おこぼれ姫と円卓の騎士 王女の休日 (ビーズログ文庫)
- KADOKAWA/エンターブレイン (2016年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047341470
作品紹介・あらすじ
ウルク帝国から帰国の最中、「恋愛」を難しいと思ってしまった未来の女王レティーツィア。
そんな彼女の十八歳の誕生日。
“専属騎士(ナイツオブラウンド)”から休日をプレゼントされたレティは、お忍び用の服を身に着け、城を抜け出すことに!!
『親切な青年』デュークと共に『花屋の少年』や『本場の占い師』に扮した騎士達の導きで束の間の休息を楽しむ……はずが!?
感想・レビュー・書評
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優秀すぎる兄たちのおこぼれで次期王位が転がり込んできたと言われるが、自分が王になることを知っていた王女レティの物語シリーズの14作目。
今回は、嵐の前の静けさのような、穏やかな展開が進むのでなんだかぎゅっとした心地だった。
騎士たちがレティに”休日”を誕生日プレゼント。レティが楽しめるようにと(茶番感は否めない)脚本まで用意されている(笑) 騎士たちの役どころが微笑ましくて和む。久しぶりのキャラたちも登場し、色々なトラブルもありつつ、レティを大切に想う気持ちがたくさん感じられて温かい。
最後、レティのデュークへの気持ちの整理の仕方とか、ゼノンのとんでもない引っ掻き具合とか、穏やかなところから一気に突き落としてくるというか、最終章どうなるの....という不穏な感じに。私はレティ兄妹たちに仲良くいてほしいのに!!
登場人物紹介での1人あたりの紹介が少し短くなってて、クレイグが「高潔でお茶目な紳士」になってて笑った(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レティの誕生祭翌日に騎士たちからほのぼのした休日のプレゼント…からの〜とんでもねー展開になって続く!に‼︎
どうなっちゃうの?どうなっちゃうの?とハラハラ。
物語が完結してからこのシリーズに手を出して良かったと今日ほど思ったことはありません。これ続巻出るまで待つなんて無理でしょう。すぐさま15巻目を読み始めます。そんな14巻でした。 -
前後して読んでしまいました。前巻のオチを知ってしまったが仕方ない。タイトルゆるいし番外編かと思った自分が悪い。
番外編どころか、ものがたりの大転機でした
2017.10.29 -
これはどうやればめでたしめでたし!なラストに繋がるんだろう。誰かが犠牲になりそうな気がする。
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6月3日読了。図書館。
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「呼び飛ばすと大変なことになる本編です。
いよいよ次巻から最終章突入となります!」
by 石田リンネ あとがき
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5352.html -
怒濤の展開についていけなかった…でもいよいよ最終章、レティの決断にデュークがどう出るのかも楽しみ。