知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)

著者 :
  • 角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315426

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく世界の情勢が学べる。
    以下、備忘録。
    -米国 共和党(保守派・小さな政府・米国主義)/民主党(リベラル・大きな政府)の支持層・考え方の違い
    -イラン人はペルシャ人→他アラブとは違うという誇りを持っている
    -太りすぎの人口16億人、飢餓状態9億人
    -デンマーク消費税25%、社会福祉充実、だれも不満を言っていない
    投票率80%以上

  • 新聞を読んでいれば大体は聞いたことのある話題をテーマに取り上げている。
    しかし、自分が知らなかった世界の情勢、それが世界全体に及ぼしている影響などの流れまで掴めるのは面白かった。

    時事的内容なので、本として再読してもその時点で世界の情勢が進んでいる。その点が少々残念かなと思った。
    しかし、読みやすさを重視した構成になっているので新しいものが出たら軽く読んでみたい。

  • 流石に先月出たばかりの本ということもあり
    最近の国際情勢が分かる1冊となっている。

    知らないと恥をかくというわけではないけれども
    知っておいて損は無い事柄が並べられている感じでしょうか。
    1を読んですぐ2を読んだのでここ数年間をおさらい出来た感じもします。

    2012年問題が注目すべきところですかね。

    ただ日本を取り巻く環境は震災で大幅に変わってしまったので
    そういう意味では参考にならない部分も多そうです。

  • なかなか面白いです。1と内容が多少かぶっています。それは仕方がないですが。広く浅く知ることができるのでここから興味を持ったものにどうやって自分で掘り下げて行くかが大切。最後の章には少し勇気付けられました。

  • 2011年3月に刊行されたので約一年前の本だが、現時点でも大半の内容が役に立つ。目新しい情報があるわけでは無いが、各事象の基礎知識や背景を押さえるのに便利なので、ときどき読み返して利用しそう。
    扱われているテーマは、
    ①リーマンショック以降の世界経済について、先進各国の量的緩和政策・通貨安戦争と、新興国の発展について
    ②2012年の大統領選挙に向けて、アメリカ内の共和党と民主党の争いについて
    ③中国、インド、ブラジル、ロシア等の経済的台頭と今後について
    ④異常気象、温暖化問題、資源戦争について
    ⑤イスラム原理主義、移民問題について
    ⑥日本の政治経済問題。TPP、領土問題など
    ⑦日本の今後について、他の先進国がお手本になるわけでは無いので、自分で考えて行動しましょう。

  • ●「2012年問題」とは何か? 大国の指導者が総入れ替えも!
    ●超大国アメリカの憂鬱
    ●2010年代のキープレイヤーたち
     中国、インド、ブラジル、ロシア
    ●ボーダーレスな世界が抱える問題点
    ●「民族」「宗教」「資源」が世界の火種を生む
    ●政権交代はしたものの~日本の抱える問題点~
     日本の財政は大丈夫か?/TPP/領土問題/
    ●日本はどう進めばいいのか?

  • 前著に続き2011年2月に脱稿した池上解説の第2弾。運悪く東日本大震災直前だったため、その辺の劇的変化が書かれなかったのは残念。
    なので、アラブの春事件や2012年問題以外は前著のおさらい的になっている。
    第3弾に期待したい!

  • よかった

  • 池上本二冊目。

    意外と知らないことが多くて勉強しようと思わされた。
    ニュースや新聞だけじゃ分かりにくい事も簡単に解説されてます。

  • 知らないで恥を書いた大問題は?
    一朝一夕
    帰省ラッシュ
    フランフラン
    富山から東京来た時
    大学生と社会人
    税金の話

  • 新聞を読むようになったので、
    それと合わせて読んで面白さ倍増でした。
    時事問題の整理にすごくいい。

  • 印象に残ったところ、①2012年世界のトップが代わり自国の国益追求に走る。②ギリシャ赤字は1年で2.4兆円といっていたが実は4.8兆円で累積赤字は38兆円。ユーロ下落でドイツは輸出好調。③トップに中国共産党、その下に憲法、その下に司法、立法、行政がある。総書記1名の下に政治局常務委員8名がいて13億人を支配。中国、軍のナンバー2になったら次は国のナンバー1、人口の中で65歳以上が7%以上だと高齢化社会、日本は23%で超高齢化社会、2050年は中国の3分の1が65歳以上。④日本の借金1000兆円、ギリシャ国債70%外国の銀行所有、日本の国債95%は日本人。

  • もっともっと
    目を向けるんだ
    今を
    生きて
    いるんだから

  • 今年最後に読み終えた本はコレ。最後のページにこんな言葉がありました。シンガポールの初代首相のリー・クアンユー「今、日本の社会が抱えている問題は日本人自身が将来、どのような社会を望んでいるかわかっていないことだ」。これは、自分自身にも言えることだと思う。

  • ほんと説明上手です

  • わかりやすい。世の中を理解するということは、いくつかの難解な問題を理解するということではなくて、多数の単純な問題を理解することなんだなと思った。つまり誰にでも世界を理解することが出来る。

  • 地震の直前の段階で書かれたものなので、日本については参考程度にしかならないが、いろいろな問題が分かりやすく書いてある。
    地震のあとの評価も知りたいものだ。

