは右足左足を交互に前に出すという事に集中するとか、息を吸うときに、体内の空気の流れに意識を集中するとか、そういった小さな実践から始めてゆけば良いのだと思う。
図書館で軽く手に取ったが、予想以上に良い本だったので購入した。 -
精神科医でありカウンセラーである名越康文氏が、10年来の外来診療からつかみ取ったある心理モデルについて、具体的なノウハウとして人の悩みから解放されるためのノウハウを打ち立てた本。
名越さん曰く、カウンセリングの経験から、人間がもつ感情(とくに怒りの感情)に振りまわれることが人間の健康にとって脅威であるとのこと。そのような怒りをもってしまう出来事のエピソード分析などはある程度は役に立つけども感情をコントロールする決定打にはならないという。それは、感情というものが、日常の生活のなかで、ぶくぶくと泡のように沸き立っては消えていくものだからだ。このことに注目することの臨床的な意義は大きいという。そして、名越さん曰く、瞬間瞬間にフッと楽になって、一瞬であってもいいから、感情から離れて自分が楽になるという経験を重ねることが大切だということだそうだ。
名越さんのこの仮説には、とても面白いものを感じた。 -
2年くらい前、「怒りをコントロールする」みたいなテーマで近所に名越先生が講演に来てくださる!とのことで会場に向かっていたところ、おじさま&若い女性にぶつかりそうになった。すいません!とそのまま失礼し、連れが来ないので喫茶店で時間を潰すことに。講演開始。あっ名越先生さっきのおじさまの服装と似て…あっご本人?!!!ぁああああああ となったことがある。その講演会で紹介されていた本。目が悪いのをこんなに後悔したことはない。読みたい。
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いろいろ自分を言い当てられた。
過去にも縛られ、未来にも希望を見いだせない自分を改めて認識。
フッと軽くする練習は、わたしの課題に通じていた。
めんどくさがってしまってやってなかった。
ただ漫然と毎日を過ごす人と創意工夫して毎日を二度と同じ日はこない大切な経験として過ごす人と既に途方もない差ができてしまったなあ。
、ってもんもんとするのは過去に縛られてることなんだよね。
あとは自分がやるだけだ。-
「過去に縛られてることなんだよね。 」
何て言うのかな、名越康文の人柄(人徳は言い過ぎかな)が、呪縛から解き放って呉れる感じでしょうか?(名...「過去に縛られてることなんだよね。 」
何て言うのかな、名越康文の人柄(人徳は言い過ぎかな)が、呪縛から解き放って呉れる感じでしょうか?(名越康文の熱くて真っ直ぐな感じが、とっても好きです)2013/02/18
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朝の過ごし方ひとつで変わりますね。
大きく深呼吸して。
それから、早朝ウォーキングに出掛けます。
英語ニュースをiPodで聞きながら。
今に集中。 -
根本的な生き方をどこかで見失っているかも知れない日本人。
そんな気がすると思ったら、是非一読の一冊。
心理学に偏りすぎず、精神論にも偏りすぎずの
バランスの良いアドバイスを見つけ出すことが
できるはず。
未来の不安、過去の後悔ではなく「今、この瞬間」を生きる。
そのヒントが得られた。 -
内容はいいと思う。結局は自分の気持ちの方向次第だというのはよくわかった。ただページの区切り方とか、文章がちょっと読みづらい(わかりにくい、ではなくて視覚的なこと)
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「今ここ」を大切に意識して過ごすことで、妄想的な不安は少なくなるとのこと。少し宗教的にも聞こえますが、心理学的には自明のことかも。自分はこのごろ「今ここ」で精一杯だなぁ…別の問題あるかも。
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多くの人が不安を抱えて生きる時代に、どのような心の持ちようができるかの非常に具体的な処方箋。不安というのは過去を悔やんだり、未来を恐れたりする事からくるもの。だから「今、ここ」の達人になること。開き直れること。とても説得力がある。何度でも読みたい。
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人はどうあるべきか、問題にぶつかった時どうやって対処すればいいかがわかるバイブル。心が洗われる本。
過去や未来を憂えるのではなく、今ここにいることを認めて精一杯取り組む、幸せを感じることが大事。
最後は腹をくくって、開き直ることも必要。
性格は変わらないが、心は変わる。心という部屋にジャックは沢山あって、差し替えれば現金にも暗い部屋から楽しい部屋に切り替わる。
心を切り替える練習をすればいい。何かに夢中になったり、朝の散歩も心のスイッチなのかも。ストレス解消は、日常の中で日々やっておく。
閉塞感とは何?こだわりは大事?貢献感っていいこと?自信を持つには?
トリガーワード 閉塞感40 過程35 求められる108 こだわり91 貢献感1% 目の前のことにちゃんと取り組む66 腹をくくる170 自信172
信頼できる人からのオススメの本、自分でもチェック済みだっただけにセレンディピティした本 -
パンドラの一番の罪は「希望」という名のトラップを箱から出してしまったことか。
経験則による実践知が平易に記されていて解かりやすい。鬱にならないための予防策、あるいは仕事に向かう姿勢と捉えたほうがしっくりと当てはまる気がした。一方で、コミュニケーションについては日本が全体的に共依存になっているのではないかと、そんな連想をしてしまった。 -
2017年43冊目。
前半のなぜ自殺が増えたのか?論は仮説を並べただけで根拠にかけ、読むに耐えなかったが、中盤から語られる心を軽くする方法はアドラー心理学に精通するものが多く理解できる内容だった。
次から次へとネガティヴな思想や妄想が頭をかき乱す時は、集中していない時。
集中力を高め、「今、ここ」に意識を集中させることができれば、ネガティヴな妄想にとりつかれることはなくなるだろう。 -
「気がする」「と思う」が多くてなんで読んでるのか分からなくなった。
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コミュニケーション自体が人とつながることだというのは大きな誤解である。
会ったことのない人物、例えばジョン・レノンやガンジーとさえ心の中で対話できる。
本を読んだり音楽を聴いたり映画を見る、これもつながりであると。
まさしく金言である。
絆というものを考えさせられた。
コミュニケーションを取らなければならない、という強迫観念を捨てる勇気。
これこそが今を生きる力になる。 -
現代社会の閉塞感は心の問題。不安を生み出す原因は私たちの意識が「未来」や「過去」ばかりに飛んでいて「今、ここ」に集中することが出来ていないことにある。「今、ここ」に集中できると雑念も起こりにくくなり、落ち込みの時間も減り楽しくなる。「今、ここ」を生きることにもっとエネルギーを費やす。辛いことも悲しいことも必ず終わりがある。今が辛い人には「これもまた過ぎ去る」を座右の銘とする。こだわらないこと。こだわりは手放したほうが良い。
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インタビュー形式で対談のように話す言葉を文章にしている感じ。全然頭に入ってこない薄っぺらな感じがした。
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今この瞬間を生きるのは難しいし、継続するのも難しい。
けど、少しずつでもできるようになると楽になるだろうな。
ストレスを必要以上にためなくてすみそう。
読んでて納得するとこが多い。
気づいた時だけでもいいから、今を意識してみよう。
読んでよかった。手元に置いて読み返したい本。 -
テレビでおなじみの精神科学者の名越氏が、うつなどにならないように文字通り心を軽くする方法を指南する一冊。
「言うはやすし、行うは難し」の部分はあるものの、実践的でとても勉強になった。
著者プロフィール
名越康文の作品
