バカボンのパパと読む「老子」 角川SSC新書 (角川新書)

  • 角川マガジンズ (2011年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784047315648

作品紹介・あらすじ

今、日本はとんでもない問題を数々抱えている。そんな中、老子の「無為自然」の考えが役に立つはず。しかし、漢字だらけの老子の文章は難解。そこで、ドリアン助川が「バカボンのパパ語訳」で「老子」を読み解く。

みんなの感想まとめ

老子の「無為自然」の考えを、ユーモラスな「バカボンのパパ語訳」で読み解く本書は、難解な漢文を親しみやすくする工夫が満載です。ドリアン助川による解説は、原文や書き下し文、現代文訳が併記されており、さまざ...

感想・レビュー・書評

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  • 「バカボンのパパ語訳」だけでなく、原文(漢文)、書き下し文、普通の現代文訳、がついているので、お得感がある。

    私が読んだのは新書版だが、文庫版もあるようだ(「実践編」というのもある)。

  • 無為自然とTAOの解釈や解説をもっと詳しく知りたかった。
    バカボンパパ語訳ではなく、現代語訳だけで十分だった。

  • こういう本は敷居が低くて好き。内容も充実。

  •  ラジオDJとしても有名なドリアン助川による老子の解説本。

     書き下し文とドリアン助川の現代文とバカボンパパ風な現代文の三つの文章で老子を読んでいく。バカボンパパ風はそれほどブッ飛んではいないが普通の現代文とセットで見ながら自分にしっくり来る方を見ていく感じで読んでいける。バカボン風なのに老子に自然とマッチしているというのがこの本のテーマだからそれでいいのだ。

     老子の入門としては最適の一冊。

  • 僕は春日大社で能を観ていた。

    目の前の舞は翁だった。

    その翁の舞を観ていて急に

    バカボンのパパの顔が浮かんで来た。

    そのあと、演目解説では三山の陰陽話が

    提供された。

    ここで僕の確信へと至る。

    バカボンは釈迦、世尊で

    パパは老子、摩多羅神であると。

    その理解へと至り

    僕は本書を手に取り読込を開始

    今では人生二度目の老子フリークへと

    変わりつつある。

  • 漢文とその訳では「難解に過ぎる」ということから、バカボンのパパ語訳で老子を解説している本。

    -話してどうだとわかるようなものは、永遠不滅のTAOではないのだ。レレレのレなのだ。名付けようがないものからお空や地面は始まったのだ。そしてあらゆるものが生まれ、名前が付いて存在となったのだ。だから、あれが欲しいこれが欲しいと思わない無欲の人のみが、現象の向こう側にある「見えない本質」を観ることができるのだ。

    いくらバカボンのパパ語になろうとも、老子の宇宙観「TAO」は般若心経の「空」のようなもので、さっぱりわからない。
    ちょっと読んだだけで理解できるような、生易しいものではないのだ!
    でも、それはそれでいいのだ。

  • 2017/11/20 16:52:52

  • バカボンのパパの言う事は確かに老子と親和性がありますね。「これでいいのだ」は無為自然?
    死刑制度の是非について最近よく考えることがあるのだけど、老子は反対の立場だったよう。
    死を怖がらない人には死刑は脅しにはならないし、皆が死を怖がるようだと、誰も死刑を執行したくない。寿命は天が決めるのであってその任にない人間が手を染めると必ず何か良くないことが起きる。という風に理解した。
    う~ん。

  • ・なんでも大事にすればいいというものではないのだ。

    ・いっぱいのいっぱいになってはいけないのだ。

    ・無理は無駄なのだ。

    ・バカをつらぬくのだ。

    ・まっすぐな人はぶれぶれなのだ。

    ・形のないものが強いのだ。

    ・正しい言葉は反対の言葉なのだ。

    ・為して争わないのだ。真実の言葉は美しくない。美しい言葉には真実がない。誠実な人は雄弁ではない。雄弁な人は誠実ではない。真理を知る人は博識ではない。博識な人は真理を知らない。聖人は蓄えをしない。あらゆるものを他者に施し、自らはさらに豊かになる。あらゆるものを他者に与えら自らはさらに富む。天の道理は利を与えて奪わないことである。聖人の道理は、ことを為して、しかも争わないことである。

