妻は他人 だから夫婦は面白い

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 580
感想 : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047348967

作品紹介・あらすじ

28万人以上が共感(いいね)!!!!! 夫婦漫画の投稿でフォロワー急増!10万人突破!!

出会って8年、ケンカゼロ。
円満夫婦の“夫”が贈る結婚の極意!!!

SNSで話題をさらった夫婦漫画「イライラしている時の対処法」などに加え、
単行本でしか読めない作者夫婦の“馴れ初め”や“結婚のきっかけ”など
描き下ろし70ページ以上収録し、待望の書籍化。

SNSで支持される円満ノウハウがすべてつまった一冊!!

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の奥さんとの夫婦関係を中心に描かれた夫婦エッセイ。ネットで大人気のエッセイ漫画が本になったとのこと。

    淡々とひょうひょうと結婚生活をおくっている筆者。
    何故、そんなに波風立たずに夫婦生活をやっていけるかというと、タイトルにあるように「妻は他人」だと思い、相手に自分の要求を押し付けすぎず、節度を持って接しているから。
    ということ。

    私も、目指す姿として、同意見なのだが。。。
    なんだか、この漫画は乗り切れなかった。

    それは、私が筆者の主張と、自分の泥臭い生活を照らし合わせ「簡単にそんなことおっしゃいますが、できる?本当に?そんなスムーズな人間関係?」という気分になってしまうからなのだろう。

    例えれば、超モテモテのイケメンが、こちらが聞いてもいないモテる秘訣を「特に工夫はしてないけど、相手の立場にたって考えて上げられることかな。」とか、とうとうと語りだした。そんな気分。
    聞いてる側としては「そうなんでしょうけど、その主張自分に当てはめても同じようにモテないということ直観でわかるので、そっとしておいてもらえます?」といいたくなってしまう。

    多分、女性が自分の夫に求めるものとして読むと、筆者の主張は心地よい(ある意味現実的ではないからこそ、いいなーと思える)のだろうが、同性として、夫の立場として読むと、なんだかなーと思ってしまうんでしょうね。

    夫婦といっても人間関係な訳だし、どんなに節度を保とうとしても、関係が近すぎるからこそ、時に破綻し、時に余計なことをいって、些細なことで大ゲンカ。お互いの思い込みの感情や、虫の居所が悪いだけで、とってもわがままな状況に自分や相手がなってたりする
    のに気付かなかったり。

    そんな夫婦生活を送り、お互い疲れ果ててるんだから、そらこうなるわなと、半ばあきらめの境地になり、開き直り、日々をなんとかやり過ごしている。

    仕事をしている成人のストレスの上位1,2位は決まって人間関係だ。
    コミュニケーションする相手は変えられない、例えば、とても癖のある人がいて、それは本人ですら、その状況をどうにもできなかったりする。
    文学とか芸術であれば、そういう上手くいかない人間の業だとか、負の関係、を露わに表現することで、ある意味その状況を認めつつ、常識に風穴をあけ、新たな価値を見出すのだと思う。
    私はそういうものを読んだ方が救われる。
    それに、物語の場合、なんか色々事件が起こった方がハラハラしてエンターテイメントとしても楽しい。

    この漫画はゆったり、ふんにゃりしているような絵柄がなんか読みやすいのだが、内容は意外と理屈っぽく、青年の主張が割と濃く打ち出されていると思う。
    なので、その主張に少し疲れてしまう。
    そして、ギャグセンス(?)というのにも波長が合わなかった。
    気が抜けているようで、その実、結構頑固だからこそ、「お互いに他人の領域に入らないよう距離を保つ」=「自分の絶対に大切な領域には入ってもらいたくない」というようなスタンスにも感じた。

    人気の秘訣としては、絵柄とテーマが面白いんでしょうね。続けて読むよりはある一定の期間で1話をさっぱり読むというそもそもの形態Twitter?が、この内容にはやはり適している気がする。

  • メモ
    ------------------
    ・多くの女性は「結果」」よりも「プロセス」重視
    →「思いやりのすれ違い」に気をつける
    →「共感」してあげる、それこそ円満な夫婦関係

    ・共働きが当たり前の世の中
    →家事を「手伝う」という感覚は捨てる
    →「自分がやるべき生活動作」

    ・「些細な事」は人によって違う

    ・お互いの「異なる考え」を「尊重」しあえると楽しい
    →自分の考えはあくまで「自分用」
    .
    ------------------

    「結婚」をするのか、しないのか。はたまた出来ないのかw

    考えるには早すぎる、なんて良く友人にも言われたりしますが、

    結構先まで頭が回っちゃう性格なんです

    てな訳で「周りよりも早めに円満の秘訣を探ってしまおう」

    そんな理由で手に取った1冊

    著書のなかで特に強調されていた

    「異なる考えの尊重」という言葉が一番刺さりました

    「妻(夫)は自分の一部だ」と思っている人ほど、

    「衝突」は生まれます

    あくまで妻や夫は「他人」です。だからこそ、「100%」はあり得ない。

    正直、未だに「相性完璧!」なるパートナーの可能性は
    .
    夢見る学生である以上捨てきれませんが、、

    「尊重する事」においては誰に対しても差異はありませんよね

    近しい存在だからこそ、「他人」であることから「目を背けない」

    これが大事なのだなと思いました。

    少し寂しいという考え方よりも、

    「これが出来たら実は夫婦生活はもっと楽しい」

    の方が現実的だし正しいのかもしれないですね!!

