NHK連続テレビ小説「あまちゃん」完全シナリオ集 第1部 (単行本)
- 角川マガジンズ (2013年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (639ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047319004
作品紹介・あらすじ
2013年4月?9月放送のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。宮藤官九郎による書き下ろしシナリオのうち、ヒロイン・天野アキ(能年玲奈)が北三陸市にやってくる第1回?第72回までを収録。
感想・レビュー・書評
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お座敷列車は一度だけ。面白い。
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母・天野春子に連れられ母の故郷、岩手県北三陸にやってきた「地味で暗くて個性も協調性も華もない」高校生、天野アキは海女である祖母・天野夏に憧れ、現役高校生の海女さんになることを決意。大好きな北三陸で自分の殻を壊し、海女として活躍していく中、東京に憧れ、アイドルを目指す美少女・足立ユイと親しくなる。二人はやがてご当地アイドルユニット“潮騒のメモリーズ”を結成し評判を集めるが……春子の意外な過去、24年前の夏と春子の確執、憧れの先輩をめぐるユイとの泥沼展開、北鉄、ウニ、琥珀、まめぶ――アキとユイ、二人の少女の夢と北三陸の運命やいかに。2013年、日本中に大ブームを巻き起こし社会現象にもなった朝の連続テレビ小説「あまちゃん」その前半・北三陸編の脚本を単行本化。朝ドラを変えたモンスター級作品、その素のままの状態を是非ともご覧あれ!
BSで絶賛再放送中、再び注目が集まっている「あまちゃん」 私も本当に本当に大好きな作品でございますが脚本集はまだ買っていなかったのだ。なるべく再放送が終わるまでに下巻も読みたいのだけど……朝ドラ、15分半年間の放送と侮るなかれ。回数は言うに及ばず、時間で換算すれば大河ドラマ一作分とほぼ変わらない長さ。書籍にすると厚いのなんの! あんまり脚本のていの本を読まなかったのもあるのでちゃんと面白く読めるかなあ……ドラマはめっちゃ楽しんだけど……って及び腰だったけどうん全然気にならなかった!むしろすいすい読めた!ただ持つ時ちょと大変だけど。
私は重度のあまちゃんファンというわけではない、本放送の時早あま以外に夜あまを必ず見ていた&まとめあまも時々見ていたくらいで、DVDも再放送に合わせてやっと買った程度なんで(あと一応雑誌とかムックとかも買ってます)たとえば放送はこうだったけど脚本はこうで、ここが違う! みたいに詳しく指摘出来ないし、多分全部わかってないんですが明らかに「あ、ここの場面なかった。カットされたんだな~」ってわかるのもあって、そういう意味ではTRICKで言うところの「やむ落ち集」みたいな感じでもあるな~って思いました。それとBGMの指定などはないし、どういう風に画面を撮って欲しいみたいな指定も詳しく書かれていないので、その辺りは演出の方に委ねてたんだろうね。それは役者さんの台詞の言い方とかニュアンスとかも勿論で、アドリブなんかもありますし、脚本だけでも十分面白いけど、脚本だけじゃ「あまちゃん」と言う作品では、やっぱり、無いんだなあとひしひし感じました。ドラマなので総合芸術。演出にキャスト陣もそうだけど美術とかカメラマンさんとか音楽とか、いろんな人がいろんなところでそれぞれの作品を作っているから「あまちゃん」は出来上がってきたんだな、と、当たり前のことなんですが、改めて感じました。
って肝心の中身について書いてないや。それはもうブログとかついったに書きつくしてるからいいかなって思ってw もうもうアキがユイのこと好き過ぎるのがまずたまらないですよね。女の子が女の子の為に頑張る、何かを一緒にするって展開が好きなので、アキユイにはひたすら萌えます。そして母と子(というか親子)の確執に弱い私は春子と夏についての描写も切なかったし、それと何といっても伏線やモチーフの反復が尋常じゃないほどなので、若春子とユイが重なりまくるのもまた切なかったです。こっちはもうドラマ全部見てますからこの先どうなるかもわかってるから余計…
下巻、じゃない第二部も何とか再放送終わる前に読みたいです。脚本ではどんな風に書かれてたのか楽しみですわー -
もうすぐ北三陸に行くんだもんねー♪
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電子書籍で読了。
あまロスを癒すため、「箱あま」(=ブルーレイボックス)と並行してちょっとずつ読み進めましたが、ドラマ本編でカットされたセリフ等がわかって、あらためて面白さを再確認しました。
ちなみに諸般の事情により「箱あま」では削除されたシーン(松田聖子の「ぶりっこ」にまつわる話を母・春子が説明する場面と、名セリフ「アマノ行きます!」に繋がるヴァンヘイレンの「Jump」の場面)も、シナリオ上はそのまま収録されています。 -
第1週から第12週の北三陸編。興味は小ネタや台詞が脚本によるものかアドリブかという点だったが、殆どが脚本であったこと。そして実際にカットされた台詞やシーンが意外にも多かった点が発見。