  • 老子の原文と読み下し文、そして日本語訳と、よりくだけた訳のバカボンのパパ語訳が書かれている。解釈についてはほぼ書かれていないが、パパ語訳がかなり分かりやすくなっているので問題はない。
    老子初心者なので、原文+パパ語訳に少し解釈が付されているというスタイルの本になれば、より分かりやすく☆5つものの本になりそうと感じた。

  • まーやっぱ老師はつまみ食いのつまみ解釈がいいなーと再確認した一冊。

  • 学術的でいて、それでしっくりくるのだ。
    老子は様々な名訳があるのだが、またひとつ新しいのができたれれれのれーなのだ。

  • 老子の言葉のバカボンのパパの視点で解説。

    というより老子はバカボンのパパなのだ。

    どうしても難しいイメージのある老子をここまでわかりやすく解説している本はないでしょう。

    面白かったです。

  • 星三つ、中身は十分その価値あり!
    されど、もりもり読み進めないのは
    人間的な私の浅さ。
    原文なしで大文字で、バカボンパパの言葉だけで再編集を。

  • Amazon、¥415.

  • バカボンのパパ>ドリアン助川>老子。僕の興味の度合い。なんていったら怒られるか。
    それぞれは、漢文、読み下し、現代語訳、バカボンパパ訳で構成されています。
    「知者不言、言者不知」 は「TAOを知っている人はそれをひけらかして、わし天才ですよ、なんて言ったりしないのだ。おしゃべりな人は知らない人なのだ」に。やあ、はずかしい。こんな具合でひたすら訳がつづいてけっこうお腹いっぱい。
    故に、あとがき「無為自然」は新鮮で、これまたいい話なのだ。このバカボンパパ語は本物ではない。本物ではないが、本物にわけてもらったエッセンスがある。これでいいのだ、ろう。

  • くどい…

  • 東久留米Lib

  • 「これでいいのだ」の生き方
    バカボンのパパ流の解釈
    NHK、100分で名著で知りました。

  • ■2013.05 TV



    『老子』 2013年5月 (100分 de 名著)
    http://booklog.jp/item/1/4142230263

    名著22 『老子』:100分 de 名著
    http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/22_roushi/index.html

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著者プロフィール

作家、詩人、歌手。明治学院大学国際学部教授。
1962年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。
1990年にロックと詩の朗読を融合させたバンド「叫ぶ詩人の会」を結成しデビュー。95年からは若者の悩み・苦しみに向き合う深夜ラジオ番組のパーソナリティーを務めた。
1998年長野パラリンピックの大会歌『旅立ちの時』を作詞。
1999年にバンド活動を休止、3年間ニューヨークに滞在、当地で同時多発テロを目の当たりにする。
帰国後、本格的に作家活動に入り、映画化もされた『あん』など、数多くの作品を世に送り出してきた。
「叫ぶ詩人の会」以降も、作家活動と並行して複数のグループで朗読や歌による表現活動を続けている。

近著として『線量計と奥の細道』(幻戯書房、集英社文庫)、『新宿の猫』(ポプラ社)、『水辺のブッダ』(小学館)、『寂しさから290円儲ける方法』(産業編集センター)、『動物哲学物語 確かなリスの不確かさ』(集英社インターナショナル)、『太陽を掘り起こせ』(ポプラ社)など。サン=テグジュペリ『星の王子さま』(皓星社)はフランス語原作から全訳した。

「2025年 『幸運であるトムとセセリチョウの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ドリアン助川の作品

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