くじけないこと (角川SSC新書)

  • 角川SSコミュニケーションズ (2010年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (188ページ) / ISBN・EAN: 9784047315358

作品紹介・あらすじ

ふつうの生活を送っているだけなのに、ちょっとしたことで、へこむ人が増えています。どうすれば、追い詰められてもくじけずにいられるのか。いまを生き抜くための知恵を、ブッダの教えをもとに長老が語ります。

みんなの感想まとめ

心の強さを育むための知恵が詰まった一冊で、現代のストレス社会における「くじけない」生き方を探求しています。著者は、ブッダの教えを基に、私たちが直面する困難や不安に対してどう向き合うべきかを考察していま...

感想・レビュー・書評

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  • 書いてあることすべてに得心することはできなかったが、部分的になるほどと思うところあり。
    未来や過去の問題は考えても変えられない。手に余る事を考えることでくじけてしまう。
    人が一度にできる事は手に届く範囲だけ。現在出来る事に集中する。

  • 時間があれば

  • 客観的に見ることができる思想、人と比較しすぎる必要悪を排除することがくじけないことの近道である。あまり仏教思想ばかりの説明でないところがよかった。

  • かわらないなー

  • ブッダの教えの原点に沿って、思考するからこそくじける原因になること、我を捨てること、過去と未来にとらわれないこと、深遠なる真理が語られている本。
    これぞ悟りの境地なのですが、どうすればなれるのか、我執だらけの私には遠い道のりです。

  • とりあえずの判断
    とりあえずの人生

    構える必要はないんですね

  • 諸行無常、諸法無我など基本的な考え仏教の方を中心にいかに強い精神力と揺るがない心の平穏を作るかをやさしく説明してある一冊。

  • 問題を思う時、「私の」という主語を外すと、問題がよく見える。事実に付随した自分の悪いイメージをごちゃ混ぜにせずに。

  • この本を読み終えられるかどうかにくじけそうになりました。著者の本を読むのは初めてではないが、そうしたい!どうしたらそうできる?が悩ましい(^^;;

  • ブッダの教え。神さんは何もしてくれないことを知る。
    そして生きる単純さを知る。
    命の事を知る。

  • 基準に縛られないこと。
    人が創り出した社会は完全ではない。それに振り回される必要はない。
    物事を簡単に見る。
    それが大切である。

  • 「今だけに生きる」という事を、最後の方で、人生をゲームに例えて語ってあるのが解りやすかったです。

    既に終わってしまったステージをうじうじ気にしていても、今のステージをクリアする事ができないし、次の新しいステージの事をあれやこれやと心配しても、これまた今のステージをクリアする事ができない。

    常に、今のステージに集中すること。

    人生は休めませんから!

  • この本と名越先生の本のレビューを書こう書こうと思ってのびのびにしていましたが、今この時期だから敢えて書こう!

    強烈に言われていることは「今この瞬間を生きろ!」ということ。今この瞬間だけを考えれば、過去のことや未来のことで悩むことはなくなる。
    今回のような大地震が来てしまえばホントに今この瞬間をいかに生きるか、しか考えられない。そんな時に悩んでいる暇なんてあるだろうか?普段いかに瑣末なことで悩んでいるのかを思い知らされた。

    話は横に逸れたが、根源的なことを書いてある良書と思います。

  • とてもいいことが書いてあるのだけど、
    それを説明するための例の出し方が下手だなぁと感じた。
    文章に若干まとまりがないので、ちょっと読みにくかったのが残念。
    内容はとても参考になります。

