- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047348349
作品紹介・あらすじ
近代都市、山形を満喫するバードと伊藤。
しかし、伊藤のもとに、元雇い主・マリーズからの手紙が届く。
遥かなる蝦夷を目指す、ふたりの旅はどうなってしまうのか?
大人気・日本発見紀行、第4弾!
感想・レビュー・書評
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図書館に予約してから、ほぼ一年待ちで漸く順番が回ってきた。
イザベラ・バードが残した明治初期の日本の東北地方の風土記を元にした漫画の続編。
フィクションではあるが、当時の日本の北陸、東北地方の様子が細かいところまで調べられていると思う。
今回は、朝顔の変異種の話が出てくるのだが、以前読んだ東野圭吾の「夢幻花」を思い出した。
バードさんのガイド役を務める伊藤が窮地に追い込まれそう…続巻も予約したが、また一年待ちかしらねぇ。
急速に近代化が進む日本で、失われつつある文化の希少さを外国人の目線でよく捉えている。
2021.1.24詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鶴吉がマリーズに雇われた経緯から。
確かにマリーズは通訳として鶴吉を育ててくれたけど、人格者ではなかった。
ビジネスライクというか、割り切って接しないといけない人だったんだなと思います。
そういうのが合ってる人もいるだろうけど、鶴吉が求めていたのはバードみたいな人だったんだな、と分かったお話が良かったです。
バードがミルクを飲みたがって日本人に「お前の母ちゃん牛か」とバカにされるシーンは笑えたw
文化が違うんだなーと思いました。
鶴吉はバードと旅するのか、マリーズの脅迫に屈してしまうのか。
続きも気になります。
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1~4巻感想。日本の明治初頭の文化風俗とその闇がリアルに描かれおり、そこに客観性を持ちながらも好奇心溢れ表情がコロコロ変わるバードと、不愛想な通訳"イト"のコンビがよいエッセンスとなって物語に引き込まれていく。イトさんツンデレでリヴァイ似でいじりたいわ…ww こういうところに、いわゆる教育歴史マンガとは違うおもしろさがあるんだと思う。
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伊藤とプラントハンターのマリーズとの
確執が描かれる回想からスタート。
通訳としての能力が向上したのは
たしかにマリーズに雇われたおかげ。
でも、想いは汲み取ってもらえない(T . T)
バードさんとの対比があざやか。
いよいよ新潟から山形まで来た2人。
結構な強行軍のため
バードさんの腰痛が少し悪化してるので
心配ですねぇ…。
口寄せで今後の旅について
悪い預言をされてしまった伊藤。
さて、どうするか。 -
冒険家・イザベラ・バードが歩いた日本
伊藤の記憶・越後街道・山形・ファニーの憂さ晴らし編
通訳の伊藤の過去が少しずつ明らかに…
5巻へ続く! -
”園芸“という芸術文化は文明の質をはかるひとつの指標だ よろしければ接木・挿木・圧條あつきなど奇品に適した人工繁殖技術もお教えできマス 胃が4つあり反芻が出来る為餌の用意がいらず 車夫を捕縛して丁髷を切るつもりです この按摩は腕利きで 盲目の霊媒師(シャーマン)
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イトの過去が追いかけてくる。
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秋田県は知ってたけど
ええっ?山形も開けてたの? 東洋文庫の新しいやつ・・・ええっ?いやまぁ、はー。
毛t ごふっ 欧州系の、食へん植物の育種に関する蔑視と、プラントハンターの苦悩、に、さういふ秋津島の文化へイングリッシュ観光客のをばさんが興味を示すといふのは面白い。
てふか、背骨に関しては原作に忠実であったバードさんは、根性で行ってると。 -
購入して読み。
伊藤がだんだん可愛く見えてきた。
知識欲が旺盛で何でも知ろうとするバードさんと、勉強熱心な伊藤の相性はすごくいいんだろうなぁ。
朝顔の奇種、色々あるんだなあ。