偽史山人伝 (ビームコミックス)

  • KADOKAWA (2019年8月10日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ) / ISBN・EAN: 9784047357402

作品紹介・あらすじ

ヒトの形をした動物に関する歴史の話。
水たまりの中の自分と顔を交換した人の話。
ゴミ川の中のフラスコの中の人魚の話。
現代の路上にいる神の話。

ウェブで話題のSF作品群に描き下ろしを加え、待望の単行本化。


●収録作品
『偽史山人伝』
『日曜は水の町に』
『人魚川の点景』
『人間のように立つ』
『姉の顔の猫』
『現代路上神話』
『存在集』(描き下ろし)


●詩野うら作品既刊
『有害無罪玩具』(好評発売中)

みんなの感想まとめ

独特の世界観と哲学的な深みを持つ作品群が展開されており、現実と幻想が交錯する魅力的なストーリーが詰まっています。SFという枠に収まらない文芸的な要素が強く、ライトファンタジーとも言える不思議なお伽話が...

感想・レビュー・書評

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  • ジャケ買いには自信があるのですが、、、どうだろう?

    チラシのウラ漫画
    http://tirasimanga.web.fc2.com/TUM/TUM.html

    偽史山人伝 詩野うら:コミック | KADOKAWA
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000620/

  • こういうジャンル、なんていうんだろう?
    本の紹介文にはSFって書いてあるけど、「サイエンス」フィクションってのがどうもしっくりこない。科学というより文芸的な匂いがする。
    「ちょめ」や「panpanya」好きと言ったら紹介された作家で、ライトファンタジーっていうのが正しいのかどうか、ひょっとしたら現実にあるんじゃないかというお伽話チックな作品群。
    はっきり言って絵も内容もクセ強よなので、おすすめしづらいが、たとえばちょっと残酷めな昔話がイケるなら、この世界をのぞいてみてもいいかも。とっつきにくさの反面、妙なリアルさと哲学的な奥深さはなかなかに味わい深い。
    そこまで勇気がない方は先ほどあげた「室外機室(ちょめ)」や「動物たち(panpanya)」あたりがオススメ。
    ちなみにこの作者のもう一冊「有罪無害玩具」もほぼ同じテイストなので、どちらから読んでもいいし、気に入ったら二冊とも読んだらいいと思う。

  • 余人を以って代えがたい詩野うら(チラシのウラ)氏 傑作2作目。こういう漫画、この人以外で一冊も読んだことがない。なんて美しい八百万の神の描写だろうという話もあるけれど、殆どは「こんな事考えたこともない」というものばかり。本当に凄い。

  • 唯一無二の感性で紡がれる、物語というよりはアイディアや言葉の面白さを実験的に図画化してみたという感じの本。細部に空想とは思えない異様なリアリティがある。柳田国男の山人を題材にとった主題の話が特に面白かった。

  • もしかして、これ実在するんじゃないかと思ってしまうような話がちらほら。読んでて不思議な感覚になる。また、論文のような形式、漫画としてのコマの使い方が独特で新鮮な気持ちになった。
    絵柄が可愛さとグロさが混在していて、個人的にとても好きなタッチだった。

  •  明らかに非現実的な内容であるのに、日常からそう離れていないところではこの様な世界が広がっているのではと思わされてしまう、不思議と惹きつけられる魅力があります。(或いは私がそう感じているだけなのかもしれません)

     ふと過去を振り返ると、自分の同級生にも穴の空いた人がいたり地元で人魚の放流を行っていた様な気になりました。

  • どうも新書を読んでいる気分になる。
    テーマはとても面白いと思うが、漫画である必要性を感じなかった。

  • 想像できない物語が読める。それが心地よいかどうかは別にして。

  • 読了。絵が良さそうで買った。難しい話だった。

  • モキュメンタリーっぽく、注釈やあとがきでふんだんに本物っぽく仕上げてる。いやあ本当に歴史に消された事実と誤認しかねない筆力。

  • "猫というものは死者の顔を盗み自分の顔にする
    これは生物学的には擬態のようなもので
    哺乳類ならばどの種もできることだ
    ただ猫はそれに長けていて 死者の肉を食わずともその顔を自分のものにできる
    (おそらくこの猫は病室の近くにいたのだ)"[p.102_姉の顔の猫]

    「日曜は水の町に」
    「人魚川の天景」
    「人間のように立つ」
    「姉の顔の猫」
    「現代路上神話」
    「偽史山人伝」
    「存在集」
     Chapter1 蝶の魂
     Chapter2 羽虫の瓶詰め
     Chapter3 風の風体
     Chapter4 猫の脱皮
     Chapter5 烏の声
     Chapter6 鵺の剥製
     Chapter7 記憶の犬
     Chapter8 おぼろ通り
     Chapter9 ゆめくさ

    2巻目。
    姉の顔の猫はホラーかと最初は思ったけど、読み終えるとなんだかほっこりするものだったなぁと思ったことを思い出した。

  • 短編集。どれもおもしろく読めたけど、正直、後書きの文章が一番うまい。着想の面白さがすべてでページめくらす力よりかは漫画としての読み難さが勝ってもどかしく、『有害無罪玩具』に入れられなかったボツネタ集って感じも少し。
    注釈の文章のぎこちなさとかありえない写植位置とか、全体的に編集の粗も目立つ。
    次の単行本がどうなるか楽しみ。

  • 体に穴があいてるひとのはなし単行本で読みたかったのでよかった。完璧な叙情。

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