- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047356245
作品紹介・あらすじ
ある日突然子供の姿になってしまった青年・昴と、その恋人・澪の同棲物語。
昴の秘密を守るため、人目を避け隠れて暮らしていた昴と澪。
昴が野球を始めたことをきっかけに、徐々に外の人とつながっていく。
そんなふたりの前に、昴を探す女性が現れて――。
ふたりと周囲の人の関わりを描く第三巻。
そして、最後に明らかになる事実とは。
感想・レビュー・書評
-
昴と澪のことを理解して支えてくれる人も現れ、
お互いへの想いはさらにしっかりしたものになって、
ふたりでのこれからに少し持てた希望。
でも、さらに過酷な事実が明らかに…。
うわー、ちょっと「こうかな?」と思ったけれど、
想像の上を行く厳しさが待っていました(´;ω;`)。
きっと幸せな未来が訪れてくれることを
祈らずにはいられませんよこれは。
それにしても、過去と現在の新事実の出し方とか、
甘さ優しさと過酷さでの揺るがし具合とか、
何とも絶妙なストーリー展開…ますます目が離せません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
僕は女性が好きですし、読んでいて羨ましいと感じますから、こういう異性との関係性を、ずっと憧れていたかもしれません…いい歳した独身のおっさんですから、こんなことを言ってもただただ気持ち悪いだけでした(苦笑)
辛い境遇の話ですけど、その境遇にまっすぐ向き合って、それに負けない態度を見せてもらえるので、不思議と元気をもらった気がします。 -
"「お父さんにもう一度 記事の事聞けないんでしょうか」
「だめね 絶対に話さない 父のあの様子じゃ
昔の事を話したがらない時と同じ」
「昔の事…」
「再婚する前のことですから
話したがらないのも無理ないのだけど
他の事は何でも話すのに おかしいのよね」"[p.135]
まさかの事実が明らかになっての終わり。
どんな展開をして行くのか予想がつかなくて面白い。
ホームでの電車が差し迫ってくる中で、環さんの言葉に引っかかりを感じて自身の行動を決めかねてるシーンとか上手いなぁ……。