知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)

著者 :
  • 角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 1869
レビュー : 210
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047315426

感想・レビュー・書評

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  • 池上さんが民主党政権時代を俯瞰して解説してくれると、こんなにコンパクトになるのかと感心したのでした。

  • 『1』も読んでいたので順番どおりに今回『2』を読んだが、さすがに内容的にやや古びていて、刊行当時に読まないとあまり効果的でない気がする。「はじめに」で触れられるのは「アラブの春」(!)で、アメリカのリーダーはまだオバマ、中国は胡錦濤である。「ポスト京都議定書」がどうなるのかと話題にしているが、いまやせっかく決まった枠組(パリ協定)をアメリカが離脱して世界中を騒がせている時代である。いまさら本書を読んで、なんのためになるのか、という感じは否めない。むろん、歴史はその時代ごとのトピックの積み重ねなので、2012年のことが理解できない人が、激動する2017年現在の社会情勢を正確に把握できるはずもなく、読むことがけっして無意味であるとも思わないが。げんに、読んでいてなるほどと思うことは多かった。たとえとっくに過ぎ去ったできごとであっても、いまになってその正確な背景や経過を知ることができたのは有意義であったと思う。ただ、それとはべつに、内容が正確であるかどうかにもまた留意しなくてはならない。わたしは個人的には池上彰という人物を信頼しているが、たとえば148ページには、菅直人首相が国債の格下げについて「疎いので」という発言をしたことにいちいち触れている点などについては、疑問に思う。菅直人が財政や金融にとくに通じているとも思わないが、この発言は情報が整理されるまえに囲み取材で訊かれたため、「まだ詳細を把握していない」ということを言い間違ったというか、言葉の綾というか、とにかくそういうニュアンスのもとでもたらされたものであると思う。それを見抜けなかったのかな、と思うと池上彰もたいしたことがない気がする。北朝鮮がアメリカにアピールすることを「スカートめくり」にたとえたり、民主党にとっての社民党を「元カノ」にたとえたり、わかりやすいからわざとやっているのだろうけど、ポリティカル・コレクトネス的にどうなのよ、と思わないでもない。当時の新聞記事を読み返すよりははるかにわかりやすいが、そのぶん「主観」が入ってしまっている(むろん、新聞も主観は混じっているが)という点には気をつけなければならないと思った。

  • エルニーニョの説明が、高校の授業を思い出させ懐かしかったー。
    高校で地理をやっていたから経済が面白く感じるようになった。
    受験のための勉強では面白くもないし記憶にも残らないなー

  • 今年一発目の本。
    世界のニュースが手っ取り早く分かる!というシリーズの第二弾。消費税に関して。デンマークは消費税25%。しかし国民は納得しているという。医療費が無料、教育費も小学校から大学まで無料。臓器移植も無料。税が高くても、国民には十分な位還元されている、というところが大きいのだろう。日本も、増税するならそれなりの対策を求めてしまう。本当に。

  • 世界の問題も知れるけど、それを知ると、同時に日本が抱えたある問題も浮き彫りに。
    本当にこの国は大丈夫なんやろか??

  • わかりやすく読みやすいけど、外側だけの説明にとどまっている印象。選挙番組の時のようにもっと踏み込む池上節があればよかった。よくも悪くも題名どおり。常識をみにつける意味ではよい。

  • ちょっと前のことなのに、づいぶんと世界が変わったことが実感できる。

  • 2010年を総括。振り返りたい時に読むと良い。

  • 相変わらずわかりやすい文章。シンプルでスッと頭に入ってくる池上流はもはや名人芸。内容もさることながら表現に触れたくて読んだ。

    ・2012年問題
    「アメリカ大統領選」オバマ⇒?
    「ロシア大統領選」メドベージェフ⇒続投?プーチン?
    「中国共産党全国代表大会」胡錦濤⇒習近平
    「北朝鮮」金正日⇒金正恩
    ・PI(I)GS
     ポルトガル、イタリア、(アイルランド)、ギリシャ、スペイン
    ・高齢化=65歳以上が人口の7%
    ・レアアース:鉄+レアメタル(少量)=ステンレス
    ・日本は領海を含めると世界6番目の広さ
    ・マスコミは「政策」ではなく「政局」を伝えてばかり
     ⇒政策に精通したベテラン記者がいない
    ・日本人は「坂の上の雲」を追って「坂の上」まできた
     ⇒どんな社会を望むかを考える
     ⇒自分たちで目標を作る(=こんな国にしたいを語る政治家)

  • 相変わらず分かりやすいが、決して深くはない。これで興味を持ってから難しい本に挑むのが、通常のルートなのだと思う。

著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

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