乙嫁語り 9巻 (ハルタコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1217
レビュー : 97
  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047343788

作品紹介・あらすじ

アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン! 布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する!

感想・レビュー・書評

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  • 結構時間をかけて読んだ。
    途中、頬が緩んじゃうシーンが結構あって、久々ににやけたりした。
    読了した感想を率直にいうと感動した。
    面白かった。とてもいい巻だった。
    お幸せに。

  • パリヤさんが可愛くてニヤニヤしながら読んでしまった。

    ちょうど一巻から読み返していたのだけど、この
    巻で描かれるパリヤさんの話も一巻からの様々な細部の積み重ねなんだなぁと改めて思った。
    パリヤは最初からパリヤで、今もパリヤなんだけど、彼女が自分自身について思い悩んでいることが友人たちとの交流と彼女自身の勇気で少しずつ瓦解していくのを眺めてるとほんとに幸せな気分になる。

    ウマルとパリヤとの距離の縮まっていく様も定番の流れながらとても丁寧に描かれていて、ニヤニヤが止まらない。

    この人と一緒に生きていくことはとても素敵なことかもしれない、と思わせるのは多分劇的な、甘い言葉とかなんかではなくて日常の中で起こる些細な出来事をどう乗り切るか、という姿勢と行動なんだと思う。

    この人はこんな時こういう顔をするんだ、こういう風にしてくれるんだっていうような、信頼の積み重ね。


    家を守る為の結婚なんて窮屈そうだなぁって単純に思ってしまうんだけど、そう単純なことじゃないのよね。
    恋愛だけが人生の全てではもちろんないように、恋も情もないところから人は関係を築いていけるんだっていうことはすごいことだなって思うし、いくら自分の生きている世界が狭かろうと、豊かに生きていくことはできるのだ、生活に面白さを発見するのは自分自身なのだってことを森薫の作品読んでると思い出す。

    自分はこんなに丁寧に日常を生きてるかなー、細部に目を向けられているだろうかと、背筋を伸ばす。


    しかしパリヤさんのパン、一度食べてみたい。

  • 今回は不器用なパリヤさんの可愛さ全開のいい回でした。
    「当たり障りない世間話」「他人と会話する」「自分の思いを伝える」どんな文化圏にでもこういったコミュニケーションが不得手な人っているもんですよね。私もその一人…(笑)不器用でも下手糞でも上手く言えなくても自分の中では相手を一生懸命考えて自分の思いを伝えたいと願っている。でも上手く出来ないで悶々と…そんな切なさや不甲斐なさ情けなさ、それに上手く喋れた歓喜の感情も入り混じった心の機微を見事に描いてあって読んでいて微笑ましく、応援したくなり、ほっこりとうれしくなりました。
    カルルクとアミル夫婦のエピソードも年齢差夫婦だけに夫のカルルクの努力する姿が微笑ましく、読んでいてとても気持ちよかったです。ほんと素晴らしい作品です。

  • 百合の続きちょっとと,その後はパリヤが主役の嫁入り前のドキドキ話。人付き合いが苦手で不器用なパリヤかわいい。
    舞台が19世紀の中央アジアで,結婚は親同士が決めるものという,今の価値観とは相容れない物語なんだけど,読んでて楽しい。

    『乙嫁語り』って,その点では『この世界の片隅に』に通じるものがあるのかも。
    もちろん物語だし,当時が今より良かったとか美化するのは禁物で,「結婚したら子供を産むのが当たり前」的価値観に苦しめられたお嫁さんたちもいっぱいいたんだろうけれど。
    https://twitter.com/Polyhedrondiary/status/905927074728132608

  • パリヤ編が一段落。カモーラというきっかけを経て、環境の変化とともに成長していくパリヤを温かく見守る本巻。まあ根本にあるのはウマルとの恋なので、やはり愛は人を成長させるものだとしみじみ思う。古い習慣やしきたり、掟といったある種の差別社会において、それでも尚自分として生きようとするアミルやパリヤの姿は輝くなー。

  • パリヤとウマルの初々しいカップルが
    かわいい❤️

    ウブな少女にいきなりキスは、反則!

  • パリヤかわいいなー!!!不器用なパリヤについ肩入れしてしまう。彼女の人間らしさがとてもいとおしい。かきこみがとっても細かいのに読みづらくなく、むしろどんどん頭に入ってくるのが不思議。人物の表情もみな生き生きしていてすばらしく、本当にしっかりした世界をもった作品だと思う。間違いなく、今一番好きな漫画です。

  • パリヤさんとウマルくんの、図らずもデートの巻。ハプニングを乗り越えることで一気に仲が深まるのはありがちだけど、あのぎこちなさを思えばそれがまた良い。
    その前の"パンの説明をする"場面なんかは、その行動からパリヤさんの不器用で実直なところがうまく表現されていて、うまいなーと感銘を受けた。
    最後にこれからを語り合う場面は、式を挙げるにはまだ至らなくとも、希望に満ちている様子がふさわしく、すがすがしい。
    あと、このまんがは番外編にも毎回ワンパターンでなく味があるけど、今回はこれまでの乙嫁たちも総出演で、どうも少し懐かしい気分になった。

  • パリヤみたいな不器用な子の良さをわかってくれるウマル親子すごいっ! 夫婦どっちかが社交的ならなんとかなるさ♪(´ε` ) パンが美味しい宿って評判になるかも? でも遠くに行っちゃったら淋しいなあ。アミルとカルルク夫妻、なんでも出来ちゃう妻がいたら、頑張っちゃうよね、男の子!

  • 大好きなウマルに嫌われたと思い込んだパリヤは、焼いたパンに想いを込めた。
    不器用なパリヤが気持ちを伝える為には…?

    ともかく今回はひたすらにパリヤさんのターンで実に微笑ましかった。
    ウマルさんとの結婚話が持ち上がったことで不器用ながらも懸命に頑張る姿がすごく可愛らしい。頭の中でああでもないこうでもないと色々考えすぎちゃって、全然口に出せないとかめっちゃ乙女してた。
    ウマルさんもあの不器用っぷりで呆れる事もなく、何だかんだぎこちなくも進展しててニヤニヤする。責任とる、にはやられた。

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著者プロフィール

* 同名著者複数

1.漫画家
森薫(もり かおる)
1978年東京都出身の漫画家、同人作家。代表作に2005年第9回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞、テレビアニメ化された『エマ』、マンガ大賞2014では大賞を受賞した『乙嫁語り』。

2.カウンセラー
森薫(もり かおる)
1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。2007年にはkTC総合教育研究所所長となる。元屋久島おおぞら高校副校長。2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。
現在は学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、年間百回以上の講演を行うなど、全国を駆け回っている。

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