ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 427
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047346048

作品紹介・あらすじ

日本の神様が大活躍する下ネタ満載のギャグ本みたいな歴史書『古事記』。しかし1300年以上前に書かれたため言葉遣いが難しく、読み切れない方も多いはず。そこで本書は、小難しい解説をぜーんぶ取っ払って物語だけを抜き出し、ラノベ風にまとめました!

『古事記』とは、日本神話からはじまる日本最古の歴史書のことです。上中下巻からなり、上巻は日本神話、中下巻は天皇記が書かれています。本書はそのうちの上巻『日本神話』のストーリーを口語訳しました。しかし、著者の古事記愛による妄想が止まらなくなってしまったため、各キャラクターには趣味趣向が大きく反映されたラノベ風のキャラ設定が加わっております。
そちらご了承の上、著者と共に古事記沼にハマっていただければ幸いです。

小野寺 優(おのでら ゆう)
7月12日生まれ、東京都在住のWEBデザイナー。古事記が好きすぎて、2014年10月に古事記を現代的に口語訳したサイト『古事記を現代語訳っていうかラノベ風にしてみた』を立ち上げたところ、「わかり易くて面白い」との口コミが広まり、月間約50万VP(※)の人気サイトに。現在はTwitterやFacebookなどで古事記の豆知識を配信中。
※Googleアナリティクス 2017年1月データ

感想・レビュー・書評

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  • «角度を変えて考える、日本のはじまり»
    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    ギリシャ神話等、外国の神話は星座のお話や歴史の授業の中で少し耳にしたことがあったのに対し、古事記はお恥ずかしながらほとんど知らない状態で読み始めました。

    喜怒哀楽豊かでどこか人間味のある神様同士のやり取り、そして神様と人間のやり取りが微笑ましく、なによりライトノベルだからこそ、元の古事記よりもセリフや感情のニュアンスが分かりやすかったです。
    また、国土や身近な自然についても色々なものがそれぞれユニークな方法で誕生していて、「確かにそう考えることもできるかも!」と思わず納得してしまうようなエピソードがいくつも見られたのも面白かったです。

    特に印象に残っているのは、天照大神と天岩戸のお話。
    天岩戸の前で楽しそうに騒ぐ神様達の賑やかで楽しそうな様子や、天照大神を気遣う温かい気持ちが伝わってきて、私の心もほわりと温かくなりました。




  • とても読みやすくて、神様たちにも愛情がわいてしまうくらい魅力的に書かれていて、スッと古事記の内容が入ってきます。
    人間味があるような神様たちがなんだか身近な存在に感じられます。

  • 日本神話気になるけど絶対読み切れねえ…って思っていたのでとても助かった。カムムスビが原作でどういう扱いなのか気になって仕方がないのでいつか真面目な方の古事記にもチャレンジしたい。

  • 想像していたより10倍面白かった。これは推せる!

  • 普通に面白かった。
    ラノベとしても古事記としても、面白かったと思う。人物関係図も分かりやすくて、お話がよく入ってきた。

  • ライトノベル向きなのかもね~1天地開闢2黄泉の国3三貴神の誕生4天岩屋戸5八岐大蛇6因幡の白兎7根の堅州国8八千矛神9国譲り10天孫降臨11山幸彦と海幸彦~4年後と5年後に続編が出てる

  • ラノベでぶっ飛んでる表現もあるが、大変わかりやすい。神様の名前がカタカナで困惑するが家系図があるので確認できる。

  • 背ラベル:913.2-コ

  • すごく読みやすい。名前が変わったりキャラぶれしがちな神様も繋がりがわかりやすい。やはり山幸彦が竜宮城的なところに行って瓶底に玉をブェして貼りつかせるのラノベ調にしてもわけわからなくて草 ドヤるな

  • 2022.08.10

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