どこか遠くの話をしよう 上 (ビームコミックス)

著者 :
  • KADOKAWA
3.68
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本棚登録 : 162
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047345379

作品紹介・あらすじ

そこは、どこまでも青空が続く、南米の緑豊かな山岳の村。不思議な“能力”を持つ少女チロ。彼女はこの世界が途方もなく広く、深く、優しいことを、まだ知らない。
『庭先』シリーズ、『ゆず』、『長い長いさんぽ』の須藤真澄が、満を持して贈るファンタジー長編作、いよいよ開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 未来の描写には「ん?おや?」と思ったが、最終話でちょっぴり泣いてしまった。

  • 作者の短編は読んだ覚えがあり、絵が透きだったし、あまり予備知識なく、ほのぼの系旅行記かなーと思って読んだら、広くて尋くて深い感動にちょっと泣きそうになりました。いやー、上手い監督に長編映画化してほしい、これ!そしたらボロ泣きしそう。もちろんペルーロケで!

  • 須藤真澄さんの作品『どこか遠くの話をしよう』の上巻を読了。

  • 上下2分冊のファンタジー。
    感動する話が読みたくて本屋を探索。そして購入した本。

    ペルーのマチュ・ピチュを舞台に未来と過去が繋がる話。
    希望を紡ぐタイムトラベラーとキュートで優しいチロが主役で、とにかくチロが可愛い。
    絵も丁寧に書かれていて高評価。

    お勧めできる上質なコミックです。

  • どこか高地の、女の子の日常を描くまんが。代わり映えしない毎日がつづられていくのかと思わせておいて


    コミックス半ばを過ぎてから明かされる出来事。
    多分これ、次の巻から一気にくるんだと思う。
    代わり映えのない、昔々から連綿と続いていた日常に、大切なものを永遠に失った男がさまよい現れたことが村を変えるかもしれない。変わらないかもしれない。

    毎日はいつだって、未来につづく。

  • まんがっぽさがいやだ。
    未来から来たっていうところに意外性もなく。。。

  • 下巻は2018年1月に刊行、完結。

  • SF(少し不思議)漫画を描かせたらトップクラスの実力派 須藤先生の新作。

    中盤くらいまでは「異国で行き倒れた記憶喪失のおじさんと物と会話のできる現地の少女」の物語という感じで淡々と進むのですが....

    .....うん、やはり面白い。

    今のところ着地点が全く見えないのでこれは次巻が楽しみです。
    (自分が須藤先生に求めている物語性にストライクな感じ!)

    また、この「物がそれぞれ意志と記憶を持っている」という設定が八百万の神さまの国:日本の作家さんの発想!って感じで更に好ましいです。

    名作「アクアリウム」みたいにずっと本棚に置いておきたい作品になるよう期待したいと思います。

  • 4.2

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著者プロフィール

12月17日生まれ・東京都出身。ファンタジーからエッセイまで、幅広い雑誌で活躍し、『ゆず』『アクアリウム』『おさんぽ大王』『庭先案内』『長い長いさんぽ』など作品を発表。現在は『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)にて「庭先塩梅」を連載中。同作の単行本第1弾『水蜻蛉の庭』は、第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された。

「2021年 『おさんぽマスターズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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