ハクメイとミコチ 5巻 (ハルタコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047344136

作品紹介・あらすじ

ハクメイとミコチのまわりには、たくさんの動物や虫が暮らしています。人間であるあなたがよく知っているネコやサル、キツネにタヌキ。それからクワガタやオオカミ! “彼ら”がこびとの世界で何の仕事をして、どんな事に悩んでいるのか――その様子を覗いてみませんか?
身長9センチメートルのこびとの生活を描くシリーズ、最新刊。第5巻は魅力的な動物が続々登場! 豊かに描かれる毛並みや表情にも注目です。

感想・レビュー・書評

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  • 毎年1巻ずつ続いていく小さな2人の物語は何度読んでも癒されるし、こんな世界に住んでみたくなる。
    アニメも放送されてて、こちらも、わたしの癒しの時間となっております(^^)
    これからもずっとずっと続きますように!

  • 釣りってハードル高そうなんだけど挑戦してみたいもののひとつ。ハクメイみたいなのは駄目メンターかな?そして昔はマキナタ図書館の司書さんみたいな人になりたいって強く望んでいたのに、いつのまにか思いを見失っていたことを噛み締めてほろ苦い味がしている。

  • 独特の世界観。読後、ちょっとシアワセになれる。

  • 2巻までバラ買いして、我慢できなくて最新刊の5巻までの三冊を大人買い。全く後悔していない。小さい体での生活がきっちり活きたストーリーや小ネタで全話がっつり楽しんでます。続きが楽しみ♪

  • ■書名

    書名:ハクメイとミコチ 5巻
    著者:樫木 祐人

    ■概要

    ハクメイとミコチのまわりには、たくさんの動物や虫が暮らしています。
    人間であるあなたがよく知っているネコやサル、キツネにタヌキ。それから
    クワガタやオオカミ! “彼ら”がこびとの世界で何の仕事をして、どんな
    事に悩んでいるのか――その様子を覗いてみませんか?
    身長9センチメートルのこびとの生活を描くシリーズ、第5巻は魅力的
    な動物が続々登場! 豊かに描かれる毛並みや表情にも注目です。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    毎年1月の楽しみです。
    今回は、つり、コンジュの隣人、ハロウィンもどき、棟梁と奥さんの喧嘩(一方的な思い込み)
    隣人の部屋替え、図書館の司書さんの奮闘記、ヌルヌルの家の取り壊しなどがあります。

    どのお話もクオリティが高いですが、釣りの話とコンジュが関わる隣人とハロウィン
    のお話が好きです。
    釣りは、ミコトが珍しくハクメイに自分の嫌いなものを言うという
    描写がありますが、二人の関係性がいかんなく発揮された名場面だと
    思います。
    ハクメイもミコチもお互いを思いやりながら、自分の気持ちを伝える
    というの関係性は理想の関係だと思いますね。

    私はコンジュが好きなので、コンジュの関わる話は基本的にどれも好き
    ですね。
    初登場時よりも素直になり、でも少しひねくれているという人間?性が
    好きです。

    来年まで時間があるので、何度も読み返したいと思います。

  • 【Great】

  • 飯屋でこの5巻を何気なく読んではまる

  • 【あらすじ】
    動物たちのいる暮らし。
    ハクメイとミコチのまわりには、たくさんの動物や虫が暮らしています。人間であるあなたがよく知っているネコやサル、キツネにタヌキ。それからクワガタやオオカミ! “彼ら”がこびとの世界で何の仕事をして、どんな事に悩んでいるのか――その様子を覗いてみませんか?
    身長9センチメートルのこびとの生活を描くシリーズ、最新刊。第5巻は魅力的な動物が続々登場! 豊かに描かれる毛並みや表情にも注目です。