  • 浮き沈みを避けることができない感情を、穏やかに静めてくれる。
    著者の属するスリランカ上座仏教の教義は理解していないが、ブッダという人は奇跡を起こすような聖人ではなく、人々と対話をしたり、疑問に答えたりしてきた人で、その人の考えに基づいて人々の助けになろう、という取組みが仏教の始まりだ、ということが分かった。
    もっとも心に響いたのは、”社会はいつの時代も生きにくい”や、"生きることは危険な綱渡り"といった著者の主張で、つまり人生っていうのはそもそも難しい、辛いことも数多くあるものだ、ということ。そう思っていれば、何かしらショックなことがあっても、くじけることがない、というのが本書のポイントであると思う。
    また、因果法則、というものについて、「この世のいかなる現象であっても、因縁によって生じる」という仏教の考えが説明されていたが、このように考えていれば、不必要にイライラしたり、くじけたりしないだろう、と妙に納得することができた。
    ときに例え話の意味が分かりにくい部分もあったが、語り口が優しく、とても読みやすい本であった。

  • まさに仏教的生き方本だなぁ。
    「いま、この瞬間」の権化です。

    「現実とは今の瞬間のみだと知っている人には、悩みに値するものはないのです。失敗する恐れがあることも、やり遂げられない難しいことも、ないのです」

    とか、いろいろ個性的な言い回し、独特の表現で啓発してくれちゃう本。

    「人生のゲームの場合、今に挑戦する人は「将来なんか存在しない、今を成功させるとおのずから将来が現れるだろう」と思って将来に期待することもしないのです。現在、生きることに集中するのです。…人生というゲームは、過去の経験や将来の期待に、流されないように注意して挑戦するものです。」

    という言い方も好き。
    さっぱさっぱと切ってくれて気分がいい。

  • もうだいぶ前に買って積読になっていた本・・・
    なんで買ったんだろうか?その時の私の心境は?(笑)
    くじけそうになっていたのかしらん?

    正直よく分かりませんでした(笑)
    やっぱり本は買ったら直ぐに読むべきですね・・・
    難しかった・・・

    ただ面白いなぁって思ったのは著者はスリランカ上座仏教長老なんですね
    仏教の長老なら「神様を信じれば大丈夫」とか「祈れば大丈夫」的なことを
    言うと思うんですけど(私の偏った考え方だと思うのですが(笑))
    一切そんなことは言われていないのです
    むしろ逆のことを言っています
    そこが何だか新鮮で面白かったです

    付箋を付けたところに書かれてあるのが
    ・私たちを支配し管理しているのは、誰でもありません。自分自身の思考です。
    ・現実的に社会の蓋を開けてみると、恵まれている人もいれば恵まれていない人もいる。
     これは神様が分けたのではありません。先祖のたたりでもありません。お墓参りを忘れたから起きた
     ものでもありません。神の怒りを買ったからでもありません。運勢が悪いからでもありません。
     特定の宗教を信じているからでも、無信仰だからでもありません。人それぞれの、日常の行為の結果に
     ほかなりません。その行為は思考によって生まれるので、思考が清らかであれば幸福に生きられるのです。
    ・自分も楽しく、相手も楽しくなるように配慮すること。それから、自分に有効で、相手にも有効になるようにと
     配慮すること。いっけん難しいように見えますが、やってみると至って簡単なことです。自分の怒り、嫉妬、
     憎しみ、ワガママ、エゴなどを汚物だと思って、それを相手に投げつけないように気をつければ、人間関係
     なんかはお手の物になります。
    ・人生で大切なのは、思考をシンプルにすること。そして、目の前にあることをしっかりと考えて行動することです。

    私が勉強している交流分析では「感情・思考・行動」は首尾一貫しているものだと考えられています
    感情が変われば思考が変わり、思考が変われば行動が変わります
    また逆に行動を変えれば結果、思考も感情も変わるのです
    簡単な例だと、楽しいから笑っているのではなく、笑っているから楽しくなる・・・
    やっぱり「思考」って大事なのねぇ、と難しながらここだけはアンテナに引っかかりました(笑)

  • 「怒らないこと」「怒らないこと2」に続き、スマナサーラ師の著作第3弾。

    今回は、「くじけないこと」というくくりで、日常生活の中のちょっとしたことで挫折感を味わったり、心が折れたりすることが、どういうメカニズムで発生するのか、それを回避するためには、どうしたらよいのかを、ブッダの教えに基づいて解説していただきました。

