払暁 男装魔術師と金の騎士

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 40
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047349117

作品紹介・あらすじ

「賭(かけ)でもするか? ――私が生きていたら、私のために生きて私のために死ね」
高校生のときに召還されて、望まぬまま異世界で魔術師となった遥(はるか)。戦場で自ら死を望んだ騎士をしかり飛ばし、自分の命を削って治癒魔法を施し倒れる。目覚めた遥を訪れたのは、戦場で助けた美貌の騎士だった。騎士は遥が賭に勝利した証と言い、強引に主従の契約を結んでくるが……!?

感想・レビュー・書評

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  • ネットでお気に入りだった作品なので、書籍化されたので買いました。まぁ、このレーベルなのて値段が高い気もするんですけどね。最初は文庫で出してくれないから…。

    主人公は男装魔術師…ということなのですが、魔術で姿形を変えることを果たして男装と言えるのかどうか…。変化してしまっているので、うっかり裸を見られて男装がばれる、というわけではないですしねぇ。

    異世界トリップや召喚ものが流行りまくっている昨今の作品の数々の中、この主人公が大好きです。チートでもなく、うっかり天然でもなく、天真爛漫でもなく、ドジッ子属性でもないのがまずいい。グルグルと考えこみ、八つ当たりもし、見る人によっては内向的すぎるとか鬱々としているのが苦手と思う方もいるかもしれないけれど、これぐらいの方が人間味があると思います。

    女子高生の時に召喚されてしまったのだけれど、聡明で考えが深く、丁寧な口調と物腰。現代だったらそんな女子高生は変に浮いてしまうけど、召喚されて6年、必要にかられて身につけた言動がいい。
    とは言え、未熟な部分もあるから、経験豊富な傭兵や、社交界の華には女性であることがばれてしまうわけです。が、それ以外の男共ときたら、ポンコツばっかり!
    グラハムなんて、自分こそがリカルドの近くにいるという独占欲からハルカに八つ当たりするとか、みっともない嫉妬まるだし。ウザい。

    ストーリー的には盛り上がってる途中でもない微妙なところで終わっています。ネットで読んでいなくてこの書籍から読んだ人は、「後半どうなるんだろう?」と興味を持てないかもしれない終わり方だったのは残念。

  • 男装もの探してたら見つけたので購入。
    いきなり戦闘中最前線、異世界から召喚されて6年だ。という感じで始まる。堅い文章で進みキャラの背景性格も最小限でした。起承転結でいえば承いったか行かないかで続いてしまったのでこの一冊だけではどうにも判断つかず。1200円でこれだと怒る人いっぱいいるだろうな…序章しかないやん!ってw

  • よそよそしく無い程度の言葉遣いの丁寧さ、ストーリーのシリアスさ加減が好きです。リカルドのハルカに対する忠誠心は、むしろ依存?ハイスペック男子だから嬉しいけど、ただの貧乏不細工だったらどうだ?や、そしたら物語にならないかw。

  • ネットで読んでいるときはどちらかというと地味なストーリーという印象でしたが、紹介文でビックリ「そういえば男装の魔法使いと額ずく金髪美形の騎士」派手じゃん、でした。
    内面に視点を当てていたりでウッカリしてました。

    途中の休眠を経て最近完結しましたが、ネットとは違う展開を期待できるようなので今後にも期待大。

  • なんと!続きものでしたー。途中から、これ1冊で終わるの?と思いつつ、気がつけばラスト。終わってねー。なんてこったい!なんてこったいといえば、帯だったかな、そこに書かれてたセリフ、表紙の二人の言葉でしたが逆で読んでました(笑)本文読みながら、あれ?逆なの?ねぇ、逆だったの?ってなったよ。騎士の命を助け、生きる意味を示唆してくれた魔術師を彼が真っ直ぐに慕ってくるのだけど、中身は見かけを変えて少年になってる24歳女性だからね。美貌の騎士がワンコさながら慕ってきたら心揺れるわ。周りもなかなかいいキャラ揃い。

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