    【感想】

  • 何でかね、まだ、アニメ化が決定しない。こんだけ良い漫画なら、そろそろ、アニメになってもいいと思うんだが、ファンとしちゃ
    しかし、アニメについて詳しくないなりに、冷静に考えると、この最大の魅力とも言える色合いを出すのが難しいのかもしれない
    キャラやストーリーに負けないくらい、観る者の読み手を掴む「色」を使いこなすアニメ制作会社となると、それこそ、あのジブリくらいだもんなぁ
    俺んとこなら作れます、って手を堂々と挙げる会社がなくて当然かもしれん
    まぁ、気長に待とう、読みながら
    画像には表示されてないけど、この(5)はまず、帯がいい
    「動物たちはペットではなく、仲間。」、この『ハクメイとミコチ』ではその通りだ
    小競り合いこそ起これど、この世界では、種族が違おうが、体のサイズが違おうが、共存が成り立っている。漫画的な理想ではあるが、かなり凄い
    あくまで、私個人の意見なので聞き流してもらっても構わないが、よく聞く動物虐待のニュース、もし、人間と動物が同じ言語で会話により意思の疎通が叶うなら、なくなると思っている。動物が自分の残虐な行為で痛がり、その悲鳴が聞こえるならば、人間は良心や罪悪感のブレーキが働いて、動物虐待なんて出来なくなるはずだ。もしも、動物に命乞いされても、それを無視して命を奪うような輩は、人間どころか畜生以下。そんな奴こそ、殺した動物と同じ目に遭わせるべきだ、と思っている
    む、いかん、ほのぼのとした漫画の感想を書いてるのに、物騒な意見をしちまった。自制心をセーブできなくなる辺り、漫画読みとしても、人間の大人としても、まだまだ精進が足りんな、反省だ
    この(5)でも、ハクメイとミコチは仲が良く、他の友人とも絆を強めている
    人間と力を合わせて魔王を討つ、みたいなファンタジー作品も好きだけど、こういう、平和で何も起きない、イベント盛りだくさんの騒がしい日常モノも好きだ。自分を取り囲む現実が、ギスギスしすぎているからだろうか・・・
    どの回もほんわかとして好きだが、個人的に印象的だったのが、第29話「司書の一日」だった。図書室や図書館が好きな読み手なら、私と同じく、この回に面白さを感じたんじゃないだろうか。司書が読み手が望む本を探し出せるのは当然。その「当たり前」にこそ、彼らはプライドを持ち、日々、仕事に励んでいる。けど、餅屋の餅屋を覆してくれるのが素人。同業者よりも、素人の方がプロの度肝を抜くんだよな。司書さんに白旗を振らせてこそ、やっと、本の蟲と名乗って好いに違いない
    同じくらい、印象的だったのが、第34話「夫婦と手ぬぐい」だった。もしかすると、この回の方が、読み手の共感を得て、人気かもしれない。夫婦なんだから喧嘩をするのは普通。けど、世の夫婦が知りたいのは、喧嘩をしない方法ではなく、禍根を残さない仲直りの仕方。無二の正解ではないけれど、ナライとハクヨさんは理想の夫婦だろう。自分に非があると分かっているなら、つまらない男の意地など張らず、潔く頭を下げて詫びを入れる、そっちの方がよっぽどかっこいい
    この台詞を引用に選んだのは、職人としての高いプロ意識を感じ取れたので。自分の仕事に妥協をしない、ってのは、こう言う事か。仕事の最中だけではなく、ふとした、自分の時間に、それが出てこそ、一流の職人なのかもな

  • 新しいキャラとか新しい場所が多く登場して、より楽しめました。
    どんどん物語の世界が広がって行ってるので、今後にも期待。

  • いい,いい,いつもながら,いい.何度でも読み返す,読み終えたらまた読みたくなる,しばらくしたらまた読みたくなる,心がしんどくなれば読みたくなる,そんな漫画『ハクメイとミコチ』
    ミコチはあれ,釣れなかったのやはり悔しかったのだろうか? 前巻から話が続くのは珍しい.楽しき良き隣人.司書のプライド,ハクメイのアレはなんてぇか野性の勘だよね.タヌキさんも過去に緑尾老と関係あったのかしらね? あの索道は一寝入りするほどの距離なのだろうか? クワガタの夢,恋の話に疎い2人,そういや,“そう言う話”て初めてじゃあなかろうか? スベリ屋敷の時のミコチが可愛い.朝昼晩三日続けて大嫌いなトマト尽くし,泣いちゃうランテツ.笑えねえよ.でもちゃんと裏表紙で妻を食事に誘ってるね.

