悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される 4 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047347991

作品紹介・あらすじ

隣国の王太子アクアスティードの妻として溺愛される悪役令嬢・ティアラローズ。ひょんなことからゲームの「隠しステージ」があることを知り、内緒で探索に行くことに。そこで出会った怪しい男――レヴィはティアラローズが“悪役令嬢”であることを知っていた! もしかして同じ転生者なの? しかも彼が仕える公爵令嬢はアクアスティードの元婚約者のようで……?

感想・レビュー・書評

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  • 本当に意味がわからないシリーズになってきた。妖精王の指輪を手に入れることがテーマなのか、新たなる転生者についてなのか。どのテーマも中途半端に終わっていて、ティアラが記憶を失ってアカリを含めたゲームヒロインでお茶会とか無駄にページを使っている。続編の悪役令嬢だというオリヴィアは前世の記憶があってアイシラに意地の悪い態度を取っているのなら、本人の性格の問題だろう。そもそもオリヴィアは根はオタクなのか、アカリに輪をかけて品がない。執事のレヴィも問題が多すぎる。アクアはやたらにティアラにキスしたりしていて気持ちが悪い。

  • 今回は隠しステージ、妖精王の指輪を求めてお城を抜け出し挙句に眠り続けたり記憶喪失になったティアラローズ。アクアは振り回されて不機嫌になったり心配したり。記憶喪失があったから曖昧になったけど、ティアラにはちゃんと怒ったのか?自分達だけの問題じゃないんだから。新キャラの悪役令嬢と執事、身勝手過ぎる。今回キースの指輪が出て来なかったけど、次巻以降出てくるのかしら。

  • 続編の悪役令嬢が登場。悪役令嬢、といいつつも、彼女も転生者。悪役令嬢っぽく振る舞うことがあまりできず、推しの近くにいるよりも眺めていたい派だからとアクアスティードとの婚約を早々に破棄し、ゲームのイベント舞台の聖地巡礼に励むという、なんとも濃いキャラ。初代ヒロインのアカリとセットになるとなんともテンションが高く賑やかに。指輪のくだりは、そんなあっさりで良いのか、という感じもなくはなかったけど、他が賑やかだったからちょうどよかったのかもしれない。今回、空の妖精王クレイルは割と登場するが、森の妖精王キースは出番少なめ。

  • 何があっても離れないだろう。という安心感があるティアラとアクア。ティアラのまっすぐな「好き」という気持ちも、アクアの溺愛っぷりも見ていて、幸せな気分になってくる。ティアラのピンチでどうなるかとは思ったけれど、アクアのぶれない感じが嬉しかった。まだまだ「隠し設定」のありそうな乙女ゲームの世界。今後、何が起こるのか楽しみ。

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著者プロフィール

なろう出身作家。ビーズログ文庫『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される』、MFブックス『完全回避ヒーラーの軌跡』等既刊多数。

「2023年 『回復職の悪役令嬢 エピソード3 ユニーク職業〈聖女〉クエスト・上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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