    スマナサーラ師の著書に通底する基本の考え方(=ブッダの教えに一貫している価値観)として、「無常」(現実は常に変化していること)とそれを受け入れて、「現在だけに集中して」「無我」に生きることの大切さ、を訴えるフレームワークがあります。

    2冊目を読んだところまでで、私の理解は、社会的な存在としての私たちの様々な縛りや役割と、個人として達観して生きることは、どうやって折り合いを付けていくのだろうか、というところと、自分を成長させていきたいという「向上心」や「モチベーション」と「無常」の関係性でした。

    それを、追いかけて小池龍之介氏の「もう、怒らない」を読み、それなりの納得感を得ていたわけですが、今回の「くじけないこと」は、それを踏まえて、更に理解を深めることができたような気がします。

    考え方、感じ方の整理として、今回とても納得感があったいくつかのポイントを整理してみました。

    -------

    ●「生きることは危険な綱渡り」
    太古の昔から、洋の東西を問わず、人間は生きるために必死に戦う存在。
    それは、今もなんら変わらない。安定した生活などない、ということが前提。

    ●「空安心感の対極に至ることで得られる安寧」
    安定した生活を想定するから、それが実現されないことに腹を立てたり、くじけたりする。生きている限り安心感など得られない、と割り切ることで、どんな状況も「当たり前」と思える「安定感」が得られる。

    ●「アーティフィシャルな社会に完璧はない」ゆえに「とりあえず」と思うこと
    社会の仕組みは、人間が作ったもの。そもそも自分達の自由・安全のために作ったはずなのに、それに束縛されてしまう矛盾。ゆえに、絶対的なものではなく、「とりあえず」のものとして受容することで、こだわりを捨てられる。

    ●「自我を捨てることで、人間関係が円滑になる」「毎日毎秒の努力を怠らない」
    自分という存在を発想から消し去ることで、意見の対立は大幅に軽減される。
    しかし、その人が求めること、自分が果たすべき役割も日々刻々変化していくのであるから、最初に決めたこと、感じたことに依存せず、毎日・毎秒の努力が必要である。

    ●仕事は、「とりあえず」ではだめ。「頑張っている」ではだめ。「突き詰める」こと。
    仕事はそもそも、人のために何かをすること。新人であっても与えられた役割をちゃんと果たさなくてはならない。そこに「頑張ったから」というイイワケはありえず、しっかりと本質を見極め、結果を出さなくてはならない。

    ●「人生は休めない」「人生はずっと続くゲーム」
    今に集中して、現在の課題をクリアすると、次のステージが待っている。その連続が人生である。ゲームがそうであるように、1面をクリアすると次のステージは、より難易度が高まる。そういうものだと思って生きることで、人生は過ごしやすくなる。

    -------

    前の2冊の読後より、消化不良は解消された感じがしますが、「知行合一」しなければ、本当に知ったことにはならないですからね。

    頑張りましょう。

  • やはり仏教しかもブッタの言葉に、いつも心癒される。
    無常であることを、意識して生活したい。

  • 20110516 24:30
    くじけないこと

    レジ前の山積み本を 偶然手にとり、これもいる、と思い直感で買った。夜よんで、救われた気がした。

    今までのこだわっていた私と 今の
    ちょっとだけ吹っ切れた私 著者のスリランカのお坊さんのいっていることと方向性は同じだった。

    金曜日サボって息抜きしてよかった。今日買った別の本にも サボっていいよって書いてあって、(サボってはいけないという思い込みを捨てるという意味で)ちょっと吹っ切れた感じがした。まだこの件について悩むとおもうけれど、たぶん谷底から少しはい上がれたんじゃないかと思う。これから、上がったり下がったりしてフラットな状態になれるんじゃないかな。

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著者プロフィール

アルボムッレ スマナサーラ
(Alubomulle Sumanasara)
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4 月、スリランカ生まれ。13 歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980 年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK E テレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。
著書に『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』『無常の見方』『苦の見方』『無我の見方』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)など多数。

「2026年 『ブッダの実践心理学 第三巻 心所(心の中身)の分析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アルボムッレ・スマナサーラの作品

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