  • 本刊のよさを言葉で伝えるのは難しい。隣人が気になり憧れる気持ち、都会生活への憧れ、翌日には取り壊してしまうのに思わず修理してしまう大工。あまりにささやかなのだ。しかし、神は確実に細部に宿っている。なお、本刊の料理の眼玉は冬瓜とサバの揚げびたしである。

  • この街に住みたい……。

  • いいな~
    たのしいな~♪
    想像もつかない世界のバラエティに富んだ楽しいお話と美味しい食べ物。
    今回の最後の話は、大の大人がよってたかって奥さんに謝る方法を考える・・・最高!(^o^

  • ハクメイがマキナタに来た時の話とか、ハクメイの組合の会長の夫婦喧嘩の話とか。

    単発で読み易いです。

    すごく好きな漫画なんですが、いまいち細かいところを憶えていられず、誰だっけ…?なんのことだっけ…?となりがち。
    それだけ細かく描写されてるってことなんですが、世界観の作り込みがあるのは分かるけど説明されないので、憶えられないのかなぁ。
    知らない単語を説明なく使われるのに違和感が。。

  • ★ハクメイ 髪 短いままなのね(p.95)

    ・前巻の続き。マキナタ湖での釣り。
    ・ライカとコンジュ。
    ・図書館の司書さんの一日。
    ・比較的近くを通る緑尾老のキャラバンを見にいく。
    ・七年の一度の祭事「樹鎮の夕べ」、いかに子どもを脅せるか。
    ・取り壊すスベリ屋敷の下見。
    ・コハルの憧れ、都会的生活のために。
    ・妻のハクヨを怒らせて怖くて家に帰れないナライ会長。

    =========================

    ▼ハクメイとミコチについての枝葉末節

    【アオバネ】放浪画家。アユネの劇の登場人物。
    【アサト】石貫會の職人。會一番の女好きなんだとか。
    【雨合羽】普通は油紙でつくるがハクメイがたびたび破くのでミコチが布でつくった。ミコチのものが焦げ茶色、ハクメイのものが若草色。
    【雨乞い通り】古着屋激戦区。
    【アユネ】ミコチの姉。マイペースな性格。劇作家。仕事以外何もしないが態度は大きい。劇団員と結婚したらしい。
    【アラビ】騒がしい港町。積み木市場が名物。場内市場でミコチは大人気。ハクメイにとっては動けと言われているような地でミコチにとってはむしろ時間が止まっているような感じ。
    【石貫會/いしぬきかい】会長のナライ、副会長のカテンを中心にした大工の職人集団。
    【色ガラスの不思議】センが図書館に取り寄せてもらった本。
    【イワシ★】鰯谷親方、通称「イワシ」。乱暴な言葉遣いだがわりと優しく細やかなところもある職人。ハクメイと一緒に仕事することがある。本来のサイズと思われるイタチ。
    【ウカイ】享楽家と呼ばれ楽しく生きるために芸術家や無法者を蜂蜜館に囲い込んだ初代主人。故人。
    【歌姫】マキナタの街の収穫祭で毎年一人選ばれるが今年はコンジュとミコチが選ばれた。
    【大物屋】マキナタ東卸売市場に店を構える老舗食品店。店主はコツメカワウソの水雲丸(もずくまる)。
    【押し寿司の炙り】小骨のマスターが持たせてくれた弁当。アラビの旧中央広場の跡地で食べた。
    【落とし物】港町アラビでうっかり財布を落としたりすると世話焼きどもが落とし主を探すリレーをしてどこに流れていくかわからない。
    【オロシ】フクロウ。ハクメイたちにとっては超巨大。本来のフクロウのサイズと思われる。凶暴なハンターとウワサされているが・・・

    【会長】→ナライ
    【鏡森の薬師】司書さんがこれまで読んだ中で最も食事風景が美味しそうだった本。料理が上手くなりたいミマリに貸し出した。
    【カテン】マキナタ大工組合「石貫會(いしぬきかい)」のたぶん副会長。会長のナライの相棒。デカい。ハクビシンかなにかかな?
    【カノカン湖】釣りの名所。東マキナタから夜行列車で行った。
    【カフゥ】ミコチが昔飼っていた白い鳥でミネストローネが大好き。
    【木こりの歌】ユエン地域に伝わる民謡。元々歌詞はなかったがいつの間にかついた。いくつかのバージョンがあるようだ。
    【暗森の声】悪魔と言われているが実在の人物だったらしい。木を伐りに来た人たちを一人で全滅させたが最後は倒された。街外れの大楠に住んでいたということだがそれはミコチの家がある楠なのだった。
    【グリマー】喫茶店。お茶菓子持参で来ないといけない。珈琲館のマスター推奨。
    【ケイト】森の奥で美味しいカヌレをつくっているアナグマ。スズミの弟だと判明。
    【号外バッタ】最新の情報をお届けしてくれる。
    【小人】ハクメイやミコチ。頭身の大きな人間タイプ。身体のサイズのわりに力持ちな感じ。設定では9センチってなってるけど昆虫たちとの比較で考えると身長2~3センチくらいにも見える。今のところヒト族(ぼくら)は出てきていない。今後も出てこないでほしい。
    【コヌタ山】陶器の産地。黒コヌタと青コヌタがあり一般に出回っているのは青コヌタ。最近温泉が発見され宿ができた。
    【コハル】ミコチの家がある木の上の階に住むカナブンかなにか甲虫。都会的な生活に憧れる乙女。
    【小骨】ポートラウンジ(喫茶店兼呑み屋)。積み木市場にあるミコチ行きつけの店。マスターは街の創始者のひとりキュウカの血筋か? (本人ではないと思われる)
    【ゴライアスオオツノハマグムリ】世界一大きい昆虫で輸送業に就くことが多い。カブトムシなんかはひとり旅向き。
    【コンジュ★】吟遊詩人。気が強くシンプルな性格。自分以外にミコチが歌姫に選ばれたのが気に入らない。家事は苦手だが乙女な仕事は得意。アロマ系にもくわしい。「無法地帯」の蜂蜜館で暮らしている。寝るときはマッパ。

    【サイモン】センのとこにいる骨。潜水実験に使われた。センは臆病だと思っていたがじつは騒がしいほうが好きだったようだ。
    【ササジマ】石貫會の職人。ネズミ系のなにか? ノボリと同居している。
    【シグレ】ケイトさんちで一緒にカヌレをつくっている蜂。
    【司書】マキナタ図書館の司書。ハルハン出身。粉骨砕身頑張っている。アドバイスも的確。自分が探すのよりよい本を見つけてしまうハクメイにライバル心を燃やしている。
    【シナト】呑戸屋姉妹の姉。目つきがキツい。ハクメイの賭け友だち。
    【縞屋】券売屋。
    【ジャダ】美容室「翡翠の卵」をやっている。建物はたぶんダチョウの卵の殻。いつも寝ぼけたような表情。「何を隠そう 私 本当に美容師なんだ」
    【収穫祭】マキナタの街で行われミコチはアナグマさんの梨ジャム屋台(夢品商店?)の手伝いをしている。元々は付喪神を讃えるもので大勢の付喪神がやって来ているのが町外れのネムの木からはよく見える。
    【ジュース屋】モモンガ。ミコチの家のある木で営まれている。
    【修理屋】ハクメイの本業。基本暇だがミコチいわく「まあ 修理屋が暇って事は 日頃 良い仕事をしてるって事なんでしょ」
    【樹鎮の夕べ】七年に一度マキナタで行われる祭事。悪魔「暗森の声」に扮した大人が脅すと子どもが折れた斧を模した玩具を掲げる。そうすると大人はお菓子を置いて逃げる。
    【ジュレップ】カクテルっぽい酒のようだ。ウカイのつくった蜂蜜館ジュレップは争い事をおさめることができるくらいうまかった。
    【スズミ】アナグマ。「夢品商店」店主。カヌレを売りたい。
    【スベリ屋敷】イワシが物心ついた頃にはもう誰も住んでいなかった家で、取り壊すことになった。周囲につぶすとヌルヌルする草が生えているからスベリ屋敷と呼ぶのだと思われる。
    【静寂の骨録(こつろく)】センが図書館に取り寄せてもらった本。
    【赤面丸】猿かな。アラビの場内市場で醤油屋を営んでおりミコチに味見を頼む。
    【セン】生命を研究していて骨をたくさん持っていて操ることができる。研究所も動く亀の骨でのんびり屋のジョージ。大破したミコチの家を修理してくれた(自分好みに)がそれ以来玄関があばら骨になった。かわいい服を身につけたら可憐な美少女。

    【卓上の陽(ひ)】司書さんがセンのために取り置きしていた本。ランプの図鑑。
    【旅】「旅先ってやけに腹が減るんだよ」(第四巻p.174)
    【球茶】カザシ名物。球場の器にお茶と水を入れて飲むときまで密閉しておく。
    【積み木市場】港町アラビの名物で壁面すべてが小さな店の集積となっている。よじ登って店に入ることになるようだ。元々は漁師の気球丸、布問屋のウィリー。珈琲焙煎士のキュウカが始めたと言われている。
    【旋毛丸/つむじまる】蜂蜜館古参のトカゲ。リーダー的存在のようだ。
    【図書館】マキナタ図書館。司書さんが頑張っている。けっこう充実している。取り寄せもしてくれる。基本的にハクメイやミコチなど小人サイズのホンダがスズミなど大きい動物用の本も置いている。貸出カードはいまのところ小さいものだけ。貸出上限は10冊。
    【呑戸屋/どんどや】シナト、ミマリの姉妹がやってる炉端焼き屋。
    【ナイトスネイル】寡作の針姫と呼ばれデザイナー。ミコチはファンのようだ。
    【ナライ】マキナタ大工組合「石貫會」の会長。腕が立って厳しい。妻のハクヨに言わせると意外に気が小さいらしい。よくいえば繊細で慎重ということだろう。ついでにゴボウが苦手。
    【野宿】宿無し時代のハクメイがよくやってたらしい。
    【ノブキ】リスかな? ネズミかな? コンジュの仲間のようだ。蜂蜜館「新参」のリーダー的存在みたいだ。
    【ノボリ】石貫會の職人。トカゲ系のなにか? ササジマと同居している。

    【ハクメイ★】ミコチの家に居候している。気楽な宿無しだったこともある。女性のようだ。トラブルがあってもなんでも楽しめるタイプ。腕のいい修理屋。泳ぎは苦手。
    【ハクヨ】ナライの奥さん。おっとり系。西瓜の種の塩煎りをミコチに教えてくれた。塩分と油分が多く高たんぱくで疲れたときにぴったり。
    【蜂蜜館】「無法地帯」にある。コンジュが住む? モットーは「なんでもあり」。来る者拒まず。「革糸竹層」に住む「古参」とコンジュたち「新参」はあまり仲がよくない。
    【花喰いパンナの冒険】童話のようだ。
    【ハルカ】ミコチの弟かもしくは兄。アユネの弟なのは確実。未登場で名前のみ出てきている。
    【ヒガキ】蜂蜜館二代目主人。初代ウカイの友人。
    【ヒノチ街道】廃道で荒れているがいまだ使っている者はいる。第五巻の表紙カバーの絵はこの街道をゆく情景と思われる。
    【風船丸】アラビの干物屋? ミコチのことをミコっちゃんと呼ぶ。街の創始者のひとり気球丸の血筋か?
    【舞台】ハクメイとミコチが暮らす森の中と、近隣の街、おもにマキナタでのできごと。小人たちと動物たちが対等に話し、生きている。動物のサイズはぼくらの知ってるサイズのこともあり、小人サイズのこともある。ぼくらとおなじ「ニンゲン」がこの世界にいるのか、まったく存在しないのかは不明。個人的には後者を望む。ニンゲンがいると話が鬱陶しくなりそうなので。
    【ホラ貝】アラビでハクメイがミコチに買ってもらった。

    【マキナタ★】山間の街。主要な舞台。旅人が集まってできた変な街という噂がある。街に入るには体長制限がある。緑尾老は制限の倍以上あるので入れない。
    【マスター】美味しいコーヒーを淹れてくれる。
    【マスターの母】放浪中のようだ。
    【みーちゃん】車掌。
    【ミキ】蜂蜜館の八百屋。目利きで品揃えもよいが場所柄売れ残ることも多い。ある機会にミコチと契約することになった。
    【ミコチ★】ハクメイと同居している、というよりミコチの家にハクメイが転がり込んだ。家庭的な性格で料理上手。クラフト系も達者。歌も無自覚に上手く歌声にひかれて訪問販売者が続々やってくるほど。ジャガ谷麓の夢品商店に作った商品を卸している。アラビの場内市場ではアドバイスを求める商店主たちに大人気。布、特にヒロムタ綿が好き。
    【ミコチの家】最初の家は壊れたので二代目をセンが建て直してくれた。ちょっと骨っぽが。いつの間にか木の住人が増えている。
    【緑と羽の語り】コンジュの曲。
    【ミミ】旅のカメラマン。耳の垂れたウサギかな? 被写体がカメラを意識しなくなるまで自分を馴染ませてから撮るという手法。野生動物の研究なんかはそんな感じらしい?
    【ミマリ】呑戸屋姉妹の妹。
    【夢品商店/むじなしょうてん】ミコチが作った商品を卸している店。店主はアナグマのスズミ。コンジュはここの常連で黒豆クッキーが好きだがミコチが作ったものだと知り驚く。
    【水雲丸/もずくまる】コツメカワウソ。食品店「大物屋」店主。

