幼女戦記 8 In omnia paratus

制作 : 篠月しのぶ 
  • KADOKAWA
3.72
  • (5)
  • (8)
  • (12)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 119
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047346550

作品紹介・あらすじ

連邦資源地帯への大規模攻勢作戦『アンドロメダ』。
無謀を説いていたゼートゥーア中将は
参謀本部から東部への『栄転』に至る。

先細った連絡線、破たん寸前の兵站網、極めて長大な側面の曝露。
要するに、誰もがオムツの用意を忘れているのだ。
かくして、ゼートゥーア中将はレルゲン戦闘団へ特命を下す。

指揮官たるターニャに命じられるのは退却の許されない籠城戦。
勝たねばならない。

人材、食糧、砲弾、すべてが不足すれども
勝利依存症の帝国は戦争を止められない。
苦しかろうとも、続けるしかない。
足りない火力は血と覚悟で埋めるのみ。
さぁ、起こりうるすべてに備えよう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • アンドロメダ戦線の裏で東部で頑張るターニャさん。
    コミーに囲まれつつ助けが来るのを待っていたら、恐るべきゼートゥーア閣下が囮になってくれる末期状態。
    ずっと末期な気もするけど。

  • いやー、相変わらず面白いね。ターニャ戦闘団(レルゲン戦闘団)は健闘しているものの、帝国軍全体としては兵站がおぼつかず継戦能力も限界。一方で、本国の世論が強硬で敵の死体を求める民衆。板挟みになった帝国軍の活路を開くため、ゼートゥーアは帝都で政争に打って出る覚悟を決め、ターニャも巻き込まれることに。次巻ではリアルな戦闘ではなく政争が描かれそう。

  •  ここ数巻では一番動き出す兆しが見えてきたんじゃないだろうか。今回はゼートゥーアが、かなりクローズアップされていて意外性があってよかった。指揮官前進がワクワクするのは何を読んでも変わらないな。かなり危なげのある作戦だったが、今までの作戦だって成功するかどうかは怪しいものばかりだった。いつか転ぶのか。一応はラノベなのでそういうこともなく進むのかは、読めはしないが、帝国がどうなるのか史実のドイツと同じように戦争に負けて賠償を払う羽目になるのかはまだ分からない。次からは、ゼートゥーアが政府に対して何をやるのか楽しみだ。
     メアリーは相変わらずの独断専行で13人もドレイクの部下を死なせた。いい加減何かしらの罰がないと敵側がどうしようもなさすぎる。読者の敵愾心が連邦と連合王国ばかりに向くのはどうかと思う。一応ライバルキャラにするつもりなのか? 神に啓示を受けた者同士で戦わせるのだろうけど、応援はターニャ側が大多数だろう。それとメアリーが周りの軍人からどう思われているのかが分からない。まず間違いなく疎まれていると思うのでその辺りもちゃんと書いて欲しい。
     幼女戦記をここまで読んできて思うのは、情報が多いだけで人物描写はやはりラノベらしい。表面的な情報と専門用語でストーリーを進めるのは、戦略ゲームを見ているみたいだ。戦争という重いテーマを、分かりやすいキャラクターで書くのは読み手の脳には負荷を与えずにいいのかもしれない。それじゃなければ漫画化やアニメ化はしなかっただろう。

  • 泥沼の東部戦線における反抗作戦。相変わらず面白さ。

  • 第一次二次大戦時のヨーロッパ的異世界へ「幼女」として転生させられちまった元エリートビジネスマンの物語、その第8弾。

    まさに「恐るべしゼートゥーア」に始まって終わる8巻でした。「有能なお偉いさん」が「現場」に来るとどうなるのか? 「指揮官先頭」なんて近代戦でやるもんじゃないとは思いつつも、それをやってのけてしまう将軍が痛快でした。
    しかし、いくら局地戦を有利に運ぼうと所詮は局地的勝利しかものにできないわけで。戦術面で勝利しても戦略面でボロ負けしている現状は覆せないわけで。

    もうどうしようもなくこのままズルズルと負け戦に向かっていくのかと思いきや、最後の最後で思いがけない展開になりましたね。

    果たして、ターニャは戦術面だけではなく戦略面においても、その力を発揮することができるのか。次巻も目が離せません。
    そういや、晴れての後方勤務ですねターニャ。おめでとうおめでとう(棒)

  • 泥沼の東部戦線。そこへゼートゥーア中将が左遷されて来る。ターニャにとって、さらに最悪の日々が始まった・・・。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

小説家。『幼女戦記』(エンターブレイン)にてデビュー。
Twitterアカウント @sonzaix

「2017年 『約束の国 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

幼女戦記 8 In omnia paratusのその他の作品

幼女戦記 8 In omnia paratus (前編) Audible版 幼女戦記 8 In omnia paratus (前編) カルロ・ゼン
幼女戦記 8 In omnia paratus Kindle版 幼女戦記 8 In omnia paratus カルロ・ゼン

カルロ・ゼンの作品

幼女戦記 8 In omnia paratusを本棚に登録しているひと

ツイートする