  • 読みやすい、分かりやすい。

  • こういう「やさしい解説本」を買うのはバカらしい気がして読んだことがなかったものの、方向転換。絶対的な自信のある分野でない限り、とりあえず読まないと。
    それがこの本のウリなんだけど、すぐ読めてしまうのでコスパが悪い気もする・・・賞味期限のある本なので、母か従姉妹にあげよう。(新大阪ブックキオスクにて購入)

  • こちらもまたまた世界がよくわかった良い本でした。

  • 昨日、モーガン・スパーロック監督の『ビン・ラディンを探せ ~スパーロックがテロ最前線に突撃 ~』というドキュメンタリー映画を見ていたときに、ここに書かれていることが非常に役立ちました。 僕は最初にこっちから読みました。『知らないと恥をかく世界の大問題』の方は後で読んでみることにします。

    この本は世界情勢や日本の時事を池上彰さんがわかりやすく解説している本で、新書ながらその情報量は相当なものであると思います。特に僕はこれを読んだあと、モーガン・スパーロック監督の
    『ビン・ラディンを探せ! ~スパーロックがテロ最前線に突撃!~』
    というドキュメンタリー映画を見ていたので、早速ここで書かれていた話が役に立ったということになります。

    僕が注目して呼んだのは第二章の『超大国アメリカの憂鬱』と第五章の『「民族」「宗教」「資源」が世界の火種を生む』で、これを読むまでは僕も知らなかったんですが、オバマ大統領の支持率は急降下していて、政府も日本で言うところの「ねじれ内閣」状態になっているという話には本当にびっくりしました。そして、第五章ではスパーロック監督の映画にも通じる話で、その中でもパレスチナ問題でスパーロック監督がパレスチナ自治区でイスラエル軍の戦車が走るのを眺めている映像で、
    「あぁ、背景にはこういう事実があるのだな」
    ということがわかった上で見ることができたので非常にありがたかったです。

    そして、アメリカ人である彼がかくも危険な取材を敢行したのか、ということがこの本のおかげで知ることができて、その点では非常に感謝しております。

  • 相変わらず読みやすく、わかりやすい文章で、大変勉強になります。
    池上さんのおかげで、興味のわかなかった政治も気になるようになりました。
    知らないことが多くて、ほんと恥ずかしい……!

    フランスの政教分離は知っていたけど、そこまで徹底的にだとは知らなくて驚いた。
    それからすると、日本ってけっこうゆるゆる。
    ナショナリズムはちらっとどこかでも見たことがあったので、危ない方向に進まなきゃいいけど——と心配。
    「3」も待ってます!

  • 前作に続いて知っていた内容ばかりでよかった。

  • ほとんどが知っている内容であまり面白くはなかった。
    マスコミの政局>政策の傾向の話は面白かった。
    それにしても池上彰の文章はわかりやすい。

  • 良かった

  • 政治や世界情勢に無知&無関心だったけれど、これを読んで、急に目が覚めました。 世界の大問題、怖すぎる! そしてあいまいだったニュースの意味が分るようになり、興味がわくようになりました。 すごく面白いです。

  • 旦那さんの本棚より。
    何故か「1」がナイと思ったら、「時事モノは旬を逃したらダメだと思って。」だそう。

    背表紙にあった「世界の風景は『協調』から『ナショナリズム』へ―。」という文句にぎくりとした。
    ある時代を彷彿とさせませんか。
    世界恐慌、ナショナリズムの台頭…まんま、1930年代じゃないんですか。
    歴史を学んでいない(ように私には見える)日本は、同じコトを繰り返さないでいられるんだろうか。
    (まあ、実際「戦争」という手段は取れないだろうけど。そう、信じてるけど。)
    では日本にはどんな「手段」が残ってるのか。
    …最近、現代史系の本を読むと、暗澹たる気分になります。

    内容的には、新しい本なので、海外ニュースの内容が分かり易くコンパクトにまとまってるという印象。
    目新しさはないけどおさらい的な。
    いろいろな意見があるとは思いますが、この人の報道に誠実であろうとする態度が好きです。

  • 初版は2011年3月25日だけど執筆を終えたのは同2月のようで東日本大震災については一切触れられていない。内容は既に知ってることが殆んどで読んだ甲斐はあまりなかった。あとがきで3月でメディアへの出演は控えると書いてあるけど3.11関連の解説番組に出演して氾濫していた情報をわかりやすく解説していたのは流石。

  • 世界情勢の移り変わりを表面的ではなく背景を辿りながら理解することができる良本。難しいことを難しく説明するのではなく、難しいことを分かり易く説明することの大切さと、その難しさを痛感した。タイトルの通り、知らないと恥となることが結構あった。例えば、日本は島国なので領土の大きさでは世界で61番目だが、排他的経済水域を含めると6番目という事実。周辺諸国との摩擦問題や外交を考える上ではなくてはならない知識。世界のニュースに関心を持ち、自分で考え、行動できる力を身に付けたいと改めて思った。「Think Globally, Act Locally」

  • 相変わらず、読みやすい。
    すごく勉強になるし、新聞が面白くなる。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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