31番目のお妃様 5 (ビーズログ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047360426

作品紹介・あらすじ

王妃まであと一歩の31番目妃フェリア。
ついにお待ちかねの女性騎士試験がスタート! 
しかし受験者の中に王マクロンの昔馴染み・エルネがおり、彼女が原因で騎士隊長ビンズがまさかの解任。
さらにはマクロンとエルネが内緒で会っているところをフェリアは目撃してしまい……!?
大荒れ模様の後宮で巻き起こる明快&壮快! 成り上がり邁進劇!!

感想・レビュー・書評

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  • マクロンの子供時代つるんでたエルネ(女性)が出てくるわ、ガロンは行方不明になるわ、今回も問題が盛りだくさん!
    しかもマクロンには他にも血族がいただと!?

    ラストはハッピーエンドでめでたしかな。

  •  読了。
     前巻がイマイチ腑に落ちないなぁと思っていたら、今巻でスッキリ解決した。

    推しのビンズ解任でどうやって戻らせるのとヒヤヒヤ。
    エルネからハンカチを受け取った時の修羅場最高。
    双子の弟ジルハンが今後どういう活躍をするのか楽しみ。

     っていうか未だ結婚してない。伸ばすねぇ。
    (220209)

  • 王妃までもう少しのところまで来ているフェリア。和やかでフレンドリーに見えるフェリアだけど、エルネへの態度で、自分の立場やすべきことをちゃんと理解しているというのが伝わってくる巻だった。エルネの考えなしな言動には、ハラハラしたりイライラしたりしてしまったけれど。
    あまり会えないことですれ違うこともあるフェリアとマクロンだけど、2人が結婚に向けて頑張っているのは間違いないから、何があっても楽しく幸せな未来が待っていそう。

  • 前巻がいまいちスッキリしないと思っていたら、続いてた。事実のロジックは少し分かりにくかったけど、負の遺産的な、過去の隠された悲劇をもたらした習わしみたいなものがなくなっていくんだろうなということが感じられる幕引き。時系列の入れ替わりが多いが、それでも周囲に吐露できない王マクロンや、妃フェリアの苦悩や葛藤がその分伝わってくる。痛みを抱えつつも、それを表に出さずに規格外さを振りまくフェリアの逞しさが際立つ。しきたりに縛られずにフェリアとマクロンが一緒に過ごせるまでにはまだ少し時間がかかりそうだけど(笑)

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