よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる

著者 :
  • 角川マーケティング(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047318359

作品紹介・あらすじ

頭痛、肩こり、花粉症、喘息など治りにくい病気は、のどちんこの裏側にある上咽頭の炎症が原因と言われています。それならその炎症を鼻うがいで治してしまいましょう!今日から薬いらずの生活が手に入ります!

感想・レビュー・書評

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  • 交感神経優位とは昂奮状態である。肉食人種が戦闘的なのもむべなるかな。『つらい不調』よりも少しばかり臨床的な記述が目立つ。ただし堀田は著作が多いので、やはり新刊優先で考えた方がよかろう。
    https://sessendo.blogspot.com/2022/02/blog-post_16.html

  • 様々な慢性化した疾患のうち、あるカテゴリーのものは慢性上咽頭炎がおおもとの原因となっていることがあり、そのための治療法としてBスポット療法というのが紹介されている。
    Bスポット療法は正式に学会等で認められた治療法ではないらしいが、一部のお医者さんの間では脈絡と受け継がれているらしい。
    著者はこの治療法の有効性について力説しながらも、それを学会等で認められるための活動はするつもりはないらしい。
    また、書籍のタイトルにある鼻うがいについては本文中であまり触れられていない。

    著者の情熱はよくわかるし、内容的には「多分そうなんだろうな」と思えるものなのだが、これではよくわからない民間療法と同じになってしまう。

    ・上咽頭は非常に重要な機能を担っている(可能性)
    ・鼻うがいは上咽頭の機能を保つのに有効(と思われる)

  • 生活の質を上げるために、様々な健康本を読んでいるが、この本も一助になってくれたらと願う。

  • 慢性上咽頭炎は万病のもと。鼻うがい、つらそうだけど、やってみる価値ありかも。

  • 私は慢性上咽頭炎の治療でよく通院していましたが、職場の異動で近隣に治療してくれる病院がなくなったので、読みました。今は、本書中に書いてあるプレフィアで鼻うがいの毎日です。非常に読みやすく、通勤時間だけでもすぐ読み終えます。免疫システムの影響がよくわかり、「なんかちょっと調子が悪く、よく喉が痛くなる」という方は、一度読んでみることをお勧めします。

  • 扁桃炎に掛かる事が多いので有益でした。
    また、アズレンを添加して鼻うがいが有益です。
    (名古屋・昭和区の耳鼻科・高木耳鼻咽喉科医院 HPより)
    http://www.takagi-jibika.com/illness/treatment.html#illness07

  • 抜粋
     ○ 腎炎は原因不明とされているものが多いのですが、
      その発症メカニズムには人間の体の免疫システムが
      関わっていることも少なくありません。そのため、腎炎を
      根本的に治療するためには腎炎だけを見るのではなく、
      その病気を起こしているそもそもの原因を見つけなければ
      いけないのです。その原因とは、免疫システムに関わる
      細菌やウィルスなどが侵入してくる場所、つまり咽喉や
      版で起こっている感染や炎症であり、これについても
      注意を払わなければなりません。 (略)
      その原因を探している中で見つけたのが「慢性上咽頭炎」
      という概念です。(略)この部位が、免疫疾患(人間のもつ
      免疫システムの異常が原因で起こる病気)において
      極めて重要な働きをしているのだと、私は信じて疑わない
      ようになっていきました。
     ○ 慢性上咽頭炎を予防するには
        ・ 上咽頭は健康を測るリトマス試験紙
        ・ 何はなくとも禁煙する
        ・ きれいな空気を吸う
        ・ 鼻うがいを習慣づける
        ・ 首を冷やさない、首のこりをとる
        ・ 口呼吸をやめる
        ・ 口呼吸を直す体操
        ・ ストレスのたまらない生き方をする
        ・ 免疫力を高める食事が上咽頭炎の悪化を予防する

       ○ 慢性上咽頭炎の治療②
         もっとも単純で簡単な方法は、生理食塩水を使った
         鼻うがい(鼻洗浄)。
         生理食塩水とは0.9%の濃度の食塩水で、水と
         食塩の割合を1000 : 9にして作ります。
         水1l(リットル)なら9gの食塩、水500mlなら4.5g
         (こさじ1<5g>から、耳かき1さじほど減らした量)の
         食塩を入れます。水は蒸留水や精製水(コンタクトレンズ
         用のもので可)を使うようにし、水道水は残留塩素を
         含むので避けた方が良いでしょう。

     早速、実行してみたが、水道水だけでやると、残留塩素の
     刺激(ちょっとした痛み)がある。市販されている「鼻うがい」
     を使ってやると、さすが、痛みはなし。
     
     著者の長年抱いている夢「対症療法ではなく根本治療で
     疾患の根治を目指す」を私の生き方にしていきたい。
     
     
         

      
      

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著者プロフィール

1957年愛知県生まれ。防衛医科大学校卒業、医学博士。医療法人モクシン堀田修クリニック院長、認定NPO法人日本病巣疾患研究会理事長、IgA腎症根治治療ネットワーク代表、日本腎臓学会評議員。2001年、IgA腎症の根治治療である扁摘パルス療法を米国医学誌に発表。現在は同治療の普及活動と臨床データの集積や、扁桃、上咽頭、歯などの病巣感染(炎症)が引き起こすさまざまな疾患の臨床と研究を行う。著書に『病気が治る鼻うがい健康法』(KADOKAWA)、『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』(あさ出版)など。

「2020年 『ウイルスを寄せつけない! 痛くない鼻うがい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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