- Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047348295
作品紹介・あらすじ
4ヵ月の充電期間を終えて、連載再開した『乙嫁語り』! 第10巻の前半はカルルクが"男"になるべく修業をする"男修業"編。アミルの兄が暮らす冬の野営地へ行き、アゼル・ジョルク・バイマトの3人から鷹狩りを学びます。後半はアンカラへの旅を続けるスミスへ視点が移り、案内人アリとともに旅の様子が描かれていきます。お楽しみに!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
来てしまった。スミスさんとタラスさんの話、再び。離ればなれで慕い続けてほしかったような、再会がかなって喜ばしいような。迷うね。
そちらの展開は次巻として、この巻ではカルルクくんがアゼルさんとこの三人衆の世話になって武者修行に励むのが、普通に良い話持ってきたなと思う。例の一悶着を越えた後の互いの関係性とか、少年が持つ少年らしい自負心とか。快晴の雪原の風景というのもなにか美しさの伝わるような画だった。 -
頑張るカルルク、イヌワシたち、狼の横顔。
眼福でした。
鳥は空を飛んで生きるもの。
馬は野にいるもの。
狼は狼。
揺らがないアミルも、とても美しいです。
そして、まさかのタラスさん。
良かったねえ…(T-T) -
ストーリーも広大だけど
絵が絵がすごい!相変わらずの描き込みで
どれほどの時間が費やされているのかと思うと胸が痛くなる
でも待っていましたよー10巻
あまりというか全く知識のない中央アジア
時代はほんの少し前なのに 遠い存在だった
それを身近に感じさせてくれてありがとうです
なんか不穏な匂いが漂ってきます
どうか無事で
カルルクもスミスもひ弱そうに見えて強いなあ
すてきです
≪ 極寒の地にも覆うよ智恵と愛 ≫ -
ある因習、時代精神、または熱のような想いが軽々と人生を規定していくそれぞれの姿を描く第10巻でしたね。われわれと同じく近代的存在であり、読者と乙嫁世界を繋ぐ存在でもあるスミスが抱くなんともいえない感慨が、この巻の感想そのものだと思った。このところの乙嫁語りは姉妹妻やらパリヤさんの恋やらと躁状態だったような気がするのですが、渋かったです。
-
この物語の中には愛情/生活/文化/人生の全てが詰まっていて、新しいページをめくるほどに胸の内がじんわりと温まるような気持ちになれるんです。
中央アジアの過酷な生活環境ではあるけれど、大自然のたおやかな流れに逆らわずに自分達もその一部分として寄り添って助けあって生きていく姿に感動を覚えます。
家族も夫婦も相手を愛おしむ姿を見ていると何か心洗われる気持ちにさせられますね。
それでも19世紀はたくさんの戦争が起こって国が滅んだり生まれたりした時代でもありますのでこれからこの物語にも不幸な風が吹き荒れてしまうんではないかという気配が描かれているのは穏やかでは要られませんね(笑)
もうすでに11巻は出版されておりますので楽しみにしています。ホント素晴らしい物語です。 -
■書名
書名:乙嫁語り 10巻
著者:森 薫
■概要
4ヵ月の充電期間を終えて、連載再開した『乙嫁語り』!
第10巻の前半はカルルクが"男"になるべく修業をする"男修業"編。
アミルの兄が暮らす冬の野営地へ行き、アゼル・ジョルク・バイマトの3人から
鷹狩りを学びます。後半はアンカラへの旅を続けるスミスへ視点が移り、
案内人アリとともに旅の様子が描かれていきます。お楽しみに!
(amazon.co.jpより引用)
■感想
カルルクの修行編とスミスさん編です。
カルルクの男としての成長と、アミルさんの女性としての器。
やっぱり、アミルさんが一枚も二枚も上手って感じですね。
圧巻の器と愛情です。
スミスさん編。
タラスさんの元?旦那さんは、いい人すぎだろう。
ここだけは、かなりご都合主義だったかな~
でもまあ、この二人のお話だけはもやっとしてたかよかったです。スミスさん、お幸せに~
なんか、幸せな一冊だったな~
著者プロフィール
森薫の作品





