勿論、慰謝料請求いたします! 2 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.09
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本棚登録 : 68
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047352902

作品紹介・あらすじ

王子殿下の力も借り、無事婚約破棄(莫大な慰謝料つき☆)した伯爵令嬢の私、ユリアス。
そんな私を悪役令嬢ではなく“キズモノ”と呼ぶ人もいるけれど、これも新たな商機と意気揚々としていた……のに!
王妃様のお茶会で、なぜか隣国の王子やお姫様達に絡まれた挙句、私を誘拐する輩まで現われて!?
いいでしょう! まるっと慰謝料いただきます!!

感想・レビュー・書評

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  • 一文が短いので合間にサラッと読めます。

    漫画を読んで先に展開を知っていた( 途中まで )のもありますし、流行りの悪役令嬢( ? )物にはお約束の展開かな。
    ただ2巻目で綺麗に纏まっていて、とっても急展開!
    お兄様が恋に落ちるのが一目惚れ並の速さなのですが、一目惚れではないという。お兄様が今後のことを決めるのも光の速さ。早すぎて驚いた…( ゚д゚)

    ユリアスも伏線はあったものの、急に自覚してそこからの展開が早すぎて婚約の話について行けませんでした。
    隣国の王子様も妹君がしたことはプロポーズよりも先に謝って欲しかった…。
    そこら辺がなんとなく消化不良気味です。

    でもやっぱり女の子が強いのいいな〜!
    仲間が傷つけられたら怒るし、好きな人には割とデレデレだし、商才もあるし…1人でも立派に生きていけるところが1巻目に引き続き好感度高かったです。
    お金儲けが大好きで人間関係を損得で考えることもあるヒロインが、無条件でそばにいたい大切な人が出来たのは嬉しかったです( *´꒳`*)

  • 隣国の王族は中華風だが、先に表紙イラストで見ているからわかるのであって、文章では一切描写がないのはいかがなものか。(名前はジュファ→菊花、ランファ→蘭花など中国語からつけているようだが、カタカナ表記だから中華風とはわからない)

    前巻で断罪されたライバルの再登場は高く評価したい。なぜなら「主人公の父親は娘に甘いし兄はシスコン、王子はヘタレ、使用人や従業員は拾ってもらった恩があり、学園の生徒からはクールで近寄り難く思われ、友達関係は脅迫まがいなことをして作ったもの」なので、《主人公に強く意見できる人がいない》から。主人公を取り巻く環境がぬるま湯すぎる。
    したたかなライバルなら腹黒の主人公に張り合えるし、恋愛経験皆無な主人公にアドバイスもできる。庶民育ちなので、読者の感覚に一番近い。何よりも主人公の《ちゃんとした》友達になれそうで、今後の活躍に期待。ライバルの活躍は「イラストがかわいいから」が理由だそうなので、イラストレーターの力量に拍手。

  • ユリアスとルドニーク王子の婚約まで進行。
    恋愛音痴っぽいユリアスにしてはトントン拍子で遠回りしなくて良かった。
    ルドニーク王子のライバルに隣国のジュフア王子とか、元海賊のバハル船長とか登場。

    番外編
    『友人の婚約者』ジュフア目線
    『従業員養成施設』マイガー目線
    『新しい婚約』オルガ店長目線
    『予言者』マチルダ目線

  • 自分はキズモノだと言い切るユリアス。婚約破棄されたから、確かに正しいのかもしれないけど、その言葉のイメージとはかけ離れていて楽しい。ユリアスも全く堪えていなさそうだし、周りの人もそんな風に思っていないから余計に。恋愛のことになると鈍感なユリアスに振り回されるルドニークだけど、少しずつ2人の関係が変わっていくのは嬉しくなった。ユリアスがお金儲け以外のことを考えるのもちょっと見てみたい。

  • 1巻はそれなりに面白かった気がするが、2巻は正直に言って驚くほど面白くなかった……。

    どこかでみたなコレ的なデジャヴ感じるよくある展開のオンパレードに、同じことの繰り返し。恋愛部分は、ヒロインとヒーローがほぼ言葉で終了しているのに対し、ヒロインの兄と彼女が脳内お花畑ばかっぷるとしていちゃいちゃしてるのを対比させるように描写しているが、どちらも薄っぺらくトキメキも面白みもない。
    新キャラにもまったく魅力を感じず、ヒロインとヒーローがくっつく為の当て馬として登場させられただけというのがわかる薄さだった。
    文章もなんだか稚拙になった印象で、「校正したのだろうか?」と思う文章やミスが目についた。

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