    ※結婚できたらこの投稿見返そうw!!
    --

  • 2018.2.17
    Twitterで何度か見かけた漫画の人だ!と手に取った。
    サクッとした絵の雰囲気も好きだけど、この価値観がなんだか清々しくて素敵だなー。私は独身だし同棲も経験したことないけど、この価値観でパートナーと接するってなかなかないんじゃないかなあと。いい悪い反対賛成は別として。
    あくまで他人は他人、これってきっと家族以外の関係にも言えること。他人だから=全く関係ないとは違うくて。他人だから、だから面白いし新しい発見があるんだなあと。

    友人の話で、「手伝うっていう発想がなくない?」みたいなの、たしかに!笑ってなったし、子どもができないことがわかった人への周りの反応に対する話も好きでした。
    やる気をジップロックに入れる話も面白かった♪

    ご主人の提案に対する奥様の身軽さ、その時を楽しもうというあり方も、いいなあ。

  • あー!ツイッタで回ってきたの見ました。そうかこの人だったか…という。

    最近妻の機嫌が悪くて、家事手伝う?って聞いたら余計に機嫌が悪くなったんですが…って相談された話と、好きに生きることを責められる必要はない(超訳)という話のやつですね。
    前の話がとても好きなんですけど(相談してきた人が家事を当たり前にできるようになるために、手始めに料理教室に通い始めました、っていう超有限実行な人でかっこいいっていうオチがつく)。面白かったです。

    っていうかすごく夫婦の考え方というのかスタンスというのか、が、我が家に似てて、ある意味とても共感できるといいますか。
    そこから色々考えてたんですけど、要は夫氏が作者に似たタイプなんだろうな、という結論になりました。さすがに食事は毎回別々で、各自で作る、という境地にはないですが笑。
    タイトルになってる「妻は他人」の話があーなるほど、と。要は役割を強要しないってことなんですよね。割とどんな関係性にも当てはまることだと思うんですけど、自分はこの人の夫(妻)だから〇〇を強要する権利がある、と思わないことが円満の秘訣ですっていう話があって、それだ!ってなりました。
    たまの親は割と役割重視みたいなところがあって、その強要がすごいイラっとする時があるんですよね。まあ、自分が捻くれていて、こうして、ああしてっていうのが「するべき」という言い方になった瞬間に過剰反応してしまうところはあると思うんですけど。
    いずれにせよ、そういう強要がないから今生きやすいんだなー、と思ったのでした。なんか熱くなってしまいましたが笑。

    家族の話とかも出てるんですけど、お父さんとお母さんとかの関係性とかもいいんですよねー。そういう風でありたいと思いました。

    あーあと、友達から彼氏と喧嘩をしまして、という話を聞いた時に、相談相手が、「ケンカって些細なことから起こっちゃうのね…」というのに対して、相手は「些細なこと」と思ってないからケンカになったのでは、という返しが秀逸すぎて、膝を打ったのでした。わかるーってなりました笑。

    みんなが共感できるというわけでもないでしょうけど、家族間でも適切な距離感って大切だよなーと常々思っている身としてはとても面白かったです。

    長くてとりとめないけど感想終わり!

  • すごく素敵な夫婦!ふたりとも自然体で、あぁ、確かにこういう反応や態度をしていれば円満でいられるなぁ…としみじみ思った。我々もこのように自然体でいられたはずなのに、いつの間にやら、こういう素直な反応ができなくなっていたなぁと。
    夫婦だからって、自分の普通が相手にとっても普通であるわけないのに、なんとなく自分の価値観を正しいものとして押し付けてしまっているところがあったなと感じさせられた。
    夫婦は一緒に助け合って生きていく他人ですね。

  • 他人、という表現は確かに冷たい感じがするが、つまりは「勝手に期待しない」ということだと思う。

    具体的には勝手に期待して、その通りにならなくて怒って喧嘩、というパターン。

    何もしない=他人をベースに考えれば、何かしてくれた時はとてもプラスに感じられるし、そうでなくてもマイナスにならない。

    とても大事な考え方だと思う。

  • さわぐちけいすけさん節でした。妻を所有物かのように扱う方もいるこの世の中、妻は他人であり、特別な他人なのだから礼節を重んじ、互いに尊重し合うその関係性の描写がとても好きでした。

  • 冷酷非常なタイトルとはうらはらに、なんだかホンワカとした温かさが漂うコミックエッセイです。

    なんで分かってくれないんだろ
    なんで怒ってるんだろ

    そんなふうに思うことの多い人は、ぜひ読んでみてほしい一冊です。

  • さらっと読める!
    作者の考え方がすらすら入ってくる!
    ふふって笑えるところもある。
    素敵な夫婦

  • 喧嘩の絶えない夫婦、DVが日常化している夫婦、表面的にはそんなことは起きていないがどちらかがいつも我慢している夫婦…、夫婦の関係は、外からはまったく分からない。友人たちの夫婦関係を聞いてみるだけで、百人百様の関係があることに気づく。トラブルや不満がある夫婦たちに共通しているのは、妻なのだから、夫なのだから、分かってくれて当然だという、自己中心的な考えだと思う。夫婦だから阿吽で分かるはずという甘えがある。本書の著者、さわぐちけいすけは「妻は他人」と言い切ることからスタートする。他人だから、ちゃんと自分の思ってることを伝え、理解してもらわねばならない。協力して欲しければ、その旨も伝えて、納得してもらわなければならない。そこまでやるからこそ、夫婦はうまくいく。うまくいっている夫婦はみんなそうしている。この本は妻だけに絞っていたが、親も、子供も同じ。親は他人、子供も他人、上司は他人、部下は他人、みたいな本もぜひ書いて欲しい。みんな、他人に期待しすぎ。期待する前に自分が変わろう。

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著者プロフィール

ツイッターフォロワー数、約21万人!KADOKAWAさんより出版されたデビュー作『妻は他人』は3作連続重版で7万部突破!!

「2019年 『僕たちはもう帰りたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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