安倍晋三と岸信介 角川SSC新書

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  • 角川マガジンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047316058

作品紹介・あらすじ

首相の座に返り咲いた安倍晋三は、父よりも日米安保を改定した親米保守のリーダー、祖父・岸信介の影響を強く受けていると言われている。安倍晋三が描く日本の将来、真の保守の姿とは何かを綴っていく。

感想・レビュー・書評

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  • 中曽根さんが戦後政治家で最も尊敬できるのは岸とのこと。
    北朝鮮が拉致を認めたのは安倍の行政におけるリーダーシップの発揮と関係との深い信頼関係を築き上げたことによる。
    小泉は基本的に自由人(ボヘミアン)だったから、いい加減なところは徹底していい加減だったから5年半ももった。
    政治家にとって一番大事なのは信念と名誉。
    安倍総理は方向性がはっきりしているからサポートする側もしやすい。
    高村が副総理として中国を担当している。彼にはもう上昇志向がないから支えやすいのだろう。

  • タイトルは、2人の名前があるが、実際は安倍総理について書いてある。筆者の大下氏の著作はこれまでも見たが、ボリュームのある本が人間の心理なんかの描写が上手でスラスラ読める。アルジェリアの日本人が犠牲になったテロを迎えにいく政府専用機の出動の際の官僚と政治家(側近の世耕氏)の認識の違いなんかが書かれていて面白かった。

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著者プロフィール

1944 年6月7日、広島県に生まれる。1968 年3月、広島大学文学部仏文科卒業。1970 年、『週刊文春』の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊『文藝春秋』に発表した『三越の女帝・竹久みちの野望と金脈』が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983 年、週刊文春を離れ、作家として政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。
著書は、「十三人のユダ 三越・男たちの野望と崩壊」「美空ひばり・時代を歌う」(以上、新潮社)、「闘争! 角栄学校」(講談社)、「トップ屋魂 首輪のない猟犬」(イースト・プレス)など400 冊以上にのぼる。
近著に、「田中角栄秘録」「官房長官秘録」「小泉純一郎・進次郎秘録」「清和会秘録」(イースト・プレス)、「映画女優 吉永小百合」(朝日新聞出版)など。

「2016年 『田中角栄の酒 「喜びの酒」「悲しみの酒」「怒りの酒」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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