令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活 (ビーズログ文庫)

著者 : 江本マシメサ

• KADOKAWA (2017年9月15日発売)

作品紹介・あらすじ

田舎貴族のエリザベスは、王都を散策中突然美形の男に連れ去られた。
彼の妹――公爵令嬢エリザベスと間違われて。
聞けば妹とは姿がそっくりで、名前まで一緒だという。
駆け落ちした妹の身代わりをしてほしい、と腹黒そうな兄シルヴェスターに頼みこまれたエリザベスは、困窮する実家の援助をしてもらう代わりに、堅物な婚約者ユーインとの婚約パーティーに臨むが!?

感想・レビュー・書評

[かおり@iRoakgさんの感想 · 2021年5月6日]

#ライトノベル #令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活
コミックが面白かったので、原作小説も購入。主人公エリザベスが公爵令嬢の身代わりをする……んだけど、誰とくっつくラブストーリーなの？！

[chocochip150さんの感想 · 2020年11月15日]

王都散策中に公爵家嫡男のシルヴェスター(※イケメン)に妹と間違われ連れ去られたエリザベス。困窮する実家の援助をしてもらう代わりに、自分と姿がそっくりの駆け落ちしたその妹の身代わりをすることになり、婚約者に会ったり、言いがかりをつけられたり、王宮に働きに行くようになったり、婚約者に身代わりがバレたり、誘拐されたりする。エリザベスの性格はすごくきついのに、自分にも厳しいからかあまり嫌な感じはしなかった。身代わりを求めてきたシルヴェスターと、身代わりがバレた婚約者ユーインとの話がもうちょっと知りたいのになというタイミングで物語が終わったので、続きがあるなら読みたい。

[海さんの感想 · 2018年12月22日]

理性的でかつ勝気なエリザベスが可愛い。
バランスの良い三角関係ですが、腹黒い大人になってる兄が良い味出してます。
何も結着ついてないけど楽しく読めました。

[永杜さんの感想 · 2018年11月28日]

人違いで連れてこられた主人公は、誘拐犯にお願いされ
正当な取引と共に、彼の妹を演じる事に。

聞いていると、ものすごく性格が違うようで。
兄が修道院に放り込む、というのだから大丈夫かと思えば
色々明かされてくる現実に…できるの？　と。
こういうプライドは高いけれど負けず嫌いで
頑張る主人公は好きです。
が…本当にいたら同棲受けがきつそうです。

半年ゆっくりするつもりが、なんだかんだで
色々になってます。
働きに行った先も、本人が楽しいとはいえ
交流関係広がってますし。
そしてあの嘘はどこまで使えるのか（笑）

妹の勘違い、誰が訂正してくれるんでしょう…。
もしやこのままいくと、妹さんは道具状態？？

[【静】さんの感想 · 2017年9月24日]

タイトルどおりのストーリーなんだけど、お決まりの様式美を踏襲しつつも上手い具合にベタを回避し、期待以上に面白かった。１巻で終るのかと思っていたら、これ続くんだよね？本物のエリザベスの行方とか未回収の部分もあるし、婚約者ユーインにも本物エリザベスにも幸せになってもらいたい。これ切りだったら許すまじ！

著者プロフィール

長崎県出身。2012年9月から執筆を開始し、WEBにて発表。2015年8月「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」（宝島社）でデビューに至る。

「2019年 『薬草園で喫茶店を開きます！』 で使われていた紹介文から引用しています。」