    【ヤシロ】商人都市。緑尾老のホームタウン。
    【宿無しの渡りネズミ】コンビ。一人はグラサン。ミコチのサンドウィッチ欲しさに喫茶店に連れていってくれるがじつは自分たちも場所をしらなかった。
    【夕焼けトンビ】真っ赤で大きな鳥。夜明けに出会ったら願いをひとつかなえてくれるとか。
    【ユエン式銀糸製法】センが図書館に取り寄せてもらった本。
    【ユガ】夕焼けトンビを目撃した製紙工房の従業員で「星見カエルの天気予報」の正否の確認を遠眼鏡と望遠鏡で確認するのが日課。

    【ライカ】コンジュのお隣さん。ファンでもある。小さな郵便局の裏方をしている。
    【ランテツ】石貫會の職人。キツネ? トマトが苦手。異種婚している。相手はネズミ系のなにか。
    【リモンチェッロ】お酒の種類のようだ。ジャダがつくってみたが不味くてモチベダウン。仕事もする気になれない。
    【緑尾狼/りょくびろう】尾の先が緑色の隻眼の雌狼。戦闘力が高い。彼女が率いるキャラバンの名称でもある。緑尾老以外は小人サイズでヤシロ地方の商人で構成されている。シーズンオフにはヤシロの治安部隊をしており悪名高いヤシロの盗人もその間は休業する。行き倒れのハクメイを助けてくれた。ハクメイの赤い髪が気に入ったということでマキナタまで送ってくれた。
    【リ・ルナ】雨乞い通りにある古着屋。ナイトスネイルの作品を中心的に扱っている。
    【隣人の朝餉】コンジュの新曲。ライカが発想のもと。

  • 読了
    1回目 2021.2.16

  • 前巻からの釣りの続きは、最後に興味をそそられて終わるのが、予想外で良かったです。ミコチには、やっぱり合わないで終わるかなと思ってたので。

    この巻のメインは、やはり、ハクメイのマキナタへ来る前の、緑尾老率いるキャラバンの話ですね。
    会えなかったけど、ちゃんと爪痕は残していったのが、ハクメイらしい。緑尾老が、ハクメイを忘れずに、赤毛を形見にしているのも、感動的でした。

    それから、コンジュの隣人のライカ、マキナタ図書館の司書、3巻でちょっと登場したクワガタのコハル等、新たなキャラも登場してます。

    また、メインストーリーとは関係ないけど、何気なく、登場させているキャラが、結構いるので、それも楽しい。蜂蜜館の館主ヒガキ、セン、スズミ、ミマリなど。

    それから、司書に負けない、ハクメイの本の知識の豊富さは、すごいですね。そういえば、前巻の夜汽車でも、読書していたっけ。

    最後の、ナライ率いる石貫會のエピソードは、切なくて、面白かったです。大の男が、たくさん集まって、ハクヨさん一人を恐れているのは、男って、全くみたいに、共感できたし、その後の、手拭いの真相では、ナライの男意気を感じました。ハクヨさんとの素敵な思い出があったから、悔やんでいたのだなと。

    ただ、今巻は、ハクミコ自身のエピソードが少なかったなあ。

  • 司書の話が好きだな。図書館だから。あれはでも、どちらかというと施設じゃなくて、私設なのか?

  • 動物たちのいる暮らし。
    ハクメイとミコチのまわりには、たくさんの動物や虫が暮らしています。人間であるあなたがよく知っているネコやサル、キツネにタヌキ。それからクワガタやオオカミ! “彼ら”がこびとの世界で何の仕事をして、どんな事に悩んでいるのか――その様子を覗いてみませんか?
    身長9センチメートルのこびとの生活を描くシリーズ、最新刊。第5巻は魅力的な動物が続々登場! 豊かに描かれる毛並みや表情にも注目です。(Amazon